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2023-06

「子供と過ごすことに楽しさや喜びを見いだせるかどうか?」 - 2016.09.28 Wed

いまちょうど次の日曜日に開かれる、保育セミナーの詰めの作業に入っているので、あまりブログの方を更新できておりません。

できればコンスタントに更新したいのだけど、しっかりとした文章を書く頭の余裕がないので、今日はつぶやきてきに思ったことを書いておきます。








先日講演で参りました幼稚園で保護者の方にうかがった言葉です。

「この幼稚園の方には5人きょうだいもいるし、3人4人ときょうだいのいる家庭もたくさんあって、まわりは少子化という感じがあんまりしないんです」

なんとなくこの言葉がずっとあたまに残っていました。


そしてさっきふと気づいたことがあるのですが、それは

そこには、「子供と過ごすことに楽しさや喜びを見いだせる人」がたくさんいるのだろうこと。


現代ではたしかに「家の大きさや教育費などを考えると、たくさんの子供を持てない」といったことが言われています。

しかし、その根っこには、
「子供と過ごすことに楽しさや喜びを見いだせるかどうか?」
という心理的・情緒的な問題が大きくわだかまっているのではないか・・・ということ。

それを多くの人が自然に持てるような社会にしていかなければならないのだな、ということに気づきました。

そういう空気を世の中に作っていくこと。
もちろん僕一人の力ではとうていできないけれども、多くの人の力を借りてそういった社会を目指していかなければならないのでしょうね。

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● COMMENT ●

本文の内容と少しずれたコメントですみません。

少子化とは聞きますし、実際に私の住んでいる市でも出生率は減少しています。
が、周りには3人、4人兄弟は本当に多いのです。

そして、私を含め、程度は様々ですが不妊治療に通院して出産している人も多いです。

子供を産んだ人と産まない人の中にある、産んだ人へのフォローはもちろんなのですが、
望んでいたが産めなかった人、望んでいないのに妊娠してしまった結果、産まないことを選択した人がたくさんいるということ。
これらの現実をもっともっと踏まえて、少子化について考えるべきだと思っています。

不妊治療への助成金の範囲について、人工妊娠中絶の現状、妊娠のしくみ(卵子や精子の寿命や年齢による妊娠率の違いなど)を含めた性教育など、子供たちが子供を育てることの楽しさや素晴らしさを、まっすぐ受け止められる社会になって欲しいです。

子供が居るということ

確かに、子供が通っている幼児園に行くと、きょうだいが居るのが当たり前で、3人きょうだいも普通です。待機も多くて、少子化どこ?と思います。
ただ、弟や友人は未婚だったり、既婚でも夫婦だけだったりなので、やっぱり少子化だなと思い直します。
子供を産む前は、子供が居る生活は大変、経済的にも苦しい、子育ては辛くて苦労するもの、とにかく本当に大変!というイメージでした。
子供と過ごす事が楽しくて嬉しいなんて、私の周りでは誰も言っていなかったし、子供が居る生活、子供との楽しい時間の過ごし方なんて想像もつきませんでした。
子供が幼児園に入り、親の保育参加という行事がありました。そこで、子供と楽しい雰囲気の中で過ごす、という事を体験出来ました。
先生と子供達と一緒に過ごす事で、こんな風にすると笑う、喜ぶ、話を聞く…というのを、見て感じる事ができる、幸せな経験でした。…家でも活かせているかというと…?ですが…
独身の頃に、子供と一緒に楽しく過ごすという体験を出来てたら、もっと早く真剣に婚活や妊活してたかなあ…と思いました。
単純に、歳を取ったことで、子供って可愛い!!になってる可能性もありますが…

20代後半共働きで二児の母です。
三人目は?とよく聞かれます。
絶対無理!しんどい!って答えてます。。
妊娠中はしんどい中働き、命懸けで出産し、一年後に仕事復帰、夜泣きで睡眠不足の中フルタイムで働く。。。これをもう一回する勇気も体力もないです。妊娠したら好きなタイミングで産休がとれたり、育休の期間も選べたり、育休中でも(無職でも)上の子が保育園か幼稚園に入れたり。もっとママに楽をさせてほしいです。

子どもと過ごす楽しさはつい最近までわかりませんでした。おとーちゃんさんはプロだから心から子供と楽しめるのかな、とか、まどみちおさんのような心の持ち主じゃないと大人が子供と一緒に楽しめるわけないと思っていました。
でも最近3歳の息子がなかなかウイットに富んだことを言うようになったり、2歳の娘がイヤイヤをいう時にそれなりに理屈をつけて言うようになり、子供との会話がぐんと楽しくなりました。本を読んでいて笑いのツボが一緒だったりすると本当に楽しいです。
1年前は成長期の息子とヨチヨチ歩いて目が離せない娘と過ごす毎日が苦痛だったんですがね。
息子が幼稚園に行くようになって気持ちに余裕ができたからかな。

私が働いていた幼稚園も

私が働いていた幼稚園もまさに三人兄弟がたくさんいて、四人目が産まれるお家もいっぱいありました。
本当に子育てに前向きで、子供といることが楽しい人達でしたね。
そしてやはり幼稚園選びも子供と一緒に樂しみたい人って似てるんでしょうねー!

