こたつ効果 - 2013.12.20 Fri
いやぁ、こんなに変わるとは思ってもみなかったです。
もともと、子供との距離は近いほうだったけれども、こたつで過ごすようになってさらにそれが近くなったようです。
夕食後など、そのままの流れで会話を続けたりトランプやボードゲームを楽しんだり、そういうことがより自然にできるようになりました。
大人の方も、腰を落ち着けてくつろいでいるのが子供たちに安心感を与えるのか、より満足した、安定した姿を見せてくれています。
そんなにすごいことをしているわけではないのだけど、そんなときは子供たちもとても楽しそう。
むーちゃんなんか近所迷惑になるのではないかと思ってしまうほど、楽しそうに笑い続けたりしています。
こたつっていいですね。
● COMMENT ●
コタツの思い出
過干渉の弊害?
知人のひきこもりなどのカウンセラーの方にちょっと過保護かも?ひきこもりにきたらなるかもとのしてきをうけ、2.3歳の子に過保護ってなんだろーと調べ始めこちらのブログにたどり着きました。気になる記事がたくさんで、まだ全て読めておりませんが、おとーちゃんさんの文章一つ一つに共感し心打たれた反面、心配事がでてきました。
色んな記事を拝読しじぶんなりに噛み砕いての過保護と言われたことについて考えてみましたが、どちらかといえば自分は過干渉ではないかと感じたのです。
わたしは主人との交際中からとにかく子供を楽しみにしていて、子供には愛されているという自信を持ってほしい、なるべく甘えを受け入れ自然卒乳をまとう、と理想を持っていました。また、いけないことはしっかりと注意しよう。話をすればわかってくれる、とも思っており、産まれてからはこれらを実行してきました。
生後間もなくから日に何度も、感じるままに大好きを伝えて、これからどこどかに行くよー、何時になったらお片づけだよー、これはこうだからこうだよ、これはこうだからいけないんだよなどなど、今思えばその頃から理屈っぽく?しつこい感じでした。
そして動き回るようになると、公園やキッズスペースで子供と遊ぶのが楽しいのと、おもちゃの貸し借りをうまくできるようにおしえるため、またお友達を叩いたりすることを防ぐため必ずべったりくっついて遊んでいました。楽しい時は思いっきり2人でたのしんでいましたが、貸し借り、叩くことに関してはかなり理屈っぽく、正論を伝えようとしていたように思います。もちろん、このおもちゃを使いたかったんだね、とか、それを取られてやだったから叩いたんだね、とか共感することも忘れずに。。。ですが今までの行動すべてが過干渉たったように思え、3歳になってしまった今後悔でいっぱいです。もっとおおらかに見守るべきだったと。。。
その弊害か?とっても元気で絵に書いたようなやんちゃな男の子、といったかんじの息子ですが、今だに公園やキッズスペース、入園予定の幼稚園での園庭開放で遊ぶときに「おカーさん一緒にあそぼー、一緒に滑り台やろー、一緒に砂やろー、おいでー」と言い、ひとりでどこかにいくと言うことがほとんどありません。
通っているリトミックでも、ほかのお母さんと手をつなぐことを極端に恥ずかしがり、先生の絵本を聞くときも、子供たちだけ前の方で聞いてる中、ひとりわたしの膝で聞く、ということもあります。
これって、なんだかひきこもり?親から離れられない?不安でいっぱい?の要素が満載ですよね?知人から言われたとおりだな、と悲しくなりました。
トイレは自立しており、家では一人で行ってくるね、ということもありますが、わたしがべったりしてしまったせいでしょうか、まだ卒乳してませんし、そのためか食も細く気が向いた時しかじぶんで食べません。
おとーちゃんさんのいう、器を満たそう満たそうと思い育ててきたつもりが、過干渉だったみたいで。。ショックですが、今からでも間に合うでしょうか?
