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2024-04

発達障がいについて考える  Vol.2  ―個別的なアプローチ― - 2012.07.01 Sun

Vol.1の記事で

>そのことに対する無理解がその子の育ちを奪っていってしまいます。
>「発達障がい」においてはこの種の問題がとても大きいのです。
>(この点が僕が「発達障がい」について今回書くに至った最大の理由です。)

と述べました。

今回は、この点について考えてみたいと思います。







まず、「発達障がい」というものやそれに対する考え方が一般に認知されていないことと、「発達障がい」というものがはっきりとわかりにくい、ということがこの種の問題を大きくしています。

実際に、ある一時期だけその特徴が強くでているだけだったり、年齢を重ねるうちにその極端な特徴が薄まったり、見えなくなったりしてしまうこともありますので、「発達障がい」と考えにくいことも多々あります。

例えば偏食などもそうです。
食の好き嫌いなどというものは誰しもでます。

1歳くらいまではなんでも食べていたのに、成長期の頃になると好き嫌いがでてきて、それまで食べていたものもちっとも食べなくなり心配しているというようなことはよく聞きます。

そういうことは誰しもなるものなので、それほど心配しなくともいいものなのですが、中にはその出方の強いものなどもあります。

特定のものしか食べず、逆にある特定のものには強い拒絶反応を示す というようなものです。

よくあるところでは、肉類や炭水化物類ばかり好むが、一方で野菜などはまったく受け付けない、食べさせようとすると暴れたりパニックを起こしたりするというものがあります。

その際に、嫌なものに対する拒絶で食べ物を吐き出したり、投げたりすることで親から強く叱られたりすることがあります。

単に子供のわがままで、食べ物を投げたり落としたりしているのならば、それをしてはいけないことと伝えていくことも大事なことでしょう。

しかし、それが「発達障がい」のひとつの特徴で出ていたり、「発達障がい」でなくともその子の気質的にそういう部分が強くでてしまっているとしたら、その対応ではどうにもならないどころか、自分でもどうにもできないことを否定されるので、その子にはたいへんつらい状況となってしまいます。


ここでの「食べ物を大事にすべき」というのは一般論なのです。
子供の育ちのなかには一般論では通用しないという場合があるのです。

ですが、いわゆる「子育て」「しつけ」「教育」というものは、たいてい一般論を基準になされているので、それが通用しない子に対しても、それを強く押し付けていくという対応になることが少なくありません。

むしろ、親の方からすると「うちの子はできないことが多い」などと感じている分、必要以上に余計に一般論での子育てを頑張ってしまうということもしばしば起こります。
他児と発達の程度を見比べたりしてしまうと、それはさらに顕著になってしまいます。


なんらかの発達障がいを持っている場合や、そうでなくとも発達に強い個性を持っている子に対しては、個別的な対応というものが必要です。

上のような一般論でのアプローチをいくらしても、その子にとってはその正論以前のところになにか原因があれば、いくらそれを叩き込んだところで身につけることは不可能だからです。

それどころかそのことによって、さらにマイナスの影響を受けることすらあります。

どうしても否定になってしまうことから、他のところで育てにくさがでたり、情緒が安定せず荒れたり、攻撃的・暴力的になったり、もっといけばそのことからひきこもりになったり、対人関係でトラブルを頻繁に起こすようになったりというような種々の二次障がいを起こすことすらあります。


実はこういう子に対しては、その子にとっての個別的なアプローチをすることで、比較的すんなりといく対応というものがある場合があります。


ADHD(注意欠陥多動性症候群)の子を例にとって、そのすんなりといく対応をみてみましょう。

ADHDとはその名のとおり、物事に注意する力が欠けています。
そのとき見るべきものひとつに注意をしぼれないのです。

ですから、大人から言われたことをなかなかすんなりと理解できなかったりします。

これが、1歳2歳の子だったらあまり問題にもなりません。まだ大人が言うことを認識する力も弱いし、それを理解して行動する力も育っていないと大人も当然のごとく考えているからです。

