はじめにお読みください - 2014.04.20 Sun
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読者のともじいさんに、コメント欄でも見つかる便利な検索方法を教えていただきました。
ともじいさんありがとうございました。
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● COMMENT ●
はじめまして、
母子家庭の子供
2歳11ヶ月の息子がいます。
2ヶ月前から主人と別居を始めました。離婚届は新年度(来年の4月)までに提出しようと思っています。子供は私と暮らしていて、親権ももらう予定です。
おとーちゃんの経験から、お聞きしたい事がいくつかあります。
1. 母子家庭の子供は、両親が揃っている家庭より問題行動が出る事が多いと思いますか?うちの子供はまだ小さいせいか、別居する前と後で、様子の変化は見られません。主人とは週3回外で会っています。
2. 子供にとって、名字は変えない方がよいですか?急に名前が変わると、混乱させますか?保育園で出席を取る時、氏名を呼んで手を挙げさせているようなので、旧姓に戻すべきではないか悩んでいます。
3. 0歳から保育園に預けているのですが、この1年、ほぼ毎朝、別れ際に泣きます。私がいなくなれば気持ちを切り替えて遊ぶようですが、一時期は登園拒否で、保育園まで小脇に抱えて連れて行く毎日でした。子供が気持ちを引きずらないよう、笑顔で「行ってくるね!」と声かけしているのですが、効果は見られず・・。
私と過ごす時間が短いせいかと思い、保育園が終わってからは一緒に遊ぶ時間を多く作っているつもりです。
息子は車や電車が好きなので、早朝保育の時間帯も、そのような玩具を出してくれると助かるのですが、大抵の場合、男の子も女の子も遊べるような(?)、ブロックとままごとセットしか用意されていません。後片付けが大変だから、朝は色々な種類の玩具を出してくれないのかな~?と先生を疑いたくなります。
母子(父子)家庭に関する記事もブログに載せて頂けると参考になります。よろしくお願いします。
手を上げて反抗する
過去記事、コメント検索しましたがうまく見つからず相談させていただきました。
1歳7ヶ月、男児の一人っ子の母親です。
この4月より保育園に入所し、6月頃から泣かずに毎日楽しく登園できるようになりました。保育時間は平日のみ7時半〜17時半(週2回程16時頃)朝は両親と登園、帰りは祖母のお迎えです。
朝の30分は息子とまじめに遊ぶ時間に費やせるようになんとかやっています、私の帰宅が19時頃なのでそれまでは祖母か主人が夕食を食べさせて、私が帰宅後に親子3人で風呂、少し戯れ20時半頃に就寝。だいたい20時ごろになると息子からネンネと言って両手に両親の手を繋いで寝室に向かいます。
性格は、明朗活発で人見知りもこれまでにはなく保育園でもいつもニコニコしているねと保育士や他の親御さんから言われる程です。
保育園入所までは、毎日、私と過ごし受容することを基礎に心掛けてきました。怒鳴ったり本人を否定するような言葉は言ったことはほとんどないと思います。
唯一、現段階でかなり厳しく伝えているのがガスコンロのスイッチや火力調節のつまみをいじるので、それは本気でダメだということを冷静に伝えています。
いじりながら本人は「めっ!」と私の顔を見るのでダメなことはわかっているのかと…
基本的に何かをするときは、それを息子に言葉で伝え、してほしいときもいつも疑問形で聞いてみてから行動をうながすことがほとんどです。だいたいいつも提案?というスタンスで伝えているような気が。(何も考えずなんとなく、気付いたら息子が4ヶ月くらいの頃から自然とそうしていました。きちんと反応がで始めたのはもちろん最近ですが。)私としては親子の信頼関係は構築されていると感じています。
歩けるようになってからの専らの私の楽しみは、室内用の車に乗った息子を突如として追いかけ始めて逃げる息子を更に追いかけて遊ぶことと、カーテンにしか隠れない息子とのかくれんぼですかね。
ここ数週間で、自我がかなり芽生えて意志がハッキリしてきました。こちらの話すこともほぼ理解しているようで、例えば先日も外遊びしていて帰る時間がきたので、帰りたがらない息子にじゃぁ、葉っぱにタッチをしながら帰ろうか?と聞いたら、うんと応えたので抱っこで帰りながら近所の桜の木の葉にタッチしながら帰りました。(最近の私達の流行り遊びです)もちろん、玄関に入った途端、家に入りたくないわけで泣き叫び始めたので、「でもさ、さっき葉っぱタッチしてお家に帰ろうねってお話したよね?」と2回ほど伝えると本人は泣き止み考えている様子で気持ちが切り替わったように家の中で遊び始めました。
食事のときも、皿にのってるものでトマト食べる?と聞くとうんと言い、キャベツはと聞くと首を横に振りいらないと伝えてくれるような状況です。
前置きが長くなりましたが本題です。
今日の夜、息子に抱っこを依頼され抱っこするとトイレのほうへ誘導され行くと、トイレの電気のスイッチをネンネと言いながら押し始めました。(恐らく、寝るときに寝室で私が息子に電気消すよ?と声をかけてスイッチを押しているからかと…トイレも最近お気に入りですが)
そのスイッチ押しが続きこちらも疲れてきてしまったので、もうおしまいと言い、その場から離れてソファに座りました。息子は向かい合わせに膝の上に座りました。
すると、思い通りにならなかった息子は今までなら泣いて怒りを表現していたのに今回は泣かずに正面から怒りを私にぶつけてきました。私の頬を手のひらでパチパチ叩いてきました。
今までになかった行為だったし、表情はほんとに怒っていて私と目を合わそうとしないので、私はビックリしたのと同時に正直とても、ショックでした。涙がでそうなのをこらえてしまいました…
最近、息子のクラスではみんな色々わかるようになってきて園児同士の噛みつき等が頻繁にあると保育士から言われていました。
既に息子も2回程、お友達に噛まれ、先日は頬に引っ掻かれた跡もありました。息子の園では誰に噛まれたかは言われません。ただ、お友達にかまれちゃったんです、すみません。とだけ保育士から報告していただけます。私たちも誰に噛まれた等を追求するつもりもありませんし、この時期は仕方のないことではあるのかなともおもっています。
息子は、両親に対しては遊びながら噛み付くことがありますが両親以外には噛み付くことはないそうです。
怒りの表現ではなく、ほんとに楽しく遊んでるときに勢いでがぶっとくる感じです。
が、噛み付く子や引っ掻くこがいて、たまたま息子がやられた側になっている場合、逆にそういう感情表現方法があるということをある意味息子は学習しているのかなと、今日の件で思いました。
思い返せば、数日前にも思い通りにならなかったことに対して、泣きつつ抱っこしていた私の肩をがぶっと噛み付いてきました。
あのときも、あれ?と感じたのを思い出しました。
今日の私の頬を数回叩いた行為に対して、息子には受容の言葉をかけつつ、いたいの嫌だということを伝えたつもりですが、果たしてそれで良かったのか、今後もきっとこういう行為をしてくるだろうと思うんですが、どういう対応をすればいいのか困惑してしまいました。
俗に言う育てやすいこだと私は感じているため、ここまで悩んでしまったのは初めてです。まぁ、この先長い子育てのなかでたくさん困惑することがまだまだあるのは間違いないのですが…
乱筆、長文で恐縮です。
お時間できた際に回答がいただけたら助かります。
まんさんへ
コメント拝読して、わたしはこの(↓)記事の、コメント欄の相談が浮かびました。
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-512.html
横レス失礼しました…!
