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2024-04

相談コメントより 「毎日怒ってばかりになってしまう・・」 - 2011.10.18 Tue

このところ研究発表を一つ抱えていまして、そちらの準備に時間を取られてしまってなかなか更新できません。
まだ当分の間、更新頻度が下がってしまうかと思います。
きちんと書きたいと思っている「保育の質」シリーズが途中なので、じっくりまとめる時間がないとよけい進みません、発表の準備が落ち着きましたら、またブログの方も進めていきたいと思います。

今日は相談コメントからです。


今、2歳7ヶ月の女の子を育てています。
怒らないで育てたいと思いながらも、毎日怒ってばかり。怒らない子育てで検索したらこちらのブログにたどり着き、色々読ませていただきました。
いろんな本を買って、怒らない、甘えさせるけど甘やかさない。とか、でも実際にどうやったらいいのかはわからなくて悩んでいましたが、こちらでは細かく解決法も書いてくださっていて、とても勉強になります。本にしてほしいくらいです。
私は、叱らないと子供になめられると思っていました。実際、してほしくないことをして、私が優しく諭すように話して聞かせても、余計エスカレートするか、全然やめてくれず、バカにされてるなと思ってつい最後には怒ってしまう。そんなことを繰り返しています。根気強く、言って聞かせるということをしていけばいいのでしょうが私自身が未熟なのでどうしてもうまくいきません。
子供はかなり活発でいたずらでだだっ子で、毎日ヘトヘトです。やはりしからないでやるべきですよね。なめられたりしたら後々大変になりませんか?







たびたび怒ったり叱ったり、また言い聞かせたりしなければならないのってとってもしんどいんですよね。
子供も親もそれぞれ違うのだからいろんな子育てがあるのは当然なんだとおもいます。

ただ僕が「叱らなくていい子育て」として述べていることの一番の特徴というか、発想の転換点は「子育ては叱ったり言い聞かせたりすることがたくさんあるのが当たり前のように思われてるけどそんなことはないんだよ」というところだと思います。

もっと言えば「子供が怒られたり叱られたりしていることの元々の原因は大人の方にあることが実はたくさんある」ということです。
例えば、子供を頻繁に怒ることが「怒られることをする子供」にしてるケースなど少なくありません。

ですので、大人が普段の子供との関係においてちょっと意識を変えるだけで子供の姿そのものが変わってきて、何度も何度も繰り返し怒ったり叱ったりしなければならない子育ての悪循環から抜け出ることができるポイントがあるわけです。

その代表的なのがしばしば出てくる「先回りした関わり」です。
そこでのポイントは「受容」であり「肯定」であり「共感」です。
子育てがとてもしんどく大変になってしまっている人は、そこに気がつくとずいぶん楽になるケースが多いと思います。

なんでもいいです。出来る範囲から子供と一緒に楽しんだりすることをちょっとずつ日課にしてみるといいですよ。
例えば、家に帰ってきたらくすぐり遊びをするとか、ご飯が終わったら絵本タイムにするとか、お風呂に入ったらいつも歌う歌があるとかそんなことをルーティーンとして楽しむことが子供のなかで習慣となると、子供は安心感・満足感を持って過ごせるようになっていきます。
子供の好みがありますから人それぞれですが、なにかそういうのを作ってみるのがおすすめです。

叱られる・怒られる状態になったときどういった対応をすればいいかというところではなくて、それ以前の関わりで子供がそういう姿を出さずとも満たされている状態を作り上げてしまうというのがポイントです。
時間はかかるかもしれませんが、そういった対応できっと子供の姿が大きく変わってくるはずです。



年齢が小さい子が親に対して「なめて」しまって言うことを聞かなくなるというのは基本的にはありません。
なぜなら小さいうちほど大人に依存しなければ生きていけないからです。
また、ことさら態度で威厳を示さなくとも子供は大人との違いを重々承知しています。

ただたしかに大人をなめてしまう子供というのも居ないわけではありません。
こうなってしまうと大人からのアプローチはほとんど心で受け止めなくなってしまうので大変難しい問題です。

ではどういう子が「大人をなめてしまう」状態になるでしょうか。
僕が思い当たるのは2パターンあります。

ひとつは大人への信頼感がとても低くなってしまった子供です。
例えば度々約束したことを大人が守らなかったり、子供が当然してもらえると期待していいことを裏切り続けていったりした場合、子供は大人のことを信頼に値しないものと認識してしまうので、大人の言うことなど聞き流したり、ばかにしたりするようになります。
無視や放置・放任などのネグレクト状態もこういう子供の姿を引き起こします。


もう一つは、人との関わりの基準を「力関係」として考えるようになってしまった子供です。
「男の世界」などとして描かれたりすることの多いメンツにこだわる世界では「なめる」「なめられる」というのを問題にします。そこでは「力」の強い弱いを基準として秩序が出来ているからです。

子供にも同様のことが起きます。
小さいうちから「力関係」にこだわって子供と接していると、子供は人との関わりにおいて「力」をひとつの基準と見るようになります。

すると、力の強い者には従うけれども、自分より力が弱いもしくは付け入る隙があるとみるとその人には従わないという行動をとります。

「力関係で子供と接する」とはどういうことでしょうか。
これは「力で大人の意思に従わせたり、力で子供の意思をおさえつけたり」する関わりです。

「なめられてはいけない」と考えて、強い力を出すことで子供と関わっていくと、実はそのことが「なめる」子供をつくる可能性があるということです。


*3つ前の記事「受け止めてもらいたい 見てもらいたい」で出てきたような、大人を困らせたりする行動の一種として小さい子が大人をおちょくったりするような行動を取ることがあります。

人によってはこれを「なめている」ととってしまうかもしれませんが、これは子供が大人を「なめている」というのとは違います。

大人からの良い関わりを引き出したいのだけど、その子にとってはどういう関わりをしたらうまくいくのかがわからず、出てきてしまっている行動です。
言ってみれば「ツンデレ」のようなものです。

日々の中で「先回りした関わり」などをするなかでよりよい関わり方を子供が実体験を繰り返しできると、自ずと子供はお互いに心地よい関わりが出来るようになっていけます。

たとえば、それまで大人をおちょくったり困らせたりする行動で満たそうとしていたものを、素直に「だっこして」とか「絵本をよんで」とか「こちょこちょして~」と言ってこられるようになるわけです。

そういう関わり方ができる子にしてしまえば、怒らずともよかったところで怒ることがなくなるわけですね。
そうするためには大人からの肯定的なアプローチ(先回りした心地よい関わり)がどうしても先に必要なのです。


「叱る」子育てがこれまでの(今でもそうですが)日本の子育てのスタンダートでしたから、なかなかそこを変えるのはいろいろ難しいと思いますが、僕は子供との関わりの基本には「受容」「肯定」「共感」そしてそこから生まれる「信頼」が大切であると断言できます。
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● COMMENT ●

こんにちは

久々にコメントさせていただきます。(本当に久々なので、覚えてくださっているかはわかりませんが…)
以前、育児書に関して記事を書いてくださったのは、私がメールで質問したことを覚えてくださっていたからでしょうか。ありがとうございます。(^^)ずっとお礼が言いたかったのですが、なかなかコメントできないままでした…。

娘は来月で3歳になります。こちらのブログでいろいろ参考にさせていただいて、少しずつできる範囲で実践しているからなのか、成長期がそろそろ過ぎ去る時期なのかわかりませんが、以前より娘が扱いやすくなった気がします。いまだにガンコだったり、今回の記事にあるようなふざけた態度もよくとるんですけど、私も「これはツンデレだな~」と思っていました。甘えてお願いしてくることも多いんですけど、私を困らせる言動をとることも多くて…。でも地味にがんばっていたら、娘も私も、笑顔で楽しむ時間が以前よりも増えたのは確かです。おとーちゃんさんのおかげです。ありがとうございます。

怒ることが減ってきたな~と思っていたら、今日は久々に怒ることの多かった一日で、そしてこちらの記事を読んで、反省です。。。私の修行がまだまだ足りないことを、娘に教えてもらっている気分です。三歩進んで二歩下がる…って感じですが、幸せの道を歩めるよう、今後も地味にがんばります。
おとーちゃんさん、お仕事がんばってください。

