ボードゲーム『コルト・エクスプレス』 - 2016.09.24 Sat
しかし、遊びが好きなのはなにも子供に限らないのですよね。
大人や、それこそ動物だってたくさん遊びをします。
犬や猫などの動物も、大人よりもやはり子猫、子犬のときの方がよく遊びますね。
遊びには、たくさんの学びが入っています。
達成感、想像、創造、集中、他者との関わり、仲間意識、勝ち負け、修練と上達、積み重ね、計算、表現、成功と失敗、秘密、好奇心、楽しさ、悔しさ、などなど。
これらが、「おもしろい」という文脈の中で散りばめられて、いつの間にか経験となり学びとなっていきます。
遊びから子供が学ぶものは非常に多いわけですね。
さて、そんな前振りとは大して関係ありませんが、最近我が家で盛り上がっているボードゲームの紹介です。
列車強盗をするゲームです。
これはちょっと難しいので乳幼児向けではありません。
対象年齢は10歳からとなっていますが、我が家ではちょっとルールを改変して1年生の娘でも一緒に楽しむことができています。
ゲーム自体の詳細は、ボードゲーム好きの人たちの質の高いレビューが検索すれば出てきますので、僕はルールのどこを変えたかだけお伝えしておきます。
本来は計画フェイズで、あらかじめ周りのプレイヤーの動きを予測してカードを出して、実行フェイズにそれを順にめくって行動していくのですが、それだと先読みする力がいるので難易度がとても上がってしまいます。
そのため、うちでは計画フェイズをまったくなくして、手札からその場その場で好きなカードを出すというやり方にしています。
これだと一年生の娘でも楽しめています。
ちなみに、これは2015年のドイツのボードゲーム大賞をとった作品です。
ドイツは木のおもちゃでも有名ですが、ボードゲーム大国でもあります。
この賞には三部門あり、
ひとつはこの『コルト・エクスプレス』がとった「大賞」。
それから、がっつりと遊び応えのあるゲームに与えられる「エキスパート賞」
そして、子供向けのゲームに与えられる、「キッズゲーム大賞」です。
(以前紹介した『猫とネズミの大レース』もキッズ部門の大賞受賞作)
遊びは、楽しいことが第一ですから、なにも難しいものをわざわざする必要はありません。
(今回紹介しているこの『コルト・エクスプレス』にしても、うちの子たちが最近なんだかいろいろな物語で触れたドロボウだとかを面白がっていたから、その興味に合わせただけです。
「このゲームをできるようにならなければいけない」というようなわけでは全くないので、その点ご注意くださいね)
同じ2015年のキッズ部門に選ばれた『クモのシンデレラ』(Spinderella)も大変好評です。
小さい子たちには、こちらがおすすめですよ。
ようはスゴロクなのですが、ときどきクモが降りてきて捕まってしまいます。
ギミックのおもしろさがすごいです。
『コルト・エクスプレス』も『クモのシンデレラ』も、ボードゲームとは言いつつもいわゆる”盤”ではなくて、立体になっているところが進化を感じさせます。
参考:遊んでもらいたいボードゲーム紹介:スピンデレラ(JELLY JELLY CAFE)
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スピンデレラも欲しいな、今の娘にはドキドキすぎるかな、もう少し大きくなったら今回紹介してくださったコルトエクスプレスのルール改変版を、とワクワク。大人も遊び大好きです。