トモノオカッツァさんへ
少し胸のつかえが取れた気がします。
やはり、他者に手を上げることはどんなことであってもすべきではないと私は考えているので、また同じような状況になってもブレない気持ちで真剣に伝えていこうと思います。
今週は、仕事が落ち着かず帰りが遅くなりがちで、帰宅してすぐに2人で戯れ始めますが、息子も眠いらしく30分ほど遊びちょうど就寝時間くらいになってくると突然ネンネと言って寝室に誘導されそのまま一緒に布団へ。の毎日で…今朝も保育園のバイバイで抱きつき泣かれてしまいました。きっと遊び足りないんでしょうね。
今日1日頑張って、週末はまたたくさんラブラブしたいと思います。
相談
4歳2ヶ月の娘のことで相談させてください。下に一歳になった妹がいます。
娘は、今年の春幼稚園に入園しました。もともと人見知りがあったり内弁慶で幼稚園も心配していましたが毎日楽しいと言って通っています。
担任の先生に園での様子を聞くと、子供たち同士ではキャッキャッ声をあげ遊びにも自分から誘ったりと楽しそうに過ごしているとのことでしたが、担任の先生含め大人が話しかけると固まってしまうとのことでした。
確かに私と公園に行ったときも子供相手だとスッと入っていけるけど大人には難しいようです。親としては挨拶くらいと思ってしまいます。
私の今までの過干渉な対応がそうさせてしまっているのかと気になっています。
今後どうしたら娘の気持ちを緩めてあげられるのか聞きたいです。
まんさん
こういうときは親が「おおらか」でいることが安定化の助けになります。
あともうひとつはコメントを読んでいて感じたのは、これは僕の直感なので適合するかどうかというのはわかりませんが、大人の方がイニシアチブをガシッとつかんであげると安心しやすいのではないかと感じます。
「うーん、これでいいかなーどうかなー」と親が考えながら対応するよりも、間違っていたとしてもいいから大人主導で自信を持って子供との関わりをしてしまうわけです。
こういった子供が不安要素を抱えているときは、子供に最適解を持たせてあげるよりも、大人のリードでグイグイと引っ張っていった方が安心できるということが往々にしてあるためです。
あとはストレートに言葉を使ってみるといいと思いますよ。
「どうしたの?」と子供自身に聞いてしまうのです。
子供には本来なにか「思い」や「伝えたいこと」があって。それが言葉として出せないために噛みつきという行動になってしまっているのでしょう。
ですから、それを汲み取りますよという姿勢を明確に打ち出すわけです。
まあ、あまり構えずにいたって自然体でさらっと聞けばいいと思います。
構えると不安が募ってしまうので。
子供はうまく言葉でそれを説明できなかったとしても、親は自分の気持ちを理解してくれようとしているという事実は子供の心に残ります。
それだけでも助けになることがあります。
おそらく一時的なものでしょうから、おおらかに構えて見守ってあげればあとは時間が解決してくれるのではないでしょうか。
受容など、基本の部分がしっかりとクリアされているのですから、そこに自信をもっていいと思います。
おとーちゃんさんへ
確かに、その出来事があってから数日は私が頭で考えながら関わりを持っていたと、ふと気付きました…その数日間はやはり不安定というかあまりこちらの言うことを受け入れてくれなかったように感じます。
ふと、その自分に自分自身もいやになり思い切って吹っ切ってみたところ元に戻ったかなと感じます。週末を挟んだことも良かったのかもしれません。
子供の力すごいですね、ほんとに些細なことでも親の気持ちを勘ぐってるように思います。
ちなみに、何か要求されて私がその要求をちゃんと理解できておらず、欲しいものが何なのかわかってあげられず軽く怒り泣きをするんですが、その時にこちらもほんとにわからないので(笑)『なぁに〜?』とのんびり聞いていたら、今朝、ついに背伸びしても届かないオムツ入れを指差して、なぁに〜?と私に言ってきました(笑)これは、笑えました。
なぁに〜?じゃなくて取って〜!って言うんだよ〜って伝えてみました。
ここ、数日で言葉数が格段に増え2語文がたまにでるので驚きつつあらたな楽しみが増えました。
まだまだ試練はあるはずですが、のんびり構えていけるように頑張ります。
これからも楽しみにブログ読ませていただきます!
追伸
ちょっとまってちょ〜すごいですね!ちょ〜が私はこっぱずかしく言えなかったので、ちょっと待って〜♩とスローな言い方で、語尾をあげて言うんですが、風呂上がりに脱衣場から先に出て行きたがるときに使います。一緒に言葉を繰り返しながら待ってくれます!
2歳児の奇声とテンションの高さについて【質問です】
息子は他児を叩くことが多く、どう対応すべきか悩んでいる時に、保育士おとーちゃんさんのブログにたどり着きました。
2歳2ヵ月になった息子(一人っ子・未修園児)には、下記のような現在数々の問題行動が見られ、母親である私自身、子育てに自信が持てなくなっている状況です。
・他児を叩く → 自分が使っているおもちゃに手を出してきた相手、自分が使いたいおもちゃを持っていた相手、自分が遊んでいるところに近づいてきた相手に対して手を揚げます
・親を叩く → 自分の意思に反すること(歯磨きやお風呂等)を促された時などはまだ叩く理由が分かるのですが、一緒に遊んでいる最中に急におもちゃで叩くことがあります
・噛む → 1年程前から他児を噛むことがあり(玩具の取り合い等)、一度お友達に流血を伴う怪我をさせてしまったことがあります。現在は他児に噛むことはほとんどなくなったのですが、私や主人とじゃれあって遊んでいる最中にガブッと噛んでくることがよくあります
・テンションが上がると自己制御ができない → お友達が我が家に遊びに来たりすると、嬉しくなってしまうせいか、異様にテンションが上がりハイになりすぎて、急に飛びつくなどしてお友達をビックリさせてしまいます。その際に落ち着くよう息子に声をかけても、私の声はほとんど息子に届いていない(聞いていない)状態です。
・奇声を上げる → 怒るなど感情が高ぶった時だけでなく、特に興奮する理由もないところで、「キー」と甲高い声で奇声を上げます(いきなり「トーマス」と叫ぶ等)。奇声を上げること自体を楽しんでいるようにも、見受けられます。
以上の問題行動の中でも、私たち親の頭を今一番悩ませているのが、『奇声』と『テンションの自己制御』についてです。
他の他児に対して叩く、噛むといった問題行動については、こちらのブログに書いてある「全面肯定」や「共感」などを心がけて接するようになってからは、少し治まったように感じています。
親に対して叩く、噛むといった行動に対しては、第一次反抗期である2歳という年齢を考えて、もう少し様子を見ようと思っています。
お友達と遊んでいる最中にも奇声を上げることがあり、お友達を怖がらせてしまうこともあります。
また、近所迷惑になり、隣人からいつか苦情が来るのではないかと思うと、こちらもイライラしてしまう日々です。
以前は怒った時くらいしか奇声が出なかったものの、ここ1ヵ月程日常的に(1日10回以上)は奇声を上げるようになりました。
最近ではどうしていいか分からず、息子の奇声を聞くと、ストレスからか私が頭痛になり、余計気持ちにゆとりが持てないようになってしまっています。
息子は月齢の割には、おしゃべりは上手で、基本的な意思疎通は取ることができる状況です。
また、電車の名前、キャラクターなどの固有名詞もよく覚えています。
笑顔も多いのですが、気性が荒い(すぐに怒って叩いたり、物を投げたり)性格のように思います。
食事・睡眠はしっかりととっており、生活習慣も基本的には一定しています。
とても人懐っこい性格で、祖父母や親せきはもちろん、初めて会う保育園や幼稚園の先生、お友達、お友達のママにもすぐに懐き、「一緒に遊ぼう」と声をかけていくタイプです。
力が非常に強いこともあり、テンションが上がると、すごい勢いで走っていくので、結果としてお友達をどつくようなことになり、泣かしてしまうこともあります。
そこで、何点か質問させてください。
①この時期の奇声は月齢的なもので、イヤイヤ期の反抗的な行動一種のなのでしょうか?