はじめまして

最近このブログを知り、とても参考にさせてもらっています。

私も2歳半の息子に怒るよりも肯定で接していけるように少しずつ努力しています。

息子が来年から入園予定の幼稚園の未就園児クラスに親子で参加していますが、息子は他の子とは違うことをしたり、よそのお母さんに話しかけたり、先生が絵本を読んでくださる時も、座って見ません。
何が書いてあるのか気になって絵本の近くに行ってしまいます。

普段からとにかく好奇心旺盛で気になるものがあるとそれを見たり触ったりしたいようで、人見知りもあまりしません。

幼稚園という場所に興奮していつも以上に落ち着かないのかと思ったり。

落ち着いて行動とは行かなくても、座って絵本を見てくれたらなと思うのですが何かいい言葉がけなどがあったら教えてください。

こんにちは

2歳7か月の息子の育児に奮闘中です。

こちらのブログに出会ってから、息子とともに戦闘モノに嵌まっていた主人を説得し、玩具とビデオを少しずつ遠ざけていきました。
半年かかってようやくブロックやパズルなど集中して遊べるようになったり、おままごと遊びや歌&ダンスをするようになったり~そういった変化が日々見られるようになりとても嬉しく思います。
月齢にもよりますし、戦闘モノが全て悪いとは思いませんが、このブログに出会って子どもとのかかわりについて見直す良いきっかけをいただいたと思います。
これからも宜しくおねがいいたします。


今回コメントさせて頂いたのは、2人目出産を迎えるにあたりどのように息子に接して行ったらたらよいのか・・・という相談です。
2人目が生まれる予定は息子が3歳3か月の時です。
今から息子になるべく負担のないように・・・と色々と考えてしまい、不安で仕方ありません。

おとーちゃんはむーちゃんが生まれる前、妹が出来ることについて息子さんとどのようなやり取りをされましたか?また気をつけておくことなどありますでしょうか。

息子がが下の子の存在を受け入れるのはすぐには難しいけれど、でもきっと乗り越えることができたら弟妹想いの優しいお兄ちゃんになると信じています。

具体的に産まれる前までに出来ることがありましたらお教えいただけますでしょうか。
お忙しい中申し訳ありませんが宜しくお願いします。

ありがとうございます

相談した者です。
こちらのブログを読んでから心を入れ換え、まだ何日かですが、すこしずつ怒らないようにできてきました。
未就園児のクラスに入れているのですが、そこの面談があり、やはり、先生にも落ち着きがなくていたずらがひどくてルールが守れない。とご指摘がありました。私が注意したり怒ったりしすぎることもひとつの原因ではないかと言っていました。おとーちゃんさんに相談して、こうしてお答えをいただいて本当に参考になりました。これからも、こちらを参考に、勉強して、しからないで楽しくこそだてができたらいいなと思います。本当にありがとうございました。

No title

しかるってなかなか難しいですね
つい力で押さえつけようとしてしまいます
子育てって本当は親育てなんですね

はじめまして

間もなく3歳になる男の子のママです。ネットで子育てについて検索していて、こちらのサイトに出会いました。色々拝見させていただき、本当にためになるお話ばかり。上手くいく日もあれば、行かない日もあって、毎日が神経衰弱のゲームのようですが、こちらのサイトのお話は大変励みになります。

ところで、とても気になっていることがあるのですが、ご相談させてください。

うちでは、なるべく口で説明して・・と思い、コミュニケーションを取っているつもりなのですが、イヤイヤ期真っ只中の息子に、何かをさせる時、どうしても「~しなければ、~はできないよ。」という言い方になってしまうのです。

我が家では、毎日ほぼ同じスケジュールで動いていますが(特に食事・午睡・おやつ・就寝)、例えば夜はパジャマに着替えてから、ちょこっとビデオを見る(息子が映っている動画。これが最近の息子の流行です)という流れです。毎日私も口で、ご飯食べたら着替えてビデオだよと、説明もしているし、本人も分かっていると思うのですが、必ず、着替えるのが嫌だ!着替えずに見る!と言い出します。

また、最近では、へんな時間におやつを食べると言い出したり(朝ごはんの時間など)。おやつの時間もいつも午睡の後と決まっているんです。なんか、分かっている事をわざと嫌だと言ってるような気がします。

その度に、私はつい、~しなければ~しないよ。と言ってしまいます。
これでは自分でも、何かを盾にしてやらせているだけで、息子の意思でやろうという方向にもっていけてないのでは・・と、常々思っているのですが、何せ毎日何度もこのシーンが訪れるので、解決策を考え付く間もなく、つい上記の台詞が私の口から飛び出します。

息子の構って欲しいという気持ちが、嫌だ!という事に繋がっているのか・・・・とも考えましたが・・・。まず息子の気持ちに沿う事を続けて努力してみようと思っていますが、こういった場合のアプローチの仕方をご教授いただけましたら大変たすかります。

お忙しいところ恐縮ですが、どうぞ宜しくお願いいたします。

近所の関わり方につて。

いきなりのメール申し訳ございません。

 そぼ降る雨の中、愛犬の散歩途中に子供の泣き声が聞こえ、
寄って行くと、母親が子供を恫喝。

私が、「どうしたの?」と聞くと関係ないと言われ、
「児童虐待」じゃないかと言うと逆ギレされ、
「私は、母であり、保育士だ。」と言われる。

各、家庭の子供の教育方針等有ると思いますが
大切な子供達です。

他人が、「健やかに育て」と願う事は無意味ですか?。

あんな保育士に育てられている園とは?

老婆心ながら心を痛めています。

心の持ち様、ご回答頂ければ幸いです。


はじめまして

はじめまして、初めてコメントさせて頂きます。

4か月ほど前にどんどん育てにくくなっていく息子に悩んでいるところに
こちらのブログに出会い、とても救われ、くすぐりや、絵本を読んだり、話をして言い聞かせるようにできるところからやって行き
今では、癇癪奇声や夜泣き、指しゃぶり、落ち着きがないないなど改善し夫もびっくりしております。本当感謝しております。

そしてちょっとした悩みも過去のコメントのやりとりなのでよく似た悩みなどあって本当参考にさせてもらってます。

今回、相談させて頂きたい事は、

今、2歳1か月の息子でイヤイヤ期に入ってるのですが、もともとはすごく好奇心旺盛で目に入ったら動かずにはおれないタイプで手づかみ食べも早かったのですが
最近はなんでも、ちょっと好奇心を持ってやろうとしてもほんのちょっとやって難しそうと思うとすぐに辞めます。そこで見本を見せてあげようとしたりすると、すっごい怒りママがやって~と怒ります。
このブログに出会うまでずっとダメダメ~言ったり、リフトしたり
ちょっとしたお手伝いも面倒だから私がやってしまったりしておりました。そのせいで自信のない子にさせてしまったのかな~と反省しております。
今は少しづつでもできる事を増やして自信をつけさせていくようにしているのですが、見本を見せるだけで怒るのでなかなかできる事が増えないのが現状です。
やはりこういった場合は、こどもがやろうとする気になるまで見本など見せずに待つのが必要なんでしょうか?
また、以前の記事でもありましが、うちの息子もなかなか人のものを
とる行為が治りません。人が遊んでるのが楽しそうに見えるみたいで
すぐに奪いに行くのですが、実際取るとそんなに興味がなくて結局また
その子のおもちゃをとるといった行為が続きます。

また普段のかかわりなどアドバイスがあれば教えて頂ければありがたいです。

てっちゃんさん

そのくらいの年齢ですとそういった姿も自然な子供の姿だと思います。
同じくらいの年齢の子が出来ていると比べてしまうけれども、それもまた子供個々の成長なので違いがあるのも当然です。

おそらくそう言った場で絵本が聞けないというだけならば、これから3歳が近づくにつれてだんだんと出来るようになっていけるでしょう。

それだけならそんなに心配しなくともいいわけです。
でも、ほかに極端に遊びが続かないとか、人の玩具をとってばかりというのだともしかするとちょっと気を付けたほうがいいかもしれません。
そういった姿は大人の過干渉やTVなどで過剰な刺激にさらしていたり、普段のおもちゃが強い刺激の発するものだったりとか、遊びの保障がされていないことから引き起こされていることもあります。

そういった場で絵本が聴けるかどうかというのは、こういう普段の遊びの姿に続いて出来てくるものです。
それが出来ているならば、今後自然と出来るようになるでしょうからそれほど心配しなくてもいいかと思いますよ。