しかし、5~6歳の子が、言われたことを実行しないどころか、理解もしておらず、自分の好き勝手なことをして遊んでいる、としたらどうでしょう。

普通は叱ったり、怒ったりという対応をしてしまうでしょう。


しかし、この子がADHDであるという認識を持っていれば別の対応をすることができます。

この子は大人の言うことを聞く気がないのでも、聞いていないのでも、自分勝手なわけでもありません。

ひとつのことに意識を集中することができにくいので、その大人が言っていることをすんなりと理解できないだけなのです。

例えば、大人だってなんかのテレビに夢中になっていたり、本を読んでいる時に誰かに話しかけられたりすると、その話をウンウンとわかったつもりになって生返事をしたりしていても、あとになって何を言われたかちっとも覚えていなかった、理解していなかったというようなことって誰しもありますよね。

ADHDの子はそれがずっと続いているような状態と考えるとわかりやすいでしょうか。

人間がものに注力できるのはだいたいひとつのみになので、大事な話だと思えばそれまで見ていたテレビとかを頭の中でシャットアウトして、その話に注意を向けられます。

しかし、ADHDの子にとってはこのシャットアウトするということが大変難しいので、つねにすべての情報がフルパワーで頭の中に流れ込んできてしまいます。
その結果、話しかけられたことや、集団での行動、学校の授業などひとつのことに注意をするのができにくくなってしまいます。

そういったことを踏まえて、その子にあった対応をとるとその解決の糸口がみえてきます。

例えば、言葉だけでなく図や絵も一緒に示して伝えることで、具体的なものに注意を止めやすくなるので理解しやすくなったりします。
簡単な指示であったりすれば、話すときに真正面にまわって、ときにはほっぺたを両手ではさんでおでこがくっつくくらいの距離で、「○○します」といった言い切りの形で話すことで、伝わったりします。

このように、その子その子にあったアプローチによって、それまではできないことを怒ったり叱ったり、いくら言い聞かせても通じなかったことが、比較的すんなりと通じていったりということがあるのです。


前回、「発達障がいとそうでない子のあいだに、明確な境目などない」というようなことを述べましたが、このような大人の言葉がなかなか浸透しないというようなことは、ADHDでなくとも子供ならだれしもあることです。
例にあげたように大人ですらあるわけです。
実はそういうときにも、叱ったり怒ったりせずともすむ対応があるということを示唆しているとも言えるでしょう。

こういった子供の状況・個性に応じた対応というのは、少し理解しているだけでも子育てがしやすくなることもあります。
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● COMMENT ●

No title

1か月前、長男(小1)がADHDだと医師に言われました。
完全に!普通の子だと思っていました。

幼稚園時代も問題もなく過ごしましたし、
友達関係もとても良好です。

好奇心旺盛で、人懐っこくて、落ち着きがあるほうではないが
集団生活はちゃんとできているし、年相応だろう。
むしろ知能的には賢いほうだ、と思っていました。

ただ、なぜか意味のわからないとき、ところでキレたり、
だだをこねたり、反抗的だったりして、とてもやりずらい時がちょくちょくあり悩んでいました。

たとえば、赤ちゃんのときは朝まで夜泣き、幼少期には癇癪おこして
よくひっくり返って手に負えない、ちょっと何かいうとキレたり、睨んだり。待つこととか、我慢というのが極端に苦手ではありました。
一言でいえば、自己中。空気読めない子。

なんというか、いつキレるか、こちらがいつもビクビク、ピリピリしてしまって、怖がってしまって、いいなりになったり。でもそれが悪いのかと思って、こっちが主導権にぎらないと、と、逆に偉そうにして我慢させてみたり。
とにかく、緊張感が常にありました。腫れものにさわる感じ。
正直、なんでこの子だけこんなにイライラするんだろう。この子さえいなければ、私は下の子達をかわいがる穏やかな母親なのに!となんども思いました。

ただ、キレる姿を見せるのは基本家族だし、友達や先生とは良好な関係を築いていたので、親に甘えているだけで、世間ではなんとか普通にやってるから、まさか障害だという発想はゼロでした。親の前で甘えているだけだ。と思っていました。