②現在は奇声をあげた時に、「みんながビックリするから優しい声で話してね」などと、声をかけ続けていますが一向に効果がありません。奇声を落ち着かせるような対応の仕方は何かありますか?
③良く『疳の虫』に効くとされている、小児針などについて、保育士おとーちゃんさんはどのようにお考えですか?やはり、針ではなく、心を満たしてあげないと根本的な解決にはつながらないでしょうか?
④テンションの高くなったときに、落ち着かせてあげるには、どのような接し方をするといいのでしょうか?
大変お忙しいところ恐縮ですが、ぜひ保育士おとーちゃんさんのアドバイスをいただけるとありがたいです。
ご返信お待ちしております。
ゆみさん
相談 友達ができない(年中) 自己肯定感と自信
この記事がそのまま答えになっています、参考にしてください。
お礼
参考にさせていただきます。
さらに恐縮ですが、もう一点相談したいことがあります。夫婦で子育てに関して考え方、捉え方が違く、子供への対応の仕方が異なる場合、子供は混乱してしまいますか?私はおとーちゃんさんのような受容を大切にして子育てしていきたいと感じていますが、夫はそうではなくかなり厳しく当たり子供にまったくの自由を与えないような接し方で子供に接しています。子供にとってとても居心地が悪い環境だと心苦しいのですが、そういった場合、片親だけの対応でも自己肯定感を高めていけるのかなと疑問に感じています。私自身どうしてあげたらいいのかと毎日悩んでいます。ご意見よろしくお願いいたします。
よこっちょさん
①発達上のなんらかの特徴が出ている場合
②生育上の環境・関わりから出ている場合
①について
奇声がでるようになったのはいつ頃からなのか?
1歳半検診でなにか指摘されなかったか?
それ以前から気になる様子、例えば赤ちゃんのときから目が合わないとか抱かれるのを嫌がるとか、接触を好まない、偏食が多い、なにかこだわりやクセが強いというものがないか?
など気になる点があるかどうか、これらをチェックしてみてもしあるならば発達相談などを受けてみるといいかもしれません。
②について
過保護、過干渉、いいなり、「弱い大人・強い大人」、無視や放任 こういった関わりの積み重ねをしてきていなかったか?
テレビ、おもちゃなど強い刺激、とりわけ暴力的な刺激にさらしていなかったかどうか?
これらがチェック点です。
もし、ひっかかるところがあるならば、それらを是正していくことでいまの気になる姿が安定していける方向に進むかもしれません。
噛みつきに関しては、イヤイヤ期だからといって許容してしまっていいことではないと思います。
危険な行為は「ダメなものはダメ」で一貫して大人が示していいことです。
これに関しては昨日の『相談 母親に噛みついてくる(1歳半) イニシアチブと気分バロメーターの話』に書いたとおりです。
ついてにこの気分バロメーターのチェックもしてみるといいでしょう。
大人の方のこの部分が安定していないと子供の姿の安定をそのように欠くということはしばしばあることです。
>①この時期の奇声は月齢的なもので、イヤイヤ期の反抗的な行動一種のなのでしょうか?
発達上のものを除けば、そういった奇声を上げる姿がこの年齢に見られることはありますが、それはむしろイヤイヤ期から来ているものと言うよりも、大人の関わり方の問題(イニシアチブが持てない、いいなり、どう対応していいかわからないという曖昧さなど)がこの時期に重なるためにでることが多いようです。
>②現在は奇声をあげた時に、「みんながビックリするから優しい声で話してね」などと、声をかけ続けていますが一向に効果がありません。奇声を落ち着かせるような対応の仕方は何かありますか?
発達上の問題がなく奇声を上げる子にたいしては、僕はきっぱりと「そういう声は周りの人がみんな嫌な気持ちになりますからやめて!」と不快であることを明確に感情を込めて示します。受容がそれ以前に足りていない子ではそれでは収まりませんが、それなりにでも受容してきた、受容を続けている、フォローができる状態ならばその対応で子供に理解させていきます。
「曖昧さ回避」ですね
③実際のところわかりません。それで合う子もいれば合わない子もいるようです。
ただ、大人の関わりゆえに作られた子供の難しさであったならば、一切効果はないと思われます。
効果があるのはその子の生まれ持っての気質からきている癇性であり、その場合でも合う合わないがあるようです。
④これは②の対応と似ています、それが周囲にとって不快なことであれば不快であると理解させる必要があるでしょう。ただ、それは対症療法的な部分なので、根本的なことへの対応をしている状態でなければ単に子供の行動を押さえつけるだけとも考えられます。
どういうところに根っこがあるのかを見いだすアプローチが前提です。
ゆみさん
できる場合もあればできない場合もあるでしょう。
肯定感を下げる関わり>高める関わり になっっていればできないですし、
下げる関わり<高める関わり ならばできるでしょう。
>夫はそうではなくかなり厳しく当たり子供にまったくの自由を与えないような接し方で子供に接しています。
程度にもよりますから一概には言えませんが、世の中にはあまりに厳格すぎる父親ゆえに思春期青年期になって家族に暴力を向けたり、反社会的な行動に駆り立ててしまう事件が山のようにありますから、なにごとも行き過ぎには気をつけた方がいいと思います。そのようなものはネット上でも検索すれば驚くほどたくさんでてきます、老婆心ながら・・。
お返事ありがとうございます
>①発達上のなんらかの特徴が出ている場合
子供の奇声(キーキー声)が気になりだしたのは、ここ1~2ヵ月のことです。
おとーちゃんさんに挙げていただいた中で、気になる点としては、
『なにかこだわりやクセが強い』
というところが少し思い当たります。
1歳前後の頃から、モノ(おもちゃ)などへの執着が、同じ月齢のお子さんより強く、自分が使っているものに他の子が手を出そうとすると、威嚇するように怒って泣くことが多くありました。
奇声が気になり、2習慣ほど前に、市の相談センターの方へ直接子供を連れて相談に行きましたが、その相談員さんが2時間程度の相談時間の中で、私と子供の3人に遊び感じた限りでは、発達障害ではなく性格だろうというお話でした。
>②過保護、過干渉、いいなり、「弱い大人・強い大人」、無視や放任 こういった関わりの積み重ねをしてきていなかったか?
私はどちらかというと、強い大人寄りの対応だったかもしれません。
「抑圧」のところの記事を読み、私のことかもと胸が痛くなりました。
抑圧レベル1くらいにはなっていたような気がします。
いろんなことにダメダメ言いすぎてたなと…。
それでいながら、子供の泣き声に負けて一度拒否した要求をのむようなブレた対応をしていたこともあったと、ブログを読む度、自分の子育ての間違いに情けなさを感じている状況です。
また、噛むことのある子供なので、周りの子供にけがをさせてしまわないよう、公園や児童館などでは金魚の糞のように子供の後を付いて回り、少しでも他児とトラブルになりそうな兆しがあると、すぐに子供を引き離す癖があります。
きっとこういった対応も、息子にストレスを与えていたのだと思います。
市の相談員さんからは、子供がトラブルを起こしそうになった時には、事前にその状況を親が察知し、止めるのが対処法であると聞いたのですが、息子のように何かトラブルを起こす心配がある子供は、公園や児童館など他児と関わる場所でこのような対応をすることが最良なのでしょうか?
以前から私や夫、友達、誰に対してでも噛んだときには、「ダメ!痛いから辞めて!」ハッキリNOという意思を伝えているつもりではいます。
「口は誰かを噛むものではなく、お話したり、ご飯食べるもの」と何度も繰り返し話もしてきました。
最近では、噛んだ後に怒られると分かっているようで、私が起こった顔をすると、あっマズイという感じの顔をして、手やその辺にあるタオルなどで顔を隠すような行動をとります。
私が痛いから辞めてという旨の話をすると、自ら「ママ、ごめんなさい」と言ってくるのですが、このような親の対応と息子の反応を見る限り、おとーちゃんさんは、今後噛みつきが治まるとお感じになりますか?