まあ、言葉がけという点ではなにも小細工はいらないですよ。
自分の言葉で、例えば「私は先生が読んでくれている時は○○君も座って聞いて欲しいな」などと一人称の言葉で伝えればいいと思います。
すぐにそれが実行されるとは限らないけれども、普段からの関係性・信頼関係ができていれば、そういった機会に適切に伝えることで土にまいた種が芽をだすようにだんだんと伝わっていきますよ。
しつこくいっても意味はないし、大人が否定的な気持ちでいっても子供は心を閉ざしてしまうので通じなくなってしまいます。
子供を信頼して心を込めて伝えるのが大事だと思います。

まかろんさん

兄弟ができるの楽しみですね。
弟妹に優しい子になるのは実はそんなに難しいことではありません。
でも最近保育園での兄弟関係などをみていると、なかなかそうなっていないケースが多いです。
それの主な原因であろうと思われるのは、上の子に余裕がないことだとおもいます。
上の子が、然るべき段階できちんと満たされていないので年齢がいくつに上がってもそれを引きずってしまい、下の子を常に競争相手として認識しなければならないからのようです。

まかろんさんが仲の良い兄弟にしたいと思うのならば、いまたくさん息子さんを満たしておいてあげればそれでいいわけです。
極端に言ってしまえば、息子さんが無条件になりふり構わず愛情を注いでもらえる、また注げるのは下の子が生まれるまでの今の時期が人生の中でピークです。

生まれてしまえばどうしても物理的に手は取られてしまうし、息子さんとしても下のこと比べる気持ちが働いてしまったり、年齢があがっていけば素直に甘えをだすことが恥ずかしくなったりしだしてしまいます。

今の時期にたくさん可愛がったり、肯定や共感・認めることなどでいっぱい満たしてあげましょう。
優しさというのは人からもらって初めてその人も出せるようになります。
そうやってたくさんしてもらった良い関わりを今度は生まれてくる下の子に息子さんがしてあげられるようになると思いますよ。

ちゃむさん

叱るのは大人もとってもつかれますね~。
普段は心をつなげて叱らないですむ子にしてしまって、本当に必要なときだけ叱るような方向に持っていけるといいんだと思いますよ。

くろねこさん

「魔の2歳児」のカテゴリーの記事は読んでくれたかな。
あそこにあるように、このイヤイヤ期というのは「自己主張の練習期間」であり「自立のための訓練」を自分でしてくれている時期です。

どこまで主張してみていいのか?どこまでいったら抑えなければいけないのか?
そういうことを実地に学んでいます。

ときどき子供の言葉通りに言いなりになってしまう人がいるのだけど、それでは子供は何も学べない(自分の言うことは全て叶う ということ以外は)わけです。

子供はけして言葉通りのことを主張したいだけではないのです、その内容のある部分は自己主張の練習のための理由付けみたいなものです。

だから、子供の主張に対して大人が壁を作ってブロックする必要はないのですね。

「~しなければ、~はできないよ。」という対応はできるだけ変えていったほうがいいかと思います。

いまの時期にそれを重ねていくと、子供は人との関わりの基準にそれを据えてしまいます。
なんでも「条件付き」になってしまいかねません。

そうなってしまうと、もう少し大きくなって自我が確立したころに、今度は子供の方から「~~してくれなければ、~~しないよ」という対応をされてしまいます。
また、子供がだんだん自立してきて力もついてくると「~しなければ、~はできないよ」という大人のアプローチはかるくいなされてしまいます。
親に依存しきっているいまだからその関わりはある程度効果があるわけですが、1年後くらいにはもう通じないわけです。

ではどういう対応をしてみたらいいでしょうか。
もう癖になっている部分もあるだろうし、お子さんの性格もあるのですぐにどうこうなるとは言えませんが、基本はこうです。

「○○シタイー」
「そっか~○○したかったんだ~」

と受け止める。このとき大人が子供の言葉にうんざりした様子をしていたり、その主張を否定する気持ちを持ちながらいっていると、子供は反発しつづけなければならないので、きちんと「あなたの気持ちを聴きましょう」という姿勢で。

このあとすぐにたたみかけずに間を置いて、子供に「あ~この人は聞いてくれているんだ」と理解するだけの時間をあげましょう。

それから、必要ならば「でも、いまは○○する時間かな~?」などと投げかけてもいいし、「○○したいのはわかったけど、今はそれは出来ないよ」と伝えたりすればいいでしょう。

条件としてだすのではなく、子供も分かっている理屈、例えば「お昼寝のあとにオヤツ」であるとかならば、「うん、そうだね。じゃあお昼寝起きたらオヤツ食べようね」などと応えてもいいでしょう。

こういったやり取りが確立してきて、子供自身が「大人は主張をきちんと受け止めてくれるものなんだ」という認識ができるようになると、ゴネたとしても「そっか~○○したかったんだね」と聞くだけで、納得して気持ちをコントロール出来るようになったりもしていけますよ。





まるかさん

そうでしたか。
保育士のなかには取り立ててとても心が広く優しい人がいる一方で、狭量だったり意地悪でなんで保育士なんかになったのだろうと思わせるような人もなぜか少なくありません。

残念ことに保育士であっても、自分の子供を可愛がれなかったり子供に適切に関われない人もいます。
本当に悲しいことですがそれが現実でもあります。

まるかさんが見たような人は、保育士だからどうこうというのでなく、これはもう人間性の問題でしょう。
おそらくその人自身いい保育はしていないだろうとは思いますが・・。

「都市生活者」のところでも書きましが、近隣とか隣近所といった帰属意識、コミュ二ティを認識していない人にとっては、誰かからのアプローチを肯定的に捉えることはなかなかできないでしょう。

「助けてください。どうしたらいいのかわからないんです」という人にならばなんとでもアプローチの仕様があるのだけど、そうでない人に対して、働きかけていくのはとても困難です。

こういう人が多くなっているのも事実です。
それもあって、行政のそれに対する機能も大きくなってきています。

もし、まるかさんがそれのことに対して、なにかしてあげたいけどなにもできないというジレンマをお持ちならば、児童相談所に連絡してそういうことがありました、というのを伝えてあげてください。

児童相談所では今、どんなことでも伝えてくださいといっています。あきらかに虐待とわからなくても、そうかもしれないと思ったケースでも情報を寄せるようにいっています。
そういった未確認の情報でも、複数寄せられれば特定できたり、対応に動けるからです。
また情報提供は電話などで匿名でも大丈夫です。

子供は本当は社会全体で育んでいくものなのだと僕も思うのだけど、なかなかアプローチのしようもなくて歯がゆい思いをさせられます。

ハーブさん

具体的にどういったことで怒るのかわからないけれども、まあ見本をみせられて素直に聞ける子もいればそうでない子もいるでしょう。

いろいろな要素があります。
怒っているのは見本を見せられたことではなくて、その前の自分で出来なかったことに対するいらだちなのかもしれないし、できないことに対してほんとはお母さんが優しくやってくれることを期待する甘えたい気持ちがあったのかもしれないし、まだ感情のコントロールというものも形成中なので、いろんな気持ちがいろんな形をとって出てしまうでしょう。
でもおそらくは対応としては、「そっか~まだうまくいかなかったね~」とその状態を受け止めてあげて、一拍おくといいかと思います。

「出来ることが増えたから自信がつく」というのはある面ではたしかにそうですが、しかしちょっと違う部分もあります。

なぜなら、なにかを出来なくたって自信をつけてあげることはいくらだってできるからです。

子供は大人が口に出して言わずとも「○○できるようになって欲しい」という期待とか「○○まだできないのね~ハァ。」といった落胆まで敏感に察します。

親が「○○できるようになって欲しい」思っていることを、子供が達成できなかったらどうでしょう。
そういうのをあまり気にしなかったりするこならばなんでもありませんが、敏感な子であったりすれば「できなかった」「期待に応えられなかった」という気持ちをもってしまいかねません。

それはイライラを引き起こしたり、自信をつけるどころか自己肯定感を下げる方向に向かわせしまうこともあるかもしれません。


ブログのいろんなところでも述べていますが、「出来ること」というのは勝手についてくることです。
学校の先生や、なにかの習い事の先生ならばその分野のなにかを「出来るように」しなければなりませんが、親というのはその前の段階にいるわけです。