だから、子供のやりずらさ、我慢のできなさ、キレるところなどは、
絶対私の子育てが悪かったせいだ。長男だから、キリキリ育ててしまったからだ。私の対応を変えれば、時間はかかっても、ちょっとずつ良くなる
はず。。と、おとーちゃんのブログを参考に、日々がんばってきました。
もちろんくすぐりなどで、良い方向にはいきましたが、なぜか、プラスのかかわりをしているのに、急にキレたり、理不尽に喧嘩をふっかけてきたり。なんというか、がんばっても裏切られる感じがよくあって、私のがんばりも疲れてしまう感じでした。

幸運にも分かったきっかけは、小学校入学直後から、学校に行きたくない!おもしろくない!!
と、いいだし、ただのわがままかと思いましたが、あまりにも毎日
拒否るので、ちょっとフラリといったメンタルクリニックで、
実はADHDだとわかりました。

周りの対応をかえるアプローチとともに、薬をのんで落ち着かせるというアプローチも有効だと、薬をすすめられましたが、薬なんて!!だいたい、病名すら誤診かもしれないし、薬を飲むほどのレベルでは、うちの子はないはず!性格まで変わってしまいそうで怖いし。と、薬にはかなり抵抗があり、薬を持って帰っても、しばらくは飲みませんでした。薬がなくても、がんばったら人並みに生活していけるはず!今までもそうしてきたんだから!と。

しかし、それは、視力が悪いのに、眼鏡をかけるな。気合いで見ろ。
と言っているようなもの。周りからしたら、普通に見えていそうでも、
本人からしたらものすごくしんどいし、ストレス。(子供本人は、それが普通、みんなも同じだ。と、気付いていないでしょうが。)と、ある人にいわれ、

こわごわ試しに飲ませてみると、上記の問題がすべて!!なくなり、一言でいえば、息子は機嫌がとてもよくなりました。注意をしても、人の意見を落ち着いて受け止めれるようになりました。こんなに変わるんだ。

逆にいえば、今まで、病気のせいで、言葉にならないストレスを持ちながら生きてきたんだなぁ。そのせいで、親から、悪魔の子か?!性格悪い!と思われるほど、どうしようもないイライラを抱えていたんだなぁ。と思うと、気付いてあげれなかった申し訳なさで心がいっぱいです。今になって考えてみれば、生まれたときから、朝までぐずって異常に寝てくれなかったのは、いろんな刺激に敏感に反応しすぎて、寝れなかったんだ、と納得です。こんなに私を苦しめて、私へのハライセか!?と思ったりしていたことに、後悔です。

そして、7歳になってしまいましたが、人格形成が完全に出来上がってしまう前に気付いてあげれて本当によかったと毎日思います。なによりも、子供本人がとても楽そうでうれしいです。(薬を飲まない日は、やはり、ちょっとだけイらついていて、しんどそうなので、やはり薬は効いているんだと再確認します。ちなみに普通の子に飲ませてもたいして変化はないそうです。)

息子がおだやかなので、こちらもたくさんよいアプローチや言葉がけをしやすく、余計に息子も満たされやさしくなり、すべてがよいサイクルでまわっています。


なにがいいたいかというと、障害を知るということは、とても大事な第一歩で、うちの子はまさかなぁ~と思っている人でも、一度受診をしてみてもいいんじゃないか、むしろ全員義務化してもいいくらいなんじゃないかと極端ですが、個人的には思います。そんなことしなくても、障害の詳しい知識を親全員がもっていればわかるのかもしれませんが。


必要のない人に、うちの子もまさか!?と、不必要に不安にさせてしまったら申し訳ありません。
ただ、私は無理解によって、7歳まで無駄に怒り続け、息子との信頼関係や人格をゆがめてしまった典型で、とても後悔しています。