もちろん、親(私)との関わり次第だととは思いますが…。
幼稚園に入る前までに、なんとか噛むクセを治したく、質問の答えに質問で返してしまいすみません。
>③大人の関わりゆえに作られた子供の難しさであったならば、一切効果はないと思われます。
この質問をさせていただいた数日後、息子の癇癪(20分位怒り狂ったように泣き、親を叩き、おもちゃを投げる)急にはじまり、正直私自身どうしたらいいか分からず、子供と一緒にいると胃が痛くなってご飯食べれられない状況になりました。
正直、その頃の私の精神状態はボロボロ、ストレスはピークで、子供の前でも声を荒げて怒ったり、息子と同じように「キー(甲高い声を発しながら頭をぐしゃぐしゃ)!いい加減にして!」と怒ったり、しょっちゅう子供の前で涙を流したり、そんな酷い有様でした。
きっとこのような私のネガティブな姿も、息子に影響して、奇声を助長させたのだと思っています。
でも、おとうちゃんのブログを読み直し、こんないろいろな問題行動を起こすけれど、これも全部含めて息子なんだと思い、積極的に触れ合ったりする時間を増やすことで、私自身のメンタルも安定してくると、息子も一時期に比べて穏やかになったように感じます。
癇癪の時期は、普段通りにしていることでも、寝る時に急に部屋が暗いと言いだしたり、何度も着ている服なのに、朝着替えさせると服があたって痛いなどと、何にでもイヤイヤ文句を言ってきましたが、自分なりにきちんと子供と向き合って、いっぱい触れ合うようにしてから、そんな文句も言わなくなり、大嫌いな歯磨きでさえも自分で口を開けてくれる日が出てきました。
おとーちゃんが言われているように、息子の気持ちを「受容」し、少しでも満たされるように接することこが大切だと身をもって体感しました。
まだ、息子が変わり始めて数週間ですが、三歩進んで二歩下がるくらいの気持ちで、少しずつ良い関係を構築していきたいと思います。
ブログを立ち上げてくださり、どうもありがとうございます。
針や灸ではなく、子供の心を満たすような毎日を心がけてみたいと思います。
>④これは②の対応と似ています、それが周囲にとって不快なことであれば不快であると理解させる必要があるでしょう。
親の私から見ると、息子は非常に人懐っこい性格なので、友達や友達のママに会えたことで嬉しいのだと感じられるのですが、その嬉しい気持ちを
「周りの人がみんな嫌な気持ちになりますからやめて!」
と言いきってしまうと、少しかわいそうな気もします。
確かに、息子が飛びついたりすることは、周りを少なからず嫌な気持ちにするのかもしれませんが、キッパリと不快であると告げてしまったほうがいいのでしょうか?
ご多忙かとは思いますが、お時間あるときにお返事いただけるとありがたいです。
よこっちょさん
これは「型にはめる」という関わり方です。それである程度の姿を作れないわけではありませんが、基礎的な関係がなければそれは返って子供をねじ曲げることがあります。
僕が子供の姿を伸ばしていくときの根本に考えているのは、受容と信頼関係です。
これが築けさえすればひとつひとつの行動を子供に仕込まなくても子供はするべきことを理解し身につけていくことができます。
よこっちょさんがまず心がけていくのはこの受容と信頼関係、加えて肯定もしくは全面肯定です。(これに関しても過去記事があります)
ここを重視しながら関わりを続け、今の段階では「できないこと」というのは過剰に気にしない方がいいと思います。
>いろんなことにダメダメ言いすぎてたなと…。
それでいながら、子供の泣き声に負けて一度拒否した要求をのむようなブレた対応をしていたこともあったと
こういった大人の方にぶれがある対応だと、最近の記事にありましたように子供に「混乱」を招き、奇声などの不適応な行動につながることがあります。
こういう点に気をつけて関わることで、発達の問題ではなく当面関わりからの姿と考えて対応していくのがよさそうですね。
>市の相談員さんからは、子供がトラブルを起こしそうになった時には、事前にその状況を親が察知し、止めるのが対処法であると聞いたのですが、息子のように何かトラブルを起こす心配がある子供は、公園や児童館など他児と関わる場所でこのような対応をすることが最良なのでしょうか?
その相談員が述べているのは一面の事実ではあるけれども、よこっちょさんのケースではそこから派生する育児ストレスや子供の方のストレスなどまではカバーされていないようです。
これに関してはそのものずばりの過去記事があります。
『乳児期における「友達関係」について』
『乳児期における「友達関係」について Vol.2 必要なのは訓練ではなく良好な母子関係』
>正直、その頃の私の精神状態はボロボロ、ストレスはピークで、子供の前でも声を荒げて怒ったり、息子と同じように「キー(甲高い声を発しながら頭をぐしゃぐしゃ)!いい加減にして!」と怒ったり、しょっちゅう子供の前で涙を流したり、そんな酷い有様でした。
そういうときは自分一人で子育てをしようとするのではなく、周囲の家族や頼れる人に自分の状況やこのままでは子供にも良くないことを正直に伝えて、できる範囲でいいので子育てに協力してもらうということも必要でしょう。
子育てはときに「頑張ればどうにかなる」というわけではないからです。
すごいことをしてもらわなくても、子供を見てもらってその間よこっちょさんが子供から離れられるというだけでも気持ちの余裕を生んで、子育ての正常化に役立てることもできます。
>確かに、息子が飛びついたりすることは、周りを少なからず嫌な気持ちにするのかもしれませんが、キッパリと不快であると告げてしまったほうがいいのでしょうか?