また、2ヶ月ほど前から、来年からの幼稚園のため家計を助けてほしいと主人から相談され、隣に住む実母も協力してくれるとのことで週4日午前のみのパートをはじめました。息子は家の目の前の保育園に8時から11時で週3日、送り迎えはわたしの実母です。(お互いにちょっとずつ慣れよう、ということで幼稚園入園前からのスタートになりました)
最初は少し泣いていた息子も保育園が大好きになりたのしみにしていましたが、ここ2週間は嫌がり、起きてからずっと泣くので、ひたすらうんうん、やだよね、と話を聞き、共感し、母になんとか連れて行ってもらっている状況です。
これも、今までの過干渉、器が満たされていない不安が爆発したのでは、また、自分は本当は幼稚園までしっかり家で見たかった、働きたくない、可哀想な思いをさせているのではという不安を、感じ取っているのか。。
おとーちゃんさんの保育園嫌がる子を参考にして笑顔で軽く伝えてその時は保育園楽しいからまたいくよと言ってくれても、当日の朝になるとまただめです。
どのように対応していけばいいのでしょうか。。。
本当に長くなってしまい申し訳ありません。
お時間あるときにお返事いただけたら幸いです。
寝かしつけについて
困っていることがありまして生後5か月になったばかりの息子は寝るときいつも大泣きで、抱っこしてもトントンしても寝ません。
3か月までは抱っこで寝れていましたが、体重が重くなるにつれて長時間の抱っこがきつくなってしまいました。
今ではお昼はおんぶで、夜はおっぱい・おしゃぶり・タオルで手を巻くなどおくるみで寝かしつけをしています。
おとーちゃんのブログの中に、おしゃぶりは借金するものと書いてあるのを見てドキッとしていました。
もう少し月齢が上がれば、自然に泣かなくなり、ひとりで眠るものでしょうか?
日中はお散歩して、なるべく外気浴させたり、腹ばいにさせて体を使って遊ぶようにしています。
せめてお昼寝だけでも、お布団で寝てくれると私も休めるのですが、おんぶからそーっとおろしても泣いて起きてしまいます。正直、体が辛いです。
保育士おとーちゃんさんのお時間があれば、なにかアドバイス頂ければと思います。お忙しい中、一方的で申し訳ありません。
とろりんさん
http://hoikushipapa.blog112.fc2.com/blog-entry-252.html
こちらの記事にあるように、過干渉だからそれがそのまま良くない方向へいってしまうというものでもありません。
特に今現在過干渉からくるなんらかの大きな問題がでているというわけでもないようですから、これまでの関わりは、「受容の貯金」をしたくらいに思って前向きにいくのがいいですよ。
過干渉と「自立」とはそのバランスの取り方が難しいのですが、かといって最初から突き放しておけば子供は自立するかと言うとそうではありません。
しっかりと受け止めてもらってきたという経験とその実感、満足があってこそ人は自立に至れます。
過保護・過干渉は、子供に目を向け、積極的な関わりを大人がするので、子供にそういった実感を持たせはするのですが、一方でそれが過度であるために「依存」を生み、かえって自立を遠のかせてしまうということがあります。
ですが、どこかで過保護なり過干渉なりに気づくことができれば、それの良い部分のみを見て今後の自立に向けての関わりにしていくことが可能です。
過干渉になっていたということを悔やみながら後ろを見て子育てしてもさしてプラスになりませんから、これからは、「これまでしっかりと関わってきた」ということにとろりんさんご自身が、自信をもって今後お子さんと関わることが大切だと思います。
過干渉だったのを失敗したと考えるのではなく、これまで子供にたくさん手をかけたことをプラスに捉えるのです。
実際に子供はそのことはしっかりと分かっているはずです。
その貯金がありますから、保育園にあずけられることだって、親の気持ちが前向きでありさえすればちゃんと乗り越えられるはずです。
しかし、ここで親が後ろ向きな気持ちや心配ばかりを大きくしてしまうと、やはりここでも「自立」が遠のいていってしまいます。
子供自身の力も、自分が子供に向けてきた真心にも、それを疑わないで自分自身で信じてあげることです。
それができれば、子供も新しい環境に適応するのも時間の問題ですよ。
レモンさん
それの強い子だと、一日のうち23時間泣きっぱなしとか、寝ながらでも泣いていたりというようなケースも。
環境に対して敏感だったりというたちなのかもしれません。
たいていは、成長とともに落ち着いてくることが多いようです。
しかし逆に言うと、時間の経過以外の特効薬がないとも言えます。