「出来ること」をわざわざ達成させて認めるというのは、そういう人たちに任せたり、もっと成長してからすればいいことです。

自信をつけるためならば、「出来たこと」をさせるのではなく、やろうしたことだけでもいいし、がんばったこと、そして出来なかったことも「認めて」いってあげるといいでしょう。

親が子供にすることで必要なのは「無条件の肯定」です。
特に小さいうちは。


そのあたりを気づいて対応を変えていってあたり、ダメダメ言ってたのを直していくと、モノを取ったりする姿というのも自然と治っていく ―つまり「勝手についてくる」― ことのような気がしますよ。

No title

こんにちわ。すごくタイムリーな内容の記事でびっくりです^^
わが子もやんちゃがちょっとひどくなってきたカナ、と言う感じです。
「甘やかしすぎじゃないか」と言われるくらい、以前は怒らなかったんですが
今、二人目妊娠中でもう来月出産でしんどくなってきたのもあり、
ちょっと最近怒っちゃうこともあるようになってきたんですよね~・・
怒ったあとはすごく自己嫌悪で、後で「怒っちゃってごめん」って言うんですけど・・

子どもがなめてるだとか、大人を試してるだとか、そんなことは全然ないんだ、って言うのはよく分かります!!
駄々をこねたとき、わたしが「なんて言おうか・・」とちょっと考えてたら
すぐにケロッと「おか~さ~ん」とか言い出して、
自分の言ったことも忘れて気分も変わってるみたいだし。
「子どもって、こういうもんなんだなぁ」と思って
わがままもある程度スルーしてたらそんなにイライラすることもなくなりました。

まだ2,3歳だったら、周りの状況とか、そんなの理解することもできないだろうし、
本当に自分のそのとき思ったことを言ってるだけなんだな、って最近よく感じます。

ここに書き込まれている方々がすごく一生懸命子育てされてる方ばかりのように見えて
わたしってすごく適当で手抜きだなぁ、思って気後れしてしまいます^^;
自分の体がしんどいのもあり、よく言えば「子どもの気持ちを尊重している」ですが、
実際は「放任」というのでは決して無いけれどただ好きなようにさせてることが多くて・・^^;
いくら親が言っても、自分で分かって気づかないといけないかなぁ、と言うのと、
気の長い話ですが「今はこんなわがままでも、小学生になってまでこんな感じではないだろう」と思ったりして
るので・・
だから、他人に迷惑がかかることとか、危ないこと以外は
「こうしたい」と言ったことは、大人から見たらちょっとヘンなことでも
好きなようにさせてるんですが、ちょっと甘やかしすぎなのかな、と気になっています。
例えばお風呂上りに服を着たくないと言ったら、一応は「○○ちゃんは服を着たくないの?おかーさんは着た方がいいと思うけどなぁ」とは言うんですけど、
自分で服を着ないと寒いだとか、
おかしいだとか、気づくまで、子どもの思うようにさせてるんですが・・
(でも、たいていその後すぐに「やっぱり、きる」と言って着るのでこういう対応でいいのかな?と思ったり)
旦那さんには本当に「甘やかしすぎ」と言われてるのですが・・^^;

ただ本当に今ちょっと気がかりなのは二人目が生まれて
自分がこんなにのんびりした考え方になれるか心配です。
てんてこ舞いの毎日でやっぱり娘に叱ることが多くなってしまうのではないかと・・^^;
あと、もうすぐ出産だけど、娘は下の子の存在が怖い(?)みたいで・・
おなかの赤ちゃんの話をしようとすると「いい・・」と言って不安げな顔をするんです。
ついこの間まで入院していたし、余計な心配をかけたくなかったので
ほとんど下の子の存在を話して聞かせてなかったんですよね・・
多分、元気になって今はたっぷりわたしに甘えたい気持ちを出してるんだと思うんですけれど・・
生まれてから下の子を受け入れてくれるかなぁ、とちょっとだけ不安です。

いつもとても参考にさせてもらっています。
私は四才と二歳の子供がいます。
私も人間なのでできる事と出来ない事は割りきっています。
自己肯定感が高い子供に育てようと言うプレッシャーは捨てています。
(実際には自己肯定感が高いであろう自信に満ちた大人にあまり魅力を感じない。と言う私の偏見から)
そして二歳の娘に対しても、あえてしっかり叱ります。
外出すれば二歳児でも一人の人間なので、人に迷惑がかかりそうな時、優しく何度言っても聞かない場合は怖い顔をして冷静に叱ります。
子供の事は親が一番分かっていると思います。
やっぱり育児に正解はないのだと思いますが、、
なので他の人の育児を否定する事をしちゃいけいと思っているのですが、
子供を放置気味の人に対して、どうしてもイラっとする自分がいます…
でももし皆が同じ教科書通りに育児したら、その方がよっぽど怖いです。

不愉快に思われたらすいませんがすいません。
これからも勉強させてもらいます。

ありがとうございます

お忙しいにも関わらず返信ありがとうございました。

他の子と違う行動をする息子にヤキモキしすぎてダメ出しをしてしまっていると気付き、実は息子というより、私の問題なんだと思いました。

もっと大きな心で育児したいなと思いつつ、育児って楽しいけど難しいなぁと思います。

ありがとうございます。

お忙しい中、お返事頂きましてありがとうございます。

おとーちゃんからのコメントを読んで心のモヤモヤがすっきりしました。

つわりから情緒不安定だったのでしょうか・・・先のことを不安がるより
目の前の息子との今を大切にしたい!と思います。
妊婦になりどうしても「出来なくなること」が気になっていましたが、
「出来ること」に目を向けて下の子が産まれるまでのベッタリな時間を息子と目いっぱい楽しみます。
息子の心を満たしてあげられるようにたくさん可愛いがりますね!

息子はお話も日々上達していて一丁前ですが、つたない日本語に思わず笑ってしまうような場面も(笑)
とてもほほえましく、とても可愛い時期だな~と実感しています。

子育てはいろいろ難しく考えてしまい、ひとり負のスパイラルに入りこんでしまうことも多々ありますが、
大切なことは意外とシンプルなんだと気づかされました。
ありがとうございました。


これからも記事を楽しみにしております。
季節の変わり目どうぞおとーちゃんもご自愛ください。


赤ちゃん返り

いつも勉強させてもらってます。
三歳。10か月の兄弟がいます。
上の子供の赤ちゃん返りが激しくて悩んでいます。おとーちゃんさんのブログを読み返し、「満たしてあげる。赤ちゃんだった頃の話をしてあげる」等書いてあり、実践していますが、改善されず、ますますひどくなってきました。
食べさせて。着させて。抱っこして。「誰か○○してー」ばかりです。
さすがにイライラしてきつく言ってしまいます。毎日毎日反省の日々です。
どこまで上の子供の要望を受け入れてあけたらいいのか分かりません。
平日は保育園に行っており、最近は保育園でも泣いたり、情緒不安定なようです。元々、保育園では甘えられない性格なので子供なりに頑張っているんでしょうが。
下の子供が生まれるまでは、穏やかに育てていたつもりですが、最近は上の子供にイライラしてしまいます。
私が原因なのでしょうが、いつも笑顔で優しくいたい気持ちと正反対になってしまいます。

赤ちゃん返りについて、何かあればアドバイスお願いします。

あおむしさん

返信が遅くなってしまってすみません。
僕はお子さんが自分で考えて行動できるまで待ってあげられるならばそれが一番いいと思いますよ。
日本の子育ては子供が「言うことを聞く」というのに主眼があるので、言われたら直ちにしなければならないみたいなところがあるのだけど、やはり一番いいのは自主的になにかが出来ることであって、言われたからするというのは人間の育ちとしてはひとつ下がると思うのです。

子供は理解し納得して行動するまで大人の基準だとどうしても時間がかかるので、なかなか大人は待てないのだけどそれが出来るならばそれが一番です。
こういった関わりの成果というのは1、2歳のときのものが4、5歳ででます。
自分で納得して行動するように対応していた子と、命令されて動いていた子の違いがその頃になると顕著になります。
まあ、たいていの人は4、5歳のときのその様子を見ても、1、2歳のときの関わりに原因があるものだとは思わないのだろうけど。