こういうことはケースバイケースなので、僕からはこうしなさいとは言えません。
人によっては周囲の人が迷惑に思っていないのに、周りの人の目を過剰に気にするあまり子供の行動を規制しなければならないと考えてしまうような人もいます。
そういう場合はそのように子供に言う必要はないと思いますが、僕からは実際の様子はみれないのでなんともいえないのです。
状況をみて自信を持ってすべきと思うことを考えそれをしていくのが親の役目だと思いますよ。
こういうのは正解を求めてからすべきたぐいのことではありません。
大人としての自分の考えをしっかりと持つべきことでしょう。その結果であればそうそう失敗というものはないものですし、その結果なにかが出てもそれはそこから修正していけばいいことです。
それができないと、「イニシアチブを持てない」ということや子供に「混乱」を与えるもととなってしまいます。
>癇癪の時期は、普段通りにしていることでも、寝る時に急に部屋が暗いと言いだしたり、何度も着ている服なのに、朝着替えさせると服があたって痛いなどと、何にでもイヤイヤ文句を言ってきましたが、自分なりにきちんと子供と向き合って、いっぱい触れ合うようにしてから、そんな文句も言わなくなり、大嫌いな歯磨きでさえも自分で口を開けてくれる日が出てきました。
これで多少なりとも方向性が見えてきたのではないでしょうか。
受容を通して子供に安心感を与えるとともに、親である自分にもしっかりと向き合える自信を貯めていくといいでしょう。
度々のご返信ありがとうございます。
>受容と信頼関係
これが築けさえすればひとつひとつの行動を子供に仕込まなくても子供はするべきことを理解し身につけていくことができます。
おとーちゃんさんのブログを読み始め、子育ての根底となるのは受容と信頼関係であるというは頭では理解しているつもりではいます。
息子の心が満たされるよう、一緒に遊ぶ時間を増やしたり、積極的に触れ合い遊びをしてみたり、ネガティブな態度も気持ちを代弁したうえで○○だから○○しないで!と伝えてみたり、不器用ながら試行錯誤しておとーちゃんさんの子育てを見習おうとしている日々です。
もともと主人も子育てに協力的で、休みの日は息子と朝から晩まで遊んであげていたり、近隣に住む祖母(私の母)や伯父(私の弟)にも時々遊びに行っては可愛がってもらっています。
多少ながら息子のネガティブな態度の改善がみられてはいるのですが、やはり時々噛みついたりすようなネガティブな態度が出ると、そんなにこの子は満たされていないのかと、自分が頑張って築こうとしている息子との信頼関係は全然構築できていないのかと、自分のやっていることに自信がなくなったり、こんなに頑張ろうとしているのにどうして伝わらないんだろうと空回りした虚しい思いをしたりします。
きっとまだまだ息子の心の缶は、クッキーが少ししか入っていないんだなと思うと、私は息子の心の缶をいっぱいにしてあげるだけのクッキーが作れるのかと考えたり、満たしてあげなくちゃという思う反面、逆に息子と接することに疲れたするのが、正直なところです。
>乳児期における「友達関係」について
以前この記事も読ませていただきました。
この時期は他児と上手に遊べなくてもあまり悩む必要はないと、気持ちを後押ししていただいように思え、うれしく感じたのを覚えています。
息子の性格を考え、おもちゃの取り合いといったトラブルになるような場所(児童館等)には、基本的には行かないようにはしています。
しかし、安全に外でめいっぱい遊ばせてあげたいという気持ちはあり、公園は行っています。
できるだけ人が少ない時間帯や少ない公園を狙い遊びに行くのですが、それでも途中から他の親子が遊びに来て、公園が混んでくると、私の方が何か起こらないかと躍起になって目を光らせています。
「混んできたから帰ろうね」と言いたいところですが、それでは息子がかわいそうに思い、ある程度息子が満足して遊び終わるまで待っています。
自ら進んで他の子どもと触れあわせようとは考えていないのですが、止むを得ずそのような状況になってしまったとき、子供同士のトラブルを察知したら、まずは引き離すという対応でいいのかということに、悩んでいたところです。
>人によっては周囲の人が迷惑に思っていないのに、周りの人の目を過剰に気にするあまり子供の行動を規制しなければならないと考えてしまうような人もいます。
私の心の内は、おとーちゃんさんがおっしゃっている通りかもしれません。
明らかに迷惑になるような抱きつき方だなと思うときもありましたが、息子が他のママからしつこいと思われた嫌だなという気持ちが根底にありました。
息子は誰構わず抱きついていくわけではなく、自分のことをよく構ってくれるお友達のママや、何度も遊んだことのあるお友達に対してこのような態度が出ます。
抱きつかれた相手の方は、息子が人懐っこい性格であると知っている場合がほとんどなので、その辺を踏まえて、明らかに相手が迷惑であろうと私が判断した場合は、ハッキリとNOという意思を示そうと思います。
いつも心が折れそうになった時、おとーちゃんのブログを読みながら、時にポロポロ涙を流し、よっし、頑張るぞ!と気合を入れています。
そして、時々心に響いたおとーちゃんさんの言葉をノートに書きとめて、読み返しています。
書籍化、大変楽しみにしております。
よこっちょさん
これまでのコメントの全般において、自分がうまくできないための子供に申し訳ないとかかわいそうであるとかの負い目のようなニュアンスがたくさんでてきています。
今回のコメントにも、クッキーがたまっていない、満たされていない、自分の都合で遊びから切り上げさせてしまうのはかわいそう、といったことがいくつかでてきています。
この子供に対する負い目、かわいそうという視点は、実は子供のためにはなっていませんし、子育てを安定化させるプラスにもなりません。
親がこのような心情を持っていると、子供は安心感が見いだせませんし、大人の気持ちにつけいる隙がたくさんでていますので、子供はそこに依存をしてしまいたくなります。
この依存はごねたりぐずったりという形をとってでてきます。
そのサイクルは大人の方が子供にごねる理由を与えて、そのごねに対処することで疲れていってしまい、それが大人の自己否定を生み、その気持ちがさらに「子供がかわいそう」と思わせるという悪循環を生みます。
「子供がかわいそうだから私が無理をしてもうちょっと公園で遊ばせていこう」
こうしてしまうことや、このように考えてしまうことが難しくしてしまう遠因ともなってしまうのです。
「私が大変だから帰るんじゃい!」開き直ってそうどうどうと通してしまった方がずっと安定していけるような気がしますよ。そこから前向きに、家に帰ったらシャワーで水遊びにつきあって楽しく遊べばいいかとか、まだ時間があるから帰り道でアイスクリームを買って半分こして食べて帰ろうなどと前向きに関わっていく方がいいと思うのです。
「満たされていないのではないか」という気持ちにしたって、放任している人がそう感じるならばそれは必要なことにもなるでしょうけれども、よこっちょさんは万全でなくともそれなりに満たそうという努力をしているわけですし、満たすというのは今日明日で100%にできるようなものではなくて、時間をかけて積み重ねていくものなのですから足りないことをくよくよしてもしょうがないことです。
「私は私なりに頑張って、持てる時間のなかでいまこれだけのことをしているのだから、まあこれていいじゃない」と開き直ってしまった方がいいのです。
その開き直りの上で、おおらかな気持ちで関われる瞬間を作っていったり、眉間にしわを寄せないで笑顔で接する時間をもったほうがずっと子供の情緒にもプラスにはたらくはずです。
なので、もっと自分本位になってしまっていいと思うのです。
自分を責めることは自分だけでなく子供のためにもなりませんから、「あれが足りないこれができない」という足りないもの目線で子育てをするのではなくて、「今日も健康だし、ご飯も食べてくれるからいいよね」とプラスのところを見て自分自身に対しても現状の肯定をしていけるとずっと子育てが楽になっていけるのではないかと感じます。
子育ては長いのですから、無理をしないで力を抜いてしていくのが一番ですよ。
涙が出ました
また、せっかくのコメントへのお返事が遅くなり、失礼しました。
返信を読んでいて、涙が溢れてきました。
確かに、これまでの自分自身の子育てに全く自信がなかったせいで、自分は○○ができていない、○○が足りないというネガティブな思考に
いつも陥っていたかもしれません。
おとーちゃんさんがおっしゃるように、もう少し自分本位に物事を考えてみようと思います。
出来ないことや大変なことを眉間に皺よせながら頑張るよりも、きっと自分ができる範囲のことを笑顔で子供と向き合ってやればいいんだと思うと、少し気が楽になった気がします。
子供って母親の気持ちを表す鏡のような存在なんですね。
私の気持ちが安定していると、子供が少しくらいダダをこねても自信を持ってNOと言えるし、NOと言っても子供が癇癪を起こすこともほとんどなくなりました。
以前はあんまり喜ばなかったコチョコチョも笑ってくれるようにもなってきました。