少しでも多くの子供が親の理解を得られたらと、願っています。

今、「毎日子供のことを可愛く思えるって、なんて幸せなことなんだろう。」と、感じています。


おとーちゃん様、返信不要です。

毎回、とても重要なメッセージを発信していただいて、
ありがとうございます。

これからも応援しています。

病気について

おとーちゃんさん、こんにちは。
今年2月に2歳になり、人が変わったように嫌がったりする息子に困り果てて何か対応策はないものかと思っていた時に、おとーちゃんさんのブログにたどり着きました。
それ以来とても参考にさせていただいています。
うまくいかないことも多いですが、受容や共感を大切に、日々過ごしているつもりです。
一人で世界を作って遊べて、優しく、笑顔が多い方だとは思います。
ただ、うまくいかないことも多い、と書きましたが、息子の持病であるアトピーのせいもかなりあるのかなと最近思っています。
息子は赤ちゃんの頃から肌が弱く、卵、大豆のアレルギーがあります。
保育園に通っていますが、この春2歳クラスになって以降急激に肌の調子が悪くなりました。
「アトピー」の診断も正式にされました。
アトピーのお子さんを持つ方は誰しも通る辛い道かもしれませんが、夜中~明け方にかけて、何時間も「かい、かい・・・」と言って延々と体中をかきむしり、血を出しています。
私もその間中、ずっと息子の体をさすっています。
もちろん飲み薬、塗り薬、包帯などきちんとやっていますがなかなか改善されません。
毎日こうなので、働いている私の身も辛く、「掻くな!」と言って手をおさえつけて怒鳴りたくなる時もあります・・・・・が抑えています。
主人と交代で夜中の対応をできればいいですが、単身赴任で離れて暮らしているため一人で見ざるを得ません。
最近では保育園でもひどく痒がっていることがあるようで、先生たちの手も煩わせてしまっていると思います。
保育士の方によっては「アトピーの子どもの世話は嫌」と思う方も世の中にはいらっしゃるみたいなのでそのような話を聞くと落ち込んでしまいます。
夜、しっかり眠れないことでイライラが募り、昼間の痒みが発生している気もします。
朝も機嫌が悪く、なかなか出かける準備が進みません。
「アトピー」のせいで息子の心の平穏が保たれていないのでは。
こんなに痒くてイライラすることが多ければ、精神的に満たされることがないのではないか。
と思っています。
最近は10人に1人がアトピーという時代ですから、保育園にもたくさんのアトピー園児さんがいらっしゃると思いますが、そのようなお子さんの情緒的な部分はどうなのでしょうか?
もちろん症状は人それぞれですので一概には言えないと思いますが、なかなか完治までは難しい病気であり、客観的に見て何らかの影響があるのかなと思いました。

また、現在私が第二子を妊娠中です。
1ヶ月くらい前からつわり真っ只中でして、なかなか十分に相手をする余裕がありませんでした。
そのような状況から、十分に甘えられないことで身体的にも影響が出ている、という場合も考えられるのでしょうか?

今回のお話とは関係ない質問になってしまい申しわけありません。
妊娠時の体力の低下やつわりに加えて、睡眠時間が細切れ4時間程度なのでちょっと体に堪えてしまい・・・・
病気の話なのでおとーちゃんさんへの質問というのもお門違いかもしれないのですが・・・何か解決の糸口がないかと思い切って質問をしてしまいました。

お時間のあるときでいいので、お返事をいただけると嬉しいです。

ご相談です。

先日はお返事ありがとうございました。こころがすぅっと軽くなりました。今回のテーマ涙が出そうになりながら読ませていただいて ます。 うち(2歳10ヶ月)は基本「言葉がまだ」とゆう現実に伴 う遅れ、発達障害です。 なんとか療育手帳もおりて加配の先生が今日(7月)から 4時間ついてもらえるこ事になりました。 自分の考え方や気持をここまで持ってくるまで、涙も流し 、時間もかかりましたが、 親として少しづつ強くなり、本当に日々勉強させてもらっ ています。 いろんな書籍でまだまだ勉強中ですが、全ての子育てにお いての基本! 「愛情をもって接する」そして「叱らない子育て」 って事 だと気づきました。 この子が理解できるようにとか、この子が楽しく生活でき るようにとか 全てこの子が毎日って楽しい!って感じるような環境や生 活圏を用意、支援してやるのが 親としての責任だと今は感じています。 「甘やかして・・・」と言われて悩む時もありますが・・ ・。 まだまだ認知度も低く、対大人にどう説明すれば理解して もらえるのか夫婦共悩んでいました。 なので、今回のテーマ、こうやっておとーちゃんさんが発 信して下さることほんとうに嬉しく思います。 毎日、葛藤や反省、そしてたくさんの感動^^こうやって 親子共少しづつですが成長していけたらと思っています。 おとーちゃんさんのプロからの目線でこれからもイロイロ と教えて下さい。