また、こういうのは個々の特性により様々ですので、様子も経過も、対応もいろいろです。
とりあえず取り組めることで、僕からできるアドバイスとしては、大人の意識の持ちようの部分です。
小さい子は信頼する大人の気持ちに敏感です。
ただでさえ、環境への不安などが強い敏感な子に、そばにいる大人までが心配だったり、不安だったり、どうしたらいいかわからなかったり、うんざりしていたりという気持ちがあると、それは余計に子供を落ち着くのから遠ざからせてしまいます。
なので、大人がどっしりと構えることです。
寝かしつけるのならば、大人もくつろいだゆったりした気持ちになるように心がけましょう。
こういったケースではおしゃぶりを使ったりも構わないと思います。
でも、もので解決する前に、そのような大人の心の持ちようにも大きなポイントがあることを念頭に置いておいてください。
その手段として、子守唄や童謡などを歌ってあげるのもとてもいいです。
歌声には心の有り様が写ります。
大人がゆったりした気持ちで歌ってあげれば、それが伝わりやすくなります。また、歌うことにより大人の方も気持ちをゆったりさせる効果もあります。
僕も、泣く子にはよく童謡を歌ってあげます。
それで泣き止むとも限らないけれども、そのことは無駄ではないし、積み重ねとなってあとあと生きてもきます。
次に、「泣きを恐れない」ということです。
子供が激しく泣いていたりしたら、もしかするとなにか体調の悪いことを訴えているのかもしれません。でも、レモンさんのお子さんはそうではないのですよね。
健康には問題ないけれども、その子の常態として泣きがあるわけですから、子供の泣きによって、大人がおろおろしたり不安になったりする必要はありません。
泣いている姿を、「ああ、この子はそういう姿なんだ」とそのまま、まずは受け止めてみましょう。
そして大人はどっかりとその状態を認めてしまいます。
その大人の有り様が子供に伝わると子供も安心感を持てるようになります。
寝かしつける時なら、そのまま大人も子供のとなりにゴロンと横になってゆったりとしてみましょう。
そのとき別に「寝かしつけよう」などと思わなくてもいいです。
「あー寝っ転がってるとらくだなー。今日もこの子は泣いてるなー。よくこんだけなくなー、まあ元気だから泣けるんだなー」なんていう風に、力を抜いているのがいいです。
大人が仰向けになって、その胸の上に赤ちゃんを寝かせて、クタッーっとしてみるのもいいです。
僕はこれを「たれぱんだ」と呼んでいます。
どれもすぐ効果がでるというものでもないけど、無駄ではないと思います。
あと、「自信をもって言い切る」というのも効く場合があります。全く効かないこともあるけどね。
おむつも濡れてない、ミルクもちゃんと飲んだ、健康も問題ない、ということならば、大人がオロオロすることはありません。
びっしっと「大丈夫、泣かなくていいんだよ!」と言い切ってしまう。
大人のその自信が大きければ、それが子供に伝わって泣かないでいられるようになるということも、場合によってはあります。
ベテランの保育士や、0歳を何十年と担当し続けている保育園の看護師などの、本当に自信の揺らがない人がこれをすると、不思議とその後子供が安定していくのを何度も経験しています。
ただ、上記のどれをやっても子供の姿が変化ないという、本当に泣きの強い子のケースもありますから、そういう場合でも成長が軽減していきますから、自分を責めたり、焦ったり、過剰に心配にならないでくださいね。
No title
とても具体的で、何度も何度も読み返しています。泣かれてしまうと、どうしたら泣き止むのか、なぜ泣いてしまうのかとグルグル考えてしまい、焦っていました。まだまだきっと焦ってしまうだろうけど、どっしりかまえることを意識して寝かしつけしたいと思います。
これからもブログ頑張ってください!応援しています!
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こたつ、いいですよね。我が家も寒くなるとコタツを出します。
子供たちも喜んで、もぐってみたり、足どおしでつついてみたり、はしゃいでます。
やっぱり、トランプで遊ぶ頻度が増えます。話がそれますが、年中と小1なんですが、子供達の記憶力って、すごい気がします。神経衰弱、油断すると負けます。(^_^;)
私も小さな頃、コタツの天板をひっくり返して緑の布張りになったテーブルで、亡き父と家族とたくさんトランプで遊んだ記憶がよみがえり、あったかい気持ちになります。
子供と遊べる時間を大切にしようと、ブロクを読んで、改めて思いました。