自分はこんなに向き合っていると、そう自信を持って『開き直る』ことで、息子も私もいつか、子育てによる自己肯定感を感じられるくらい、信頼感のある関係を作っていきたいなと思います。
このブログは、私の子育てのお守りのような存在です。
また、子育てに行き詰った時は、相談させていただけたらと思います。
ご返信ありがとうございました。
相談したいのは、4歳2ヶ月の娘のことです。
今年の4月から年少組で幼稚園に入園しました。もともと、人見知りもあり幼稚園での生活も心配していました。
4月からしばらくは、親も一緒に過ごしましたが、母子分離が始まると、なかなか離れられず、最初のころは泣いて大変でしたが、なんとか夏休み前には泣くこともなく、しがみつかずに、タッチで笑って離れるようにはなりました。
しかし、夏休み明けに、またしばらくは戻ってしまうだろうとかくごはしていましたが、やはり、戻ってしまいました。なくことはありませんが、他の子達は、もう教室の外でバイバイし、一人で入れていて、娘ぐらいが親の私も入らないと、クラスにもはいりません。しかし、気長に付き合おうと、一緒にはいり、準備をしてからバイバイします。が、夏休み前よりもはなれずらくなり、先生にもってもらい、バイバイしないといけません。顔は笑っていて、本当に泣きそうなわけではないのですが、私に抱きついてきて、離れません。最近になって、みんななれてきたので、門でバイバイできるこは門でしましょうということになりました。しかし、うちの娘はいまだに一緒に教室に入らなければならないので、無理かなと思いました。やはり、無理でせめて、教室にまではいくけど、入るのは辞めようと思いましたが、本気で少し涙がでるくらい泣いてわたしの体を押すので、今日も教室に入りましたが、みんなほとんどのこは、門でバイバイできていました。なぜ、こんなに離れれないのか親の私がおれそうな時があります。幼稚園に行くのは、すごく楽しみにしています。ただ、朝の離れるときだけなのです。幼稚園では、先生についているみたいですが、何人かお友達の名前もいうようになりました。本当にシャイで、言葉も幼さがあるのですが、家ではよくしゃべります。私自身弱い大人なのかなと思います。あまりにも長引く母子分離にこのまま受け入れて教室にはいるべきなのか、せめて教室には入らないと、つよくいったほうがよいのかわからなくなっています。先生はそろそろ教室は、という感じすが、はっきりこうしたほうがいいとわからない感じです。
朝行く前には言い聞かせてはいるのですが。恥ずかしがりで、他の先生に話しかけられると抱っこといったり、顔をかくしたりしますが、顔は笑っていて、いつもてをふったりはします。幼稚園から帰ると最近、ものすごくいやいやきのように、ぐずってなくことが多く、幼稚園での生活を頑張っている反動なのかなとも思いますが、どのような対応で母子分離をしていけばよいのでしょうか。よろしくお願いします。
うさぎさん
もし、そうであればいまの段階で他児と比べたり、他児と同じようにさせるということは必ずしも意味のあることではないですので、ありのままの姿を認めそれにつきあってあげていいかと思います。
別の方でしたら済みません。
最近では、教室に一人で入れるひもあります。
ついつい、比べてはいけないと思っていても、比べてしまっているので、反省しています。
娘は娘なりに、がんばっているのをみまもりたいと思います。
4歳11ヶ月の男の子です
4歳11ヶ月と1歳9ヶ月の男の子がいます。
長男のことで相談させてください。
おっとりしていて優しい性格なのですが、言葉が発達していて(ときどきこちらがどきっとすることを言ったり、保育園の先生からも同年齢の子供よりも言葉の理解力があると言われます)、年中さんになった今年くらいからお友達とトラブルになることが出てきました。
トラブルになる理由として保育園の先生から言われたことは、
①お友達と遊んだり、先生のお手伝いをするときに交渉術を使う(○○してあげたからありがとうと言って、今度はぼくに△△してよetc)
↓
②年中さんでは交渉術に対応できない子供の方が多いので、長男と遊ぶと面倒くさいから遊ばない子が出てくる
↓
③長男は悪気があって交渉術を使っていないので状況が理解できておらず、並行遊びはできているので友達はいると思っていて困ってない
↓
④改善されないのでお友達とうまく遊べない
ということのようです。
また、長男が「一緒に遊ぼう」と言っても入れてもらえない場面の多くあるようです。そういうときは「○○が遊ぼうと言っても入れてくれない。いじわるされた」と言います。(親も今まで上記のような状況を把握していなかったので、息子が原因だと思っていませんでした)
「ありがとうと言って」ということについては、あいさつやお礼をちゃんと言える子に育てたいと思い、「ありがとう」と言った方がよいと親が思う場面で、「何て言うの?」と子供に求めていたことが影響しているのかなぁと今は思います。
また、それ以外の交渉術についても、親がご褒美のようなつもりで言っていた「○○できてから△△しようね」というやりとりをまねているのではと思います。
おとーちゃんのいつかのブログにあった過干渉な親と祖父母によって身の回りのことはできないけれど他の子のことは指摘するという公園であった女の子のように育ってしまっているような気がして心配です。
また、嫌なことを自分で解決しようという気持ちがあまりなく、すぐに親や先生に「○○くんが靴を投げた」「△△くんが嫌なことしてきた」と報告に来ます。
年少さんのときにすぐに手が出るお友達に叩かれたりかまれたりしたことがあり、「困ったことがあったら言うんだよ」と言ったとおりにしているのですが、お友達からすぐに告げ口すると言われています。
今後どのように親として子供に接することが、よいのでしょうか?
親が危ないと思う場面で先回りして危険を回避したり、子供を否定しないようにと心がけていたことが過干渉や過保護で、日々の積み重ねにより子供に悪い影響を与えてしまっていたと思っています。
ご意見・アドバイス、よろしくお願いいたします。
うさぎままさん
この場合の対応ですが、僕の経験からこうかなと思うところを書いていきます。
実際の様子を見ているわけではないので、正しいかどうかはわかりません。
この様子の元になっているのは、気持ちの部分の問題であると考えられます。
つまり、心を成長させることでだんだんと解決に向かうであると思います。
そのためには、大人の方の気持ちのあり方というのが大切になります。
まず、「信じてあげること」というのが第一に必要です。
「いまはできないかもしれない、でも必ずこの子はこの姿を自分の力で乗り越える日がくるのだ」ということを明確に大人の方が認識することです。
そして、それは嘘でもなんでもありません。
お子さんが例えば高校生になったとき、そのときも一緒に行かないと教室に入らない子になるだろうと考えていますか?きっとそんなことはないはずです。必ずお子さんは今の状況を乗り越えられるのです。
そしてそれは当然、高校生まで関わるわけではなくて近い将来です。
ですから、「この子はできない」ということで大人自身の心を不安と心配でいっぱいにするのではなく、「いまはこの姿がでているけれども、いずれかならず乗り越える」となんのてらいもなく受け止めてあげることです。
それができればこの問題の半分は解決しています。
あとは時間の問題だからです。
大人が今の状況に対して、心配や不安をたくさんもっていると、子供はそれを感じて子供自身も不安になり、「依存」から抜けられなくなってしまいます。
それから、
「どうにかしてやらなければ」「乗り越えさせなければ」と大人が作為的に関わってしまうと、こういうタイプの子供は返って自分の力を発揮できなくなってしまうことがあります。
行く前に言い聞かせをしたからといって、それがプラスになるどころかかえってプレッシャーになってしまうのです。
アプローチするのならば、「〇〇をさせよう」と考えるのではなく、また期待やハッパをかけるのではなく、「どうしたの?」の方向性で話をすることです。
「どうして一緒に行って欲しいの?」と聞くのです。そしてその返答に対してああでもないこうでもないというのではなく、ただ「ああ、そうなんだね」と受けてあげるのです。
このときの「どうしたの?」という問いには、「〇〇してほしいのに」とか、「〇〇しないのは困る」といった大人の気持ちは乗せずに、ただたんたんと「どうしたの?」と聞くのです。
子供の気持ちを受け止めるためだけに聞くのだから、それでいいのです。
この「気持ちを受け止めてもらった」ということはその子の前に進む原動力になります。
あとは状況にあわせて試行錯誤です。
もし、普段の生活で「過保護と過干渉」があって依存心を高めてしまうような関わりがたくさんあるようでしたら、その点の見直しというのも必要かもしれません。
ただ、子供の個性で「依存」とは関係なくそのような姿がでることもあります。
子供の姿は心の成長のあとに自然とついてきます。
返信ありがとうございました。
行く前に言い聞かせるのも、プレッシャーかなと思いながらも、他のママさんが言った言葉に私自身が気にしたこともありました。みんなわりとすぐ母子分離できているのは、朝行く前に言い聞かせてるから、ちゃんときいてるんだね。