下の子に対する不安感というのは、これはもう誰しもが通ってくる道ですので、案ずるより生むが易しそのものでなるようになりますよ。
あおむしさんのところはこれまでしっかりと関わってきた蓄積があるのできっと心配ないですよ。

こめさん

赤ちゃん返りは多かれ少なかれでてくるものだけど、あまりに激しいとどうしてもイライラしてしまったりしますよね。
これはもうしょうがないことなのだけど、親がイライラしてしまえば、そのことがまた子供の不安をかきたててより甘えが激しくなったりしてしまうという悪循環ともなってしまいます。

赤ちゃんがいるとどうしたって、母親の睡眠不足や授乳疲れ、出産後の不安定や体力低下などなどありますものね、上の子もそういう姿がでるのもやむをえない事です。

なのでなにかななにまで上の子の要求を受け入れなければならないというわけではありません。
「いまは忙しいからできないよ」と伝えることだって必要です。


対応としては単純だけど手を増やすっていうのが当たり前だけどあります。
お父さんやご家族に協力してもらって、母親自身の負担を小さくしたり、子供の相手をしてもらったり、出来うるならばそれはとても効果的です。

母親自身が楽になればそれだけで子供にいい影響を与えられます。

まあ、それが出来ない場合も多いというのがあるとは思いますが。

子供への対応という面で出来ることは、やはり「先回りした関わり」です。
子供自身が感情的になって甘えを出してきてしまうと、そうなってしまってからではどれだけ対応したところでなかなか満足しきれるものではありません。

なのでそういったときのうまい対応を考えるよりも、機嫌のいいときにちょっとでも向き合うことで子供の気持ちが満たされていけば、だんだんと強く出すことは少なくなっていけるでしょう。

また、ある程度は赤ちゃん返りを認めることも大切です。
ときどき赤ちゃん返りを出しているのはわかるけど、「その年齢並みのことは出来なければいけない」とか「お兄さんになったのだから自分でさせなければならない」というのを先に持ってきてしまって、赤ちゃん返りをちっとも認めず「自分でしなさい」「ヤレヤレ」という対応になってしまいより激しい赤ちゃん返りや、著しい指しゃぶりや夜尿・チックといった心身症・赤ちゃんや他児に対する乱暴などにまでさせてしまう人もいます。

こめさんのところは「○○してー」というのはある意味素直な出し方をしていて、それはとてもいいことなのです。
それが対応できるときならば、ニコニコと気持ちよくやってあげるのがいいです。
「あなたも甘えたかったんだね~。いいんだよ、あなたも赤ちゃんと同じように私の大切な子なんだから、甘えたいときは甘えたっていいんだよ。でも、赤ちゃんがいるとどうしても出来ないときもあるからそのときはごめんね」
など出来るときは気持ちよく受け止めてあげるといいでしょう。

「○○してー」といわれて「この大変なときにっ!」と怖い顔でイヤイヤやっても、ニコニコやるのも結局は同じ手間です。
しかし、イヤイヤ相手をされても上の子としてはそれで満足することはけっしてありません。
どうせやるなら気持ちよく相手をしてそのときの子供の気持ちをきちんと受け止めてあげるのがいいですよね。

やるときは気持ちよくやる、出来ないときはきっぱり「できない」と伝える。
これをしてしまったほうが強い甘えを出すことも減ってくるようです。

ありがとうございました

アドバイスありがとうございました。何度も何度も読み返しました。
出来ない時は出来ない!
出来る時は笑顔で!
とても勉強になりました。
確かに、怒った顔でやっても笑顔でやっても同じ手間ですね。どうせならやるなら笑顔で接した方がお互いに気持ちいいですね。

感情的になった時にどうしたらいいのか焦っていましたが、
機嫌がいい時により沢山満たしてあげたらいいんですね。
おとーちゃんさんのアドバイスを聞いて、気持ちが少し楽になりました。
ありがとうございました。

ありがとうございます

お忙しい中返信ありがとうございます。

おとーちゃんさんの返信を見た後、すごくすっきりし、何か焦っていたものが消え楽に育児ができるようになりました。
楽になってから、息子が突然、自分で遊びを見つけれるようになり、人のものをとる行為がうそのようになくなりました。

おとーちゃんさん言うとおり、自信をつけさせようとするあまり、息子が
すぐに諦める度に落胆していました。やはり敏感な息子に気づかれて
いたのかもしれません。
無条件の肯定ですね。
こちらのブログを何度も読んで、頭ではわかっていてもすぐに他の子と比べたり育児書と比べてしまいがちな私ですが、気持ちが反れかけたら、またこのブログを見て切りかえて行きたいと思います。

おとーちゃんさんは、子供だけでなく、このブログの相談者にも
しっかり受容し真剣に対応されていて本当すばらしいと思います。

ありがとうございました。


ありがとうございました

おとーちゃんさん、お忙しい中、丁寧にコメントをいただきましてありがとうございます。このところ忙しく、PCにゆっくり向かう時間がなかったために、頂いたコメントを拝見するのが遅くなり、返信も遅くなり申し訳ありません。

コメントを投稿したあと「魔の2歳児」を読みました。そして、おとーちゃんさんのコメントを読んだ後に、もう一度読み直しました。

「そうか~。○○したかったんだね~」は、いつも言うようにしていたのですが、きっと、いつの間にか、息子の気持ちを聴きましょう~という姿勢ではなくなっていたのだと思います。だから、息子もそういう姿勢で「~したかったのね~」という私の言葉を怒りながらさえぎって「~って言わないで!!」と言うんだと思いました。

私がとてもせっかちな性格の為に、かなりの努力をしなければ、息子に対してゆったりとした姿勢で子育てをするのが、常々難しいように感じております。夫は私とは正反対で、いつも息子に対して根気よく向き合っています。

しかし、私がせっかちな性格といえど、母親である自分がきちんと向き合ってやらなくては、せっかく色々可能性や力をもともと持っている子供に対して申し訳ない、これも自分自身の成長・勉強だといつも思っているのですが、なかなか上手くいかない事も多いと感じています。

おとーちゃんさんがおっしゃるように、子供のイヤイヤが大変になってきたりというのは、本当に親である私のせいというのは、とても納得がいきます。

なぜなら、ここ最近(投稿した後も)、とても忙しく、私自身余裕がないこともあったのでしょうし、夫が忙しかった上にその後、体調を崩したのもあり、なんとなく息子もストレスが溜まっていたのでしょうね。益々大変になり、頭では、こうするべき、こうしていきたい・・と思っているのに、息子のイヤイヤに対してもう頭が働かず、ただ感情的になってしまい、そして悪循環のループにはまったという感じです。

そして、今日は習い事で(海外在住なので、日本語保持の為に日本語の幼稚園のようなところに通っています)、お遊戯中にいきなりお友達の手を噛んだそうです・・・・・。先生の説明では、お友達が何かしたわけではなく、皆と一緒にちょっと興奮気味にアクティビティをしている最中に突然とのことでした。

私自身、ここ最近特に、自分が息子に対して上手く対処できてなかったことの、わかっていたことの悪い結果の証拠を見せ付けられたような気持ちになり、私自身がいたらなかったせいだ・・と激しく落ち込みました。

幸い、お教室の先生がすぐに気がつき、止めに入ってくれ大事には至らなかったそうですが、これからもこのような問題は起こる可能性もあるわけで、どんどん怖くなってきてしまいました。

頑張って自分の短気やせっかちな性格を建て直し、子育てに奮闘しても、何度もうまくいかなくなり、その度に息子に対して影響を与えてしまっている事・・・・夫が落ち着いて対応してくれていることを、自分がおかしくしてしまっているんじゃないか・・・そんな風に感じてしまっています。

いくら落ち込んでも、親であることは変わりなく、息子を大事に思っているので、ギブアップはあり得ないのですが・・・・。ただ上手くいかないことが多く、今は思考回路も上手くいかない状態です。

そして、長文の最後に申し訳ないのですが、もう一つご相談があります。

お教室の先生に、この件に関して報告をうけているのですが、息子はルールに対して、とてもこだわるところがあるそうです。例えば先生が全員に、~しちゃダメですよ。というとします。すると、息子はそれはしちゃいけないと理解する。でも、他のお友達は聞いてなくて、しちゃいけないと言われたことをやったりしてしまう。そうすると、息子は、そのルールを守れないお友達に対して、とても強い口調でルールを守らなくちゃダメなんだってことを強いようとするらしいのです。