我が家も経済的に無理なんで、二人目産まれるまでは三人目有り得ない!!って感じでしたが、二人目産まれたら可愛くて可愛くて。あーまたこの可愛さを味わいたいなー。三人目欲しいな~って思います。 
経済的に無理なんですけどね。

三人目の大学までの授業料無料とかにならないかな。

けふじろさんのコメント読んでおぉ!と思いました。
『三人目以降は大学まで無料』にしたら、三人以上産める家庭が増えてくるかもしれませんよね。
2060年に65歳以上が4割超えるなどと予測されてしまうと、今は幸せそうに毎日過ごしている我が子の未来に暗いものを感じてしまいます。
移民国家になってしまうのでしょうか。

子供が集まるコミュニティにいれば少子化は感じないと思うのですが。。

自立するまで

おとうちゃんさん、こんにちは
私も2人目産んでから、3人いたら楽しいだろうな~と思うようになりました。
しかし、色々な面で厳しく、、
長女が3人兄弟のお友だちをみていうんです。
うちも5人がいい、って。何でだろ(笑)
相変わらず長女とはここまで言うか、と自分でも思うくらいにきつくあたってしまうことあり、その後の娘の別の発言から、まだ早かったかな、と思ってみたり。
と、なんだかわからないですよね。
とにかく、毎日楽しいわけじゃない、でもたまにとーっても二人の娘といる時に幸せ感じたりする、そんな感じです。
ごたごたな毎日もいつか、振り返る日が来るんですよね。
娘たちとのいまを大事にせねばなあ、と思います。

さくさんの意見に同感です。
もっと子育て中のお母さんに優しい会社の制度があってもいいですよね。私もワーママですが、保育園では3歳までしか時短が取れないとか、土日出勤絶対や、はたまた夜勤のお母さんもいます。なんとかみんなやりくりしていますが、限界がきて会社を辞め保育園から幼稚園に変わるお母さんもいます。そんな私も上司からは辞めて子育てに専念したら?なんて冗談混じりのマタハラ(?)受けたりします。あ、愚直でしたね(笑)
そんなこんなで、9割大変な育児ですが、1割のあの笑顔とかわいさで9割の大変さが吹っ飛んでしまうんですよね~。子供って不思議です。産めるなら4人も5人も産んでみたいです。

少子化社会対策白書

先日、少子化社会対策白書を初めて読みました。
いろいろと驚きの内容でした(さんきゅーパパプロジェクトとか、その目標設定に唖然とします・・・)。少子社会の改善はまだまだであることがはっきりと分かります。
その中で完結出生児数(初婚15~19年の夫婦の子供の人数)というものを初めて知りました。5年ごとに調査しているようですが、それが2010年は1.96とありました。
なのでやはり、3人以上の子供がいる家庭が多いのは、おとーちゃんのおっしゃるような傾向があるのでしょうね。

私は子供が生まれる前は、一人で充分と考えていました。なぜなら私の世代はずっと景気が悪いと言われており、その中で子供を一人育て上げるにはいくらかかります!(なので保険を準備しましょう、という保険会社の声のほうが大きく耳に入りやすい)というのにびびり、かつ「妊婦様」やマタハラ等の報道も多くネガティブなイメージが強かったためです。
そして子供が生まれてから、やはり接し方が分からず大変さが募りました。自分の自由も奪われ、夫との時間も少なく、この宇宙人とずっと二人きりなんて無理!と、子供1歳で就活し仕事を始めました。子供を保育園に預けました。

しかし、おとーちゃんのこのブログに出会い、子供観が変わりました。楽になったし、子供が本当に可愛く思えます。今は二人目が欲しいと心から思います。まだ仕事ではぺーぺーなので、すぐにとはなりませんが・・・
おとーちゃんの活動は日本を救うと思います!いつかおとーちゃんにお会いできますように。応援しています。

状況が許すならたくさん子供欲しいです

私も、もっと若くて色々な状況が許すなら、4人くらいほしいです!
つわりの時に仕事を休めてゆっくりできて、つわりの時も産前産後も子供の世話をお願いできて、子供が小学生くらいまでゆる~く働けたらな~。
それでお金の心配もしなくて良ければな~(笑)

なんとなく子供は2人くらいかなと思っていましたが、実際子供が産まれたら可愛くて。
大きくなってももちろん可愛いですけど、あの赤ちゃん赤ちゃんしてた頃が懐かしくなり、もう会えない~と寂しくなりますね。
何人も産む人は、また赤ちゃんに会いたくなるんじゃないかしら?

といっても今は2人で手一杯ですし、復職すると死にそうになると思います。
でも、身近に子供3人いる人も多いので、下の子が少し大きくなったら。。と希望は捨てていません。
ただ、子供が3人いる人たちは、奥さんが専業主婦だったり(専業主婦が楽というわけけでは決してないです)、実家近くて祖父母の助けがあったり、はたまたファミサポや家事代行など第三者の手を借りています。仕事を辞めた人もいます。
やっぱり夫婦だけ、手助けなしの子育ては本当に大変だと思います。
妊婦様、子連れ様なんて声がなくて、何人も子供がいても当たり前で、地域や周囲で助け合っていけたら頑張れる気がします。

私の周りでは、年齢的に次の子を諦めるという話も多いです。
大学や院を出て、しばらくキャリアを積んで、結婚して子供を産んだら思ったよりずっと可愛くてもっと欲しくなった。。ということがあるようです。
また、仕事との兼ね合いで3人目は無理、ということもあるようです。
女性の活躍と出産育児が両立するような世の中になるといいなあ。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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