No title

光とともに
を、思い出しました。
状況、個性に応じた対応。できてないけどできるようになりたいです。
つい声をあらげて、自分自身が空回りしてるときがあります。

アトピーっ子

とーちゃんさんのコメント前に、ぴっぴさんのコメントを読んで、お節介ですが出てきてしまいました。
うちの子供も2歳半で、アトピーです。
うちも今の時期、悪くなるので、夜中から夜明けのカイカイで慢性的寝不足です。
うちは1才までが本当に酷くて酷くて…グチュグチュで夜は泣き叫んでかきこわす…という状態でした。
当時のことは、大変で、辛すぎてよく思い出せないというか、、、本当にお気持ち良くわかります。
あの辛さ…本当に本当に気持ちがわかるのでしゃしゃり出てきてしまいました。ごめんなさいね
寝れないのに加え、我が子が血を出して痒がっている姿って辛いですよね。

アトピーっ子の性格の傾向とか、私も是非おとーちゃんに伺ってみたい気はします(笑)
子育ては、私もこのブログを読んでいる身なのでアドバイスできませんが、うちがグチュグチュを脱出したきっかけを参考になったらと思ってコメントします。

1、お風呂の回数を減らす(シャワーも皮脂を流してしまうので同じ。お尻だけシャワー)石鹸も使わない。今ある皮脂を大切にするお風呂はぬるめで短時間。2、洗濯洗剤をアトピー用に替える。
(うちは梅雨の時期の部屋干しで悪化させました。
今は乾燥機かいましたが、一時期コインランドリー通いしてました)
3、節電の夏ですが、寝しなは、ぐっと温度を下げてあげる(シーツの下に引く冷えるシートみたいなのも使いました)
4、お風呂に塩素除去のビタミンを入れる
5、モクタールという薬(一昨年まで保険薬でしたが、保険法の改正で採算がとれなくなり製造中止になってしまったんですが、保険利きませんがネットで買えます。)を塗る。これ、本当に良く効きました。
6、食べ物を和食・野菜中心に。うちは米アレルギーなので玄米は食べてません
グチュグチュしているところを消毒用イソジン使ったり、、、。(接触性皮膚炎になりやすいのですぐ洗い流して、1週間以上は続けない)うちは水虫の薬がききました。真菌です。皮膚科で肌の菌検査してもらうとよいですよ
…奥の手ですが、抗アレルギー薬を処方していただくこともありました。

子供を預けられるところにお願いして預かってもらって、外注できる事は外注して、とにかく寝る。寝ることにお金をかける罪悪感を捨てて、とにかく寝ました。やっぱり寝てないとおかしくなるので(笑)

私はステロイドを使いたくなかったので、ステロイドを使わないお医者さんを探してかかっていました。
1才を機会に肌は綺麗になりましたが、いかんせんアレルギー体質なもんで、季節の変わり目はカユカユがときたまでてきますが、グチュグチュにはならなくなりました。

おとーちゃんのブログに、今日よくできたことを誉めながら寝る。っていうのがあったので、それも実行したり…。
「かいちゃだめ!」って言わないようにして(つい言っちゃいますが)「痒いのに毎日よく頑張ってるね。良く頑張っててお母さんはすごいと思うよ。
お母さん、いつでもかいてあげるし、いつでも一緒にいるからね~。。」と呪文のようにとなえ続ける…とか色々やりました。

ぴっぴさんのお子さんが、本当に少しでも良くなれば…と思います。
突然出てきて長々とごめんなさい
少しでも参考になるといいんですが…。

ぴっぴさんではなくぺっぺさんでした

お名前間違えてしまってすいません。
ぴっぴさんじゃなくてぺっぺさんでした。
コメントまで増やしてしまい…反省しきりです

よるのひるねさん、おとーちゃんさん

よるのひるねさん、とても勉強になる情報、本当にありがとうございます。
私自身、いろいろと対策を試しているのですが、スパッと良くならないのが辛いところですよね。
皮膚の菌検査。とても参考になります!今度やってもらおうと思います。