こういったことが現れるのは、私が厳しすぎたり、口を出しすぎる(小言?)からなんでしょうか。気が短い性格のせいで、よく息子が出来ないことに対して、イライラしてしまい、きつい物言いをしたりしてしまうことも多いんです。これは先日も、夫に「そんな言い方したら、怒鳴って叱ってるみたいじゃないか」と言われました。息子が遠くにいたので、声は確かに張り上げていたのですが・・・・でも、優しさは感じられる言い方ではなかったと、すぐに反省したんですけれど、きっと日々、息子は自己否定をされているような感じになっているんでしょうか・・・。そして、きつい物言いも、私の真似をしているのでしょうか・・・。

なんだか、まとまりがなく申し訳ありません。

お教室の先生とお話した事、おとーちゃんさんが書いてくださっている事、自分なりに要点をまとめているので、よく読み直してみたいと思っていますが、上記の件について再度アドバイスいただけましたら幸いです。

お忙しいところ恐縮ですが宜しくお願いいたします。

条件について

おとーちゃんさん
昨日またコメントを投稿させていただいたのですが、昨日の出来事(噛み付き)のことで動揺していたこともあり、おとうちゃんさんが返信してくださった、条件についてのコメントに触れずに終えてしまいました。すいません。。

「~しなければ、~はできないよ。」という対応は、おとーちゃんさんがおっしゃるように、なって行くのではないかと、どこかで分かっていたように思います。そう思いつつも、言葉が出てしまい、言いながらも、コレじゃダメだ。。。って、いつも思っていました。

条件付の危険さ(?)について、おとーちゃんさんに説明していただき、本当にそのとおりだと思いましたし、これから成長していく先に、ますます「大変なこども」にしてしまうことになりますね。。。

今朝も「着替えない!」が始まりました。でも、じっくり向き合う気持ちで「そうか~。着替えたくないんだね」と言ってみて、間をおいて・・・そして「何故着替えたほうがいいのか」を説明し、また少し待って、息子の選択を待ちました。そして息子が着替えてからTV観ると言えた時、「ママは○○くんが話をきいてくれて嬉しいよ。着替えるって決めれて偉かったね!」と言えました。

私自身、焦る事が一番悪い方向に行ってしまう感じなので、心して向き合いたいです。

おとーちゃんさんのアドバイスを支えに、落ち着いて・・・・間をおいて・・・努力していきます。ありがとうございます。

自分の態度

はじめまして。
以前からブログを拝見させていただいています。
相談せずに自分で乗り切ろうとしていたのですが、2歳になったばかりの女の子に対してとる私の態度がどうしてもなおらないので相談させてください。

先日こんなことがありました。
公園で遊んでいた時、その日は大きな蜂がよく飛んでいました。
子供がその蜂の下で走り回っていたので蜂に刺されてはいけないと思い、こっちにくるように言いました(そもそも来させようと思うこと自体間違ってますが)。くるわけもなく子供の側に行き、蜂がいるからもう帰ると抱っこしてもっと遊びたいとぐずる子供を無理やり帰りました。その時の私が子供に投げた言葉が、ママが蜂がいるからおいでと言っても○○は来なかったから帰ると私の腹立たしさから子供のせいにしました。

その帰り道、私の先をキャーv-344と言いながら楽しそうに走る(公園管理の車以外は来ない道)子供の袖をなおそうと声をかけ近づくと、喜んで逃げます(最近、ずっとそんな感じです)私はイライラして、追いかけるのもやめ、じっと立って落胆が混じった冷たい視線を送り続けてしまいました。そうすると子供も気づき、表情が一気に変わり悲しそうな諦めのような辛いような表情をして、くるっと向きをかえそのまま先をぼちぼちと、泣きたいのを我慢しているかのように足に力を込めながら頭を下げて歩いて行きました。私も自分の感情と子供の感情でどうしたらいいか分からず、しばらく見ていました。15メートルぐらい離れたところで私が追いかけてちょっとおどけたら少し機嫌がなおったようでしたが・・・。

いつも私がとる態度はこんな感じなのです。客観的に私が間違っていると分かっているのです。が、どうしても子供の感情より自分のイライラが優先されてしまいます。怒るときも、感情で腕をぎゅっと引っ張ったりします。怒り方も子供を非難する言葉がどうしても入ります。駄目なのは分かっているのです。でも言わずにはいられない。子供は怒られていることよりも私のそうする態度に怖がったり泣いたりしているのだと思います。

食事の時間は、最近までもっとも苦痛な時間でした。スプーンでもちゃんと食べますが、今でも手づかみ、食べ物でテーブルに絵を描く、ご飯をぐちゃぐちゃにして髪の毛を触るなと、当たり前かも知れないことをしますが、耐えられません。最初はもったいないからちゃんとご飯食べようね~とか、スプーンで食べようね~などと言っていますが、そのうちもう食べなくていい!と怒り口調。そして深いため息をつきます。ほかの事に対しても、ママは○○だからしないでくれたら嬉しいなとか、最初は言っていますが、最終的には○○がこうしたからと言ってしまいます。子供は泣くか、くもった表情をしています。
ため息・・・子供にも悲しいようで、止めようとして何とか減りました。

もちろん楽しい事もいっぱいありますし、子供は可愛いです。くすぐられるより追いかけられるほうが楽しいようで、家の中でもよく追いかけっこしています。でも私が家で忙しく家事をしているのでテレビなどを見せ一人で遊んでいることがよくあります。気がつけばママはどこ?(外に洗濯物を干している、ゴミ箱を取りに行くなど)って事は毎日です。し~んとした部屋の中でテーブルの下でじっとして、子供をさがして見つけて呼ぶと出てきません。そんなこともよくありました。
1歳になったばかりの頃は湿疹がひどく、体を掻くことをとめたり注意したりしていたら体だけ隠れて掻いていました。掻くとひどくなるので、でもずっと側にもいれず、その数ヶ月間1日のほとんどは子供を睨み付けていることばかりでした。当たり前ですが、子供の笑顔も少なかったです。

子供に辛い気持ちを味合わせたいのではありませんが結果はそうです。

だから公園(ほとんど人がいない大きな公園です)では出来るだけ自由な気持ちにさせてあげたいのですが、滑り台を逆さに上ったり、両手に棒をもって走ったり振り回したり、砂をあたりかまわず撒き散らしたり注意ばかりしてしまいます。
3つ前のブログにあったように、喜んで逃げます。でも車が来ないわけじゃないし、危険な場所もあるので逃げられてばっかりじゃ本当に危険な目にあいます。でも好きなように遊ばせてあげたい。
こういったどうしたらよいか分からない時に子供を非難する態度をとってしまいがちです。ようは私の人として親としての未熟さなのですが。

そのせいでしょう、顔を近づけて私が○○大好き、生まれてきてくれてありがとうというと、視線を避けるようにし足でけったりかなりの嫌がりようでした。今でもですが。縫いぐるにも、とても可愛がるのに急に床に投げつけて足で踏んづけます(子供を叩いたりはしたことはないです)。私が子供へとる態度ですね。

私が唯一子供にし続けていることは、抱っこです。
子供が望む時はほとんどの場合立って抱っこしています。いまだに夜中数回泣いて抱っこをせがむので、20分でも30分でも抱っこしています。それを泣いた回数だけしています。それだけです。

長々と感情ばかり書き出した文章で申し訳ないです。とても勝手な事だと重々承知していますが、私が子供を責めるのを止めるヒントをいただければと思い書きました。宜しくお願いいたします。

くろねこさん

ルールにとてもこだわりの強い子というのを何人かみたことがありますが、やはりお母さんやおばあちゃんなどがきちっとしすぎていたり、神経質な性格だったり、細かい干渉が多かったりという人が大半でしたので、そういった身近な大人の性格・関わりからきているということは考えられます。

ただ、この時期はいろいろなこだわりが強く出やすい時期でもあり、これからだんだんと子供の視野も広くなってきてそれ以外のものにも目が向くようになっていきますので、今後の大人の対応しだいで十分子供の様子もかわっていけますよ。