というようなことを言っていて、まるで自分がちゃんといい聞かせられていないから、出来ないのだと。そんなふうに思ってしまい、あせりもあり、人の目ばかり、気にしていたのかもしれません。
もっと、信じてあげないといけませんね。
私自身強くなるように、受け止めていきたいと思います。
どうすればいいのか分からなくなっていましたが、おとうちゃんさんのおかげで、心が成長出来るように、受け止めて信じていくような関わりで続けていきたいと思います。
ありがとうございました。
自己肯定感について書かれたブログにつき・・・
初めまして。
自己肯定感についてのブログを読ませて頂きました。
育児に関するマガジンでライターをしている者です。
ぜひ記事に取材をさせて頂きたい件がありまして、どのように
連絡をさせて頂いたら良いかを教えて頂けますでしょうか。
”はじめにお読みください”を確認させて頂いたところ、
こちらのコメント欄は一般公開となってしまうので、詳細や
私のアドレスを記載することもできず、ご教示頂ければ
助かります。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
洋服への執着について
育児に頭を抱えていた頃、夫が見つけてきたこのブログに何度助けられたか分かりません。
今回わたし達夫婦ではどうしてもお手上げで、是非おとーちゃんさんの意見を伺ってみたくご相談させて頂きました。
都内在住のわたし達は、40歳の夫・37歳のわたし・娘、で典型的な核家族、頼れる親類は近くにいません。
夫婦共に自営業で夫は現場仕事、わたしは自宅兼仕事場としています。娘は1歳3ヶ月より保育園(認証)のお世話になり、平日9〜17時・1日8時間、仕事の状況によっては数時間延長したり土曜日も登園しています。
乳幼児の頃から絵本が大好きで今も週末は楽しみに図書館へ通っています。一人っ子なためにできるだけ他の子とのかかわりを持とうと、保育園入園前から積極的に児童館等へ足を運んでいました。そんなことも影響しているのか月齢のわりに成長が早く(親としてはあまり意識していませんでしたが担任の先生に度々言われます)日常会話も普通に出来、人並みにイヤイヤ期もあり、本人の意思で今夏スムーズにオムツも外れました(今は夜のみオムツ)。娘は人見知りがちで恥ずかしがり屋、大人顔負けな頑固さがありますが、歌と踊りが大好きな明るくユニークな子です。
前置きが長くなりましたが、ご相談したいのは娘の「洋服への執着」のことです。クラスメイトの親御さんと話しても、女の子を持つママは皆口を揃えて服のこだわりがあって大変だと言いますが、娘のそれは度を超えているように思えます。パンツ一枚からスカートまで、自分のお気に入りの服が頑としてあり、その日着たい服が乾いていないとドライヤーで乾かして欲しいと泣き叫びます。これは以前どうしても説得出来ず、しぶしぶわたしがドライヤーで乾かしたことを覚えているためです。ダメなものはダメ、と毅然とした態度をとるべきだったと反省し、その後は時間がかかっても説得して言いなりになしすぎぬよう気をつけているつもりです。わたしが選んだ服は一切着ないので(勝手に選ぶと怒る)一緒にタンスの前に座り、ああでもないこうでもないとパンツから靴下までを選びます。ようやく選び終えて着ようとすると、着方にもこだわりがあるらしく、袖や裾が長過ぎたり(まくるのは嫌みたいです)上手く上着が入れられなかったり(全ての上着を下衣の中へインしたがります)シワが目立つところにあると神経質なまでに拒否反応を起こして泣き叫びます。「直せばいいんだよ、もう1回着てみようね」と穏やかに言って直すと、場合によっては自分で直したい!と怒り狂ったり、もうこの服は嫌だから違うのにする!と言ったり、さすがに怒り過ぎだろうと呆れる程の短気さで、服を無事に着終えるまで長い道のりがあります。こちらもこの展開にはさすがに慣れてきたので、服以外の話をして気をそらせながら機嫌よく着替えさせたり、気に入りのぬいぐるみを横に置いて「似合うよ〜」などと会話させながら着させたり、あの手この手でなんとかすり抜けてはその度に安堵しています。正直着替えの時間は憂鬱になってしまいます。
保育園へ持参する着替えは、事前にこの服にしようねと確認してから持って行くのですが、当日何故か気に入らなかったりするとお迎えに行ったとき開口一番「この服嫌だからお着替えしたい」と言い、家に着くと一目散にタンスの前へ行って着替えています。園では気に入りの服がないと泣いているようですが、さすがにないものはないので仕方なく着ているようです。最近では気に入らない着替えの日は意図的におもらしをしたり汚したりして他の服に着替えているのではないか、と思う程の確率で気に入らない着替えは洗濯物袋に入ってきます。
同じようなことがパジャマでもあり、気に入りのパジャマがなかったり着方が気に入らなかったりすると泣き叫び、ひと晩で何度もパジャマを着替えます。外出するときの着替えも事前に本人の了解をとりつつ、念のためと思って3パターン程の着替えを持参しているのですが、どの服もどうしても気に入らず「着たくない!」となり、パンツ一丁で帰ったことも2回あります。(虐待にみられそうなので、眠たがったこともあり抱っこ紐の中に押し込みましたが…。小柄でベビーカーは嫌がるのでまだ抱っこ紐を活用中です)
あまりに着る服が少なく洗濯がまわらないため、一緒に選びに出かけて本人が選んだ服(大抵キャラクターもの)を購入するのですが、気分が変わったのか家に帰ってくると「嫌!」と着なくなる服が何着もあります。自分で選んだ服でしょう、と話すのですが聞く耳を持たず。
毎回洋服騒動が始まると、さじを投げる夫を横目に根気よく時間をかけて説得をするのですが、着たくない!あれがいい!などの一点張りでほとほと参っています。かかりつけの小児科医からは「この子は本当に激しい(気性が荒い)。お母さん苦労するよ~ 苦笑」と言われるほど、文字通り大人顔負けの頑固さです。
騒動が始まる原因はわたしが疲れて対応がないがしろになっているときではないかとか、受容が足りないのではないか等、自分の中の原因も探りましたが、良好な関係を保っているときでも本当に一瞬のことで機嫌が一転し「この服嫌!」と別人に豹変します。
親の選んだ服を一方的に着て欲しいのではなく、仮に着たい服しか着なくてもいいから、袖の長さやシワの有無にそこまでこだわらず上手くローテーションで着てくれたら… いいえ、それ以上にそんな自分のワガママがいつも通ることはないのだということを理解してもらえたら…と願うのは2歳9ヶ月の子に早過ぎる要望でしょうか。服以外でも本人のこだわり(?)は随所にみられ、食事のときに気に入りの皿におかずが盛られていないと怒り出したり、出先で階段ではなくEVに乗りたいと泣き叫んだり… こんなにも些細なことで怒り狂う短気さで大丈夫かと心配になります。怒り出す度に弱い大人丸出しで、ついお皿を変えたりEVを探したりする自分も助長しているだけだと猛省です。夫は毅然と無理!とつっぱねるのですが、感情的に怒ってしまうので娘は泣き出し悪循環です。わたしたち夫婦の中でも度々話し合い、やはり毅然とした態度で無理なものは無理と断るけれど、それは怒るのではなく穏やかに伝えようと足並みを揃える努力をしていこうとしています。
脱線し長くなりましたが、お手透きの際是非ご意見伺えるとありがたいです。どうぞよろしくお願い致します。
相談 母親以外の大人への態度
娘(3歳0ヶ月)の事で相談がございます。
娘はお話が上手で、ご飯もよく食べ、本も好きで、母親としては特に心配することはありません。
イヤイヤ期も普通にありますし、トイレもまだ練習中ですが、親としては困って仕方が無いということはありません。
保育園でもお友達とも楽しく遊んでいるようですし、先生にも可愛がってもらっています。
そんな特に問題のある子ではないのですが、私の父母(娘の祖父母)に対して意地悪をするようです。というのも私自身は子供の気まぐれや冗談、遊びの一貫だと感じていますが、母(祖母)が気にしています。その態度というのは「おばあちゃん好きじゃない」「あっちいって」など言葉で意地悪な事を言います。だいたい私がいる時に言うようで、私がいないときは、そうでもないようです。
祖父母だけにではなく、父親(パパ)にも同じような事は言いますし、母親にも「ママともう遊ばないからね」とかそのような類の事はいいます。
可愛い孫にそのような事を言われてショックなのは分かりますが、何でそのような事を言うのか、果ては言わすのかと私を責めます。親ならそう言うのを注意しろなどと言ってくるので、子供の冗談もかわせないのかと、先日娘前で口論になってしまいました。
元々、私と母はケンカばかりしており、仲良し親子とは程遠い感じで、その日々のやりとりを娘が見て、マネをしていると言ってきて、さらに私を責めたてます。
娘はおばあちゃんもおじいちゃんもパパもママもみんな好きだといつも言ってます。でもその様な関係だからこそ、ちょっと意地悪な事を言う。小学生の男の子が「好きな子に意地悪する」ような感覚なのかと私は思っています。
確かに私の母親に対する態度が良くなくて真似をしているというには一理あると思いますが、そんなに気にすることなのでしょうか?