幸い息子はグチュグチュの状態ではなく、膿もあまり出ないので見た目の状態としてはそれほど悪くないかもしれません。
全身の猛烈な痒みであらゆるところを掻き、皮膚を真っ赤にしてしまいヒリヒリしている感じです。掻き壊し…というよりも無数の引っかき傷、というところです。

もともとは寝つきも寝起きも良いのです。
おとーちゃんさんのブログにあった、「寝る前に一日やったことを振り返る」というのも実践し、
「今日は○○をやって楽しかったね~」というと、
「うんたのしかった~」と言って、すぐに眠れるタイプなんです。
朝も自分からパチッと目覚め、「おはよ~!おきたよ~!」と元気に挨拶してくれてました。

それが…ここ最近といえば痒くて寝付けず、夜中も目が覚め、朝も私に無理矢理起こされる。といった日が多くなってきました。
先日はあまりにも息子も寝不足が続いたので、病院に行きがてら私も仕事を休み、保育園を休ませましたが、その日はリラックスできたのか、昼ごはんを食べた後、おやつも食べず、夕飯も食べず、結局翌朝まで寝ていました…
息子なりにとても疲れていたみたいでとてもかわいそうでした。

かなりストレスは溜まっているのだろう。と推測できます。
そのストレスを取り除いてやれないもどかしさ…機嫌が悪いことが多くなってきた息子の精神面での影響を気にせざるを得ませんでした。
保育園でも毎朝、「痒みの様子はどうですか~?少しは良くなってます?」と聞かれ、先生は心配して言ってくれているのでしょうが、まるで対応が難しい園児のようだ…と毎朝その言葉に落ち込んだり。

しかし…親子でタッグを組んでアトピーとうまく付き合っていかないといけないのかな、と思い始めました。
今まで以上に、心のケアというか寄り添いというか、必要ですね。
何だかおとーちゃんさんからのご返信を待つ前に心が決まってきた感があります(笑)
少しでも息子と私の笑顔の時間が増えるように…前向きな気持ちでいたいです。

コメント欄をたくさん使ってしまいすみません!

ぺっぺさん

しかるべく治療をして対応しているのでしたら、あまりネガティブな部分を気にしすぎない方がいいと思いますよ。
ある意味、それはどうにもできないことなのですから、その分をほかのところで補っていけばそれでいいのです。

また、妊娠中、出産後というのは子供もどうしても不安定になる時期ですから、家族のサポートなどを受けて過ごしていけばいいと思います。

また、薬の効果などもすぐに出るものもあれば、だんだんと効果が発揮されてくるものもありますので、地道に続けていくことが大切ですね。
年齢とともにだんだんと軽くなっていくこともありますから、大変ですけれどもあせらずに続けていってあげてください。

ありがとうございます

おとーちゃんさん、お忙しい中お返事いただきましてありがとうございます。
自分でも、他の部分でフォローはできているはず、でも・・・と思っていたのが本当のところだったので、「大丈夫」と言っていただけてホッとできました。
親子でうまくアトピーと付き合っていこうと思います。

おとーちゃんさんのブログ、いつもとても興味深く読ませていただいてます。
たくさんの方がそうだと思いますが、出産前に思っていたよりも、色んなことで悩み、大変だと気付いた子育て・・・
あまりに考えこみすぎると視野が狭くなってしまって、「こうじゃないと!」なんてなりがちなんですが、おとーちゃんさんのブログを読んで、「ああ、こんな風に捉えればいいんだ」と納得できるものがとても多いです。
子育てがうまくいかないと「子どもは面倒くさい、言うことを聞かない」となってしまいそうですが、視点を変えてみると子どもから教わることってとっても多いですね。
私も成長させてもらっているんだと最近すごく思います。
どうせ大変なんだから、その中でも存分に楽しまないと人生損ですね!

これからもブログ読ませていただきます。
ありがとうございました。


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