またそのことを友達にも強いようとするのは、これまでの相談にあったようなことと同根のことだと思います。
くろねこさんが対応を変えていこうとしていることで、だんだんとそういった様子もやわらいでいくことでしょう。


子供への対応の仕方が大切というのはそれはまあそうなのだけど、実は大切なことはもうひとつあります。
それは親自身の気持ちのもちかたです。

実際に子供へ対応するときにイライラしてしまったり、怒ってしまったりと思い通りにならないこと、うまくいかないこと、失敗してしまったと後で後悔することなどはあるでしょう。これは誰にでもあることです、僕もあります。そういうことがあったとしても子供はそれなりにしっかり育つものですから、一つ一つの失敗でくよくよする必要はありません。
うまくいかないことがあったとしても、どうすればいいかというのはくろねこさん自身きちんとわかっています。
それはとても大きなことです。無自覚に失敗していくのと、同じ失敗でも「ああ、ほんとはこうしたかったのに」と考えられるのでは大違いです。

それ以前に、このままではいけない子供にもっとよいアプローチをしてあげなければと親自身が思い立ったことだけで、ある意味問題の半分くらいは解決しているといってもいいと思います。その気持ちだけでも子供は大きく救われるからです。


物事は多くのものに二面性があるものです。
とくに人の性格にはおいてはそうです。
例えば「うちの子は気が弱くて心配です、どうにかならないものでしょうか?」と親御さんが気にしていることでも、実はその気が弱いということはその子の心のもっている優しさの反面であって、その子の性格の最良の部分であったりします。

くろねこさん自身「せっかち」だったりということをおっしゃっていますが、お子さんにきちんとさせようという気持ちが強いんだなという印象をうけます。またコメントの文章を読んでいてもとてもきちんとした方だというのがわかります。実際、コメントの相談などでこれほど筋道だっていてわかりやすい文を書ける人はそうそういないです。とてもわかりやすかったですよ。

ですが、その一方で子育てがなかなか思い通りにいかないことでご自分を責めてしまわないかと心配です。

僕はブログのなかでも子供を「肯定する」ことの大切さを度々述べていますが、それは親も同様だと思います。
うまくいかないことがあったとしてもそれで自分を責めてしまうと、子育てが大変なもの一方になってしまいます。

だから子供への対応も「がんばって」するよりも、自然体で「出来る範囲で出来ること」をするほうがいいと思っています。

子育ては長い時間かけてしていくものですので、時間制限などを設けることなく長い目でみていくのがいいし、子供になにか問題がでてしまったとしても、それを解決するにはすぐに解決というのはたいていありえないことで、その問題が形成されてきたのと同じ時間が解決にかかることがおおいものです。

また、子育ては一人で完全に完璧にしなければならないものではありません。
むしろ、大勢の手があってはじめてできることです。
くろねこさんのところは旦那さんも子供に関心を持っていて、ゆったり待ってあげることができて、また客観的に見ることもできる人です。それはとても素晴らしいことです。

もし自分になにか足りないところがあれば、それを別の人に補ってもらえばそれで子供はきちんと育てるものです。なにからなにまでくろねこさんがやろうとするととても大変です。特に海外の子育てだと、周りで気兼ねなく手を借りられる人が少なかったりすることもあるそうですので、そうだとするとなおさら大変になってしまいますよね。

母親が大変になってしまうと、子供はその様子にとても敏感ですから、少なからず子供の様子にも影響がでてきます。
どうかくろねこさん自身が無理したり、自分を責めたりせずに、まずは自分のあり方を肯定してからそのなかで出来ることを自然体でゆったりとしていってあげられるのがいいと思いますよ。

そうであればうまくいかないことや、ついイライラして怒ってしまったりしたとしても子供はそれはそれできちんと育っていけるものですからね。

笑顔のママ、復活☆

おとーちゃんさん
お忙しい中、丁寧にお返事を書いていただき、ありがとうございました。
こだわりが強く出ることに関しての説明、本当に分かりやすく、またとても思い当たることがあり考えさせられました。

夫との関係の中でも、自分のやり方を通そうとして、今までの結婚生活の中でも衝突したことは多々ありました。それでも、やっぱり相手を尊重しなくてはいけないことも学びまして、ここ数年はそのような衝突も減ってきたのですが、だんだん色々できるようになってきた息子に対しては、自分のそのクセが出てきてしまったようです。

大人に対しては、パッと出さない言葉でも、自分の子供となるとつい口に出してしまうものですね。子といえど、一個人・・・・と自分で思っているつもりでも、やっぱり親として子供に甘えている部分があるんだな・・・と感じました。

私自身の気の持ちようは、本当に大きなキーですね。
これからも子育てしていく中で、一つ一つの事をくよくよ考えていたら、もたないなぁ・・・なんて、正直この間まで思っていました。

おとーちゃんさんがおっしゃるように、自分が考える子育てがうまくいかないことで、自分が悪い母親だから・・・。上手くできないから・・・と自分を責めてもいました。でも、それって誰の為になっちゃてるのかな?本末転倒だわ。。と気がつきました。といっても、つい数日前に気がついたんですけどね・・(笑)

それまでは、おとーちゃんさんのブログに投稿させて頂いた後も、ずっと悶々と考えていたのです。

夫とも最近の息子の事について話をして、夫にも「こどもの行動を親の思うようにするのも違うと思うし、全部大人がコントロールすることは不可能。コントロールしようとするから腹も立つのかもしれないね。人生では、親が「教え」ることより、こども自身が噛み砕き飲み込んで自分で納得して行動することのほうが、はるかに多いような気がする。だから、自分達の役目は辛抱強く根気よく、メッセージを伝えていく事なのかもしれない。自分もいつも自分に言い聞かせているよ」と言われました。そして、私の毎日の頑張り(日常の世話や本を昼寝と夜寝る前に必ず読んでいる事など)は、すぐに目に見えなくとも、息子の心の形成の身となり骨となっている事を忘れないで欲しいと励まされました。

夫はとても理解あり、いつも助けられています。私がすぐに悩んでしまう事も、大丈夫!とサポートしてくれています。夫はいつも冷静に息子と向き合ってくれているので(勿論、時々イラッとしている様子のときもありますが)、私自身は、なんて自分はいつも未熟なんだろう・・と感じさせられもするのですが、きっと夫にも足りない部分があり、私が補っていることもあるのでしょうね。夫と子育てを二人三脚で出来るということは、本当に幸せな事ですね。

そういえば先日、息子がイヤイヤ言っているときに、どうして自分はすぐイライラしてしまうんだろう・・・・。どうやったらいいのか・・と、ため息混じりに考えていましたら、息子が「ママ、怒ってるの?」と聞いてきました。私は「ううん。でも、○○くんがどうしたらママの言う事きいてくれるのかなぁって考えてるの」と答えましたら、息子が「沢山チュ~して、あいしてるよって言えばいいんじゃない~?」と言いました。

これには、思わず笑ってしまいましたが、ああ。。そうか息子は私が笑っていたらそれでハッピーで、愛情表現されたら、それでとても安心するんだなぁと、ハッと気がつきました。とても単純なことですが、最近の忙しい日常に追われ忘れていたことでした。

そして、「息子の気持ちを知ろうとする気持ちで・・・」という姿勢で・・・ということも、一日のうちできることも多くなってきたここ数日です。そうすると、本当に今までのイヤイヤはなんだったの?と不思議なくらい、素直になってくれるものですね。もともと、比較的、自分の気持ちを言ってくれることが多かった息子ですが(○○君は、こうしたかったの・・等)、いくら口が達者でも(結構早くからお喋りがスタートしたので)、まだまだ3歳になろうというところですものね。気持ちを伝えられずにイライラすることもあるなぁ。。。と思いました。考えてみたら、自分自身の気持ちを理解して表すって、大人だって難しいですものね・・・・。

息子の噛み付き事件(?)は本当にハラハラしましたが、また原点に帰れたので良かったのかもしれません。考えてみれば、出来ない事ばかりに目がいってしまってましたが、息子はそんなに問題だらけかな?とか、私も、そんなにいけないママかな?とか考えてみたら、そうでもないよね?!って、反省する事もあるけど、またやり直せばいいよね、と思えるようになりました。

親も姉妹も近くにおらず、何かと気負ってしまいがちな私の子育てですが、こうして夫とも協力しあって、お友達とも話したりして、沢山の元気と力をもらえることに本当に感謝しています。