母親(祖母)はもう暫く距離を置くとか訳の分からない事を言っています。
過去のコメントなどで意地悪について読みましたが、「それは意地悪だよ」と娘に言う事がよいのでしょうか?相手が悲しんでいるにだからと。
子育て相談と言うより、大人の家族相談みたいですが、何か対策が必要なのかと思いコメントさせて頂きました。
どうぞよろしくお願いいたします。
まりもさん
1性格、気質によるもの
2年齢的、時期的によるもの(成長期など)
3大人の態度、姿勢、関わりから導き出されるもの
4環境によるもの(友達からの影響など)
大きく考えてこういったところから来ているものが多いでしょう。
どれかということもあるでしょうし、全部少しずつということもあるでしょう。それらはケースに寄ります。
またこれとは別に発達上の問題からきているということもなかにはあります。
発達障がいなどの特徴として「こだわり」が大変強くなるということがしばしばあるからです。
それに関しては個別になりすぎて僕からはなんとも言えませんので、1~4について見ていきます。
1と2の場合これは、基本的にはどうにかしようとしてどうなるというものでもありません。
なだめすかしたり、その場を凌いでしまったり、ときに許容できないことに対しては大人として毅然とした態度をしめしたりということを臨機応変にしつつ、年齢的、精神的発達というのを待っていくということになるでしょう。
4に関してはこれ単体で、手に負えないほどの姿になるということはそうそうありません。
1,2,3などの主なものがあって、はじめて出てくるものと考えていいでしょう。なのでほかからの影響というのはケースにもよりますが、さほど気にせずともいいでしょう。
大人が意識的に関われる部分としてあるのは、3についてだと思います。
僕の経験上、親の関わりから子供のこだわりが極端に強くなるケースとしては、
親の姿勢が、子供に対して支配的でありながら、一方で過保護だったり、弱い大人としての姿を持っていたりして、支配で押さえつけられた自我を出しやすいところ(つまり親が過保護になってしまうところ)で「こだわり」として出すというものです。
これのバリエーションも多岐にわたります。
母親ひとりが支配的で過保護という両方の役割をしてしまっているものもあれば、父親が大変支配的母親に対してこだわりやかんしゃくを出すというケース。
両親が支配的、祖父母にこだわり、かんしゃくを出すケース。
家庭全般が支配的、保育園で保育士に出すケースなどなど。
こういうことがまず考えられます。
そのように支配的でない場合でも、弱い大人タイプの親の場合、子供がこだわりやかんしゃくというかたちで自我を出すということもよくあります。
または支配という抑圧の代わりに、過剰な負担というタイプの抑圧をかけていてそれがこだわりやかんしゃくというかたちででるものも見られます。
例えば、長時間に保育プラスたくさんの習い事など。
こういう場合も、そういった心身の負荷がそういうかたちをとってふきだしてしまっているわけです。
ですから、関わりの面からチェックするとき、
・抑圧、負荷
・過保護、弱い大人
のふたつを振り返ってみましょう。
もしこういったことがあると感じるならば、その点を是正していくことで多少なりともこだわりとしてでているものが軽減されるかもしれません。
ただ、気質などから来る部分もあるでしょうから、完全になくなるというわけではないかもしれません。
今後の対応としては、
コメントの中でまりもさん自身「弱さ」があるということを述べてらっしゃいますので、そこがポイントになるかもしれません。
いまは時期的年齢的にもそういった自我がこだわりとしてでるということもあります。
それを乗り越えていくためには心を伸ばしていく必要があるわけです。
そのためには、大人の方にメリハリが必要です。
大人が子供のだだやかんしゃくこだわりに直面したときに、困ったなぁとかおろおろしたりの「弱さ」をのぞかせてしまうと、子供は大人のその弱さの部分にのっかって依存が強くなっていきます。
依存させてしまうと子供の心の成長はあまり進みません。
なのでできるだけメリハリをもって対応します。
待ってあげられる時間の余裕があるときなどは、気持ちよくそのこだわりを出させてしまいます。
でも、そういった余裕のないときはきっぱりと対応してしまいます。
こういったときに、「この年齢ではまだ理解できないだろうか」「怒って対応したらよくないのではないだろうか」などと大人が思ってしまえば、結局子供にはそこが大人の弱さと映ってしまうこともあります。
そうすると結局依存して、いつまでもかんしゃくを出すことになります。
なので、大人の都合で主張していいのです。
いまこだわられたら会社に遅れてしまうというようなとき、子供の都合を斟酌しなくていいのです。
きっぱり、「これとこれをきて下さい!いまは時間がないので選ばせてあげる余裕はありません!」
そのように伝えてしまう。泣いてもわめいてもひよらないという姿勢で大人は対応します。
一例ですがメリハリというのはそういうようなことです。
いいときは認め、ダメなときはきっぱりと大人の事情を通す。
すぐは直るわけではないけれども、これで少しずつ子供の心の成長を(時間的なものもありますが)進めていけることでしょう。
なにかほかにも発達で気になる点がある場合は、発達上のものからくることもありますので、こういった対応は適切ではありません。そこにはお気をつけください。
ぽたんぽたんさん
それはその人その人の主観によることなので、一般的には気にするべきことではないことでしょうなどと言っても意味のないことだとは思います。
お祖母ちゃんに対してでなくても、もしなにかを言われて嫌だと感じているという人がいたらそれは言うべきでないことなのはかわらないことでしょう。
子供には、「お祖母ちゃんはそういう言い方をされるとすごく嫌な気持ちになるんだよ。これからは言わないでね」と言えばそれで伝わるのではないかと思います。
大人のことは僕の専門分野ではありませんが、人は往々にして表現しがたい感情がある場合、出しやすい表の理由にかこつけて不満を表すものです。
>母親(祖母)はもう暫く距離を置く
そこまで言うのであれば、単にお孫さんの言葉がどうという以外の本当の理由がほかになにかあるのかもしれませんね。
おとーちゃんありがとう
ブログも本も何度も読み返しています。
私は暴力ありの支配的な家庭で育ちました。心が傷ついている自覚はありましたが、どこがどう、何に傷ついたのか、分かっていませんでした。
そんな心の中をおとーちゃんにひとつひとつ説明してもらえたように思います。暴力はもちろんですが、個人として尊重されなかったことが一番辛かったのだなと今では分かります。
おとーちゃんが教えてくれた、嘘をつかない、支配しない、個人として尊重するの3つは私の子育ての大きな指標です。
おかげで、子育てに悩むことはあっても、大丈夫大丈夫、と思えています。
子どもたちのためにたくさん行動されているおとーちゃんを見習って、私も少しでも子どもを助けられるような仕事がしたいと考えるようになりました。
子どもたちのよりより未来のために皆で頑張りましょうね。
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