また、お会いしたこともないおとーちゃんさんが、こんなに親身になって子育ての相談に載って下さった事、お仕事、子育てにもお忙しい中、丁寧に文を書き綴ってくださった事、とても感謝しております。こんなふうに自分の気持ちが晴れてきたことは、皆の支えがあってこそです。本当にありがとうございました。

また、相談にのっていただきたくなる事もあると思いますが、その時はまた宜しくお願いいたします。ブログ、楽しみにしてます。

ありがとうございました。

お友達といると問題児

2歳5か月の娘がいます。

このサイトを知って、育てにくいと感じ 辛かった育児が
少しずつ希望が見えてきた気がしています。

家で二人で過ごしているときは、きちんと
私の話を理解しており
叱ることもないぐらい落ち着いています。

ですが、お友達と会った瞬間からわがまま炸裂。

お菓子を永遠に欲しがったり

一番ひどいのは お友達の持っているオモチャを
無理やり取ろうとします。
『貸して~』と発狂しいます。

私たちママ友の間では、
使っていた人が満足するまで使い
どうぞするまで待つ、というルールで遊ばせていますが
常に 『わたしの番~』と発狂しながら奪おうとして
他のお子さんを泣かせてしまいます。

また、人との距離感が近く抱き着いたりして
嫌がられてケンカになります。

『一緒に遊ぼう』と言えるように促しますが
興奮すると近づいていってしまいます。

それにも関わらず、よく場所の取り合いでもケンカ。

他の子は割と穏やかなので
娘がいない限りケンカは起きません。

正直、ほかのお子さんやママ達にも問題視されて
います。
でも、同じくらいの月齢の子が多く誘ってくれるので
ありがたく感じています。

奪ってしまったときは、泣き叫びますが
謝ってお子さんにオモチャを返すようにしてますが
とにかくトラブルメーカーです。

家では本当に話のわかるいい子なのに・・と苦しくなって
しまいます。
話もわりとできるほうだし、オムツもはずれています。
家に帰ると
『ごめんなさい』と言って、しおらしく泣いています。

お友達に会ったとたんテンションが上がってしまって
私の声が聞こえていないように行動してしまうんです。

普段遊んでいないお友達には優しく順番ができています。

どうしたらいいのか、もうわからなくて本当につらいです。

お友達と合わせてケンカしながらも
勉強させたほうがいいのかとも思ったのですが

結局 私が一日中怒ってしまって
娘にも優しい笑顔を見せられず
『ママ、ニコニコして』
と言われてしまうくらいなら
二人でゆっくり過ごしていたほうがいいのでしょうか。

対人関係で障害があるのでは?と疑ってしまうほどです。

もうどうしたらいいのかわからず
つらいです。


むかごんさん

むかごんさん、それは大変でしたね。
そういうことって結構あることです。
保育士でもやっぱりあります。

僕も以前そういうことがありました。
3歳児クラスの担任をしているときで、ちょっと手のかかる男の子がいたのですが、その子は2歳暮クラスから僕が担当していた子供で、とても可愛がっていたのですがその子に一生懸命になればなるほどイライラとしてしまうことがあり、そのときの先輩保育士に自分がイライラしてしまったときはちょっと離れて時間をおいてみるのもいいよ、あんまりうまくいかないときは無理して対応しなくてもいいんだよ、と言ってもらいました。

保育士はときに別の人にバトンタッチしたりもできるけど、親はそうもいかないものね。
イライラの袋小路に入り込んでしまうとなかなか抜けるのは大変です。

今度ブログの記事で書こうかと思っていたのだけど、怒ったり叱ったり、叩いたりイライラを出してしまうのって一度自分に許してしまうと、不思議なことに癖になってしまうことが少なくないのですよ。

この悪循環におちいってしまうと、自分では怒ったり、叩いたりほんとはしたくないのだけど、どうしても自分では歯止めが効かないことがあって、つい気がつくと怒ってしまっていて毎回後悔するということがあります。

これを自分で直していくのはけっこう大変です。
こうなってしまうとものすごく自分を責めてしまうと思います。
むかごんさんもそうではないでしょうか。

でも、むかごんさんが悪くてこうなっているわけではないので、まずは自分を責めないでくださいね。
あなたが悪いのではないんですよ。こういう心理状態とでもいうのかな、これは人の心に特有の性質でどんな人もなってしまうことです。

子供は可塑性といってうまくいかないことがあっても粘土のように作り直しがきくものです。
これからすこしずつでいいから対応を変えていけばそれで大丈夫です。

こうしてなんとかしたいと思っているのだからむかごんさんは大丈夫ですよ。
子供がどうにもならなくなってしまう人はこんなふうに悩んだりしないですからね。


対応としては、これはもうブログでもたくさん書いていることが「先回りした対応」につきます。
なにかあってからの対応をうまくやろうとしても、大人も子供も感情がうねってしまっているので、思い通りにいかないしなにかしてもあんまりうまくいきません。

イライラしてあたってしまったりすることがあったとしても、それはそれで自分を責めないで、その分、別の穏やかでいるときに「先回りした関わり」をしてあげましょう。

「先回りした関わり」とは、機嫌のいいときにくすぐったり、共感や楽しい関わりを共にすることで、子供の素直な気持ちを引き出すと共に、心のパイプを大きくつなげていくことです。

出来る範囲でいいからこれを日々やっていくと子供の様子は必ず変わっていきます。
とくにくすぐりはオススメです。
最初はあまりいい反応を示さないかもしれないけど、期限のいい時をみつけてはしていきましょう。

抱っこもいいです。
ですが、コメントにあったようなのだけでは受動的です。
まあ、まだ夜泣きもある時期だからそれはそれでいいのだけど、「抱っこが泣いたときにしてもらうこと」というふうに子供の中で出来上がってしまうと、親からの暖かい関わりを引き出すために泣いたり転んだりというわざわざめげた状態にもっていってしまう性格になったりすることもあります。

どうせならば、夜受け止めてだっこするのとはまた別に、楽しい遊びにしてしまいましょう。
2歳になったばかりだからうちのむーちゃんと同じくらいなのだけど、むーちゃんとよくする遊びで走ってからぎゅーっていうのがあります。
ようするに大人が手を広げてゴールで抱きしめてもらうっていうだけなんだけどね。

今日公園の丘から駆け下りて下でまっている僕にぎゅーってしてもらうのを楽しんでいたら、その公園にきていた近所の保育園の1歳児もちゃっかり飛び込んできておもしろかったです。

なかには抱っこされるのを好まない子というのもいます、そういうときはボール遊び、キャッチボールからしていきます。

まあ、なんでもいいのだけどいい状態で子供と楽しく関わるということを、出来る範囲でいいから増やしていってみましょう。

また、自分でどうにもならないと感じるときは人の手を借りるのもとても大事なことです。
子育てはどうしたって一人ではできません。
そこを無理に一人で抱え込んでしまうと、悪い面ばかりがどんどんエスカレートしていってしまいます。
旦那さんやご家族の手を借りられればそれでもいいし、公的な一時保育や、地域の親たちの自主保育などがもしかするとあるかもしれません。
そういったところで、自分一人ではなく複数の目で見られる機会などあれば精神的に楽になることがあるかもしれません。
まあ、そういうところだと逆に気を使ってしまうなんていうこともなきにしもあらずなので、無理にすることではないですけど。


2歳だとだんだん自我も出てきて子育て初めての人はとくにいろいろ大変です。
でも、2歳はまだまだ成長途中ですからなんとでもなります。
もし、つらくあたってしまうことがあったとしてもそれはそれ、あまりそのことは気に病まずに別のところで楽しく関わればいいとわりきっていくのがいいですよ。







くろねこさん

子育てって大変なこと多いよね。
何が大変ってやっぱり人間を相手にするのって一番難しいんだよね。
でも一番楽しいのは人間を相手にすることでもあるんだよね。

子供は今日明日に独り立ちしなければならないものでないのだから、なにも急ぐことはないし、あせることもないから、失敗してもいいし、前のところに戻ってもいいからあせらないでのんびりやるのがいいみたい。

いい旦那さんでよかったね。
なかなかそこまで考えて言ってくれる人はいないよ。

そして息子さんがいったことがすごいね。

>沢山チュ~して、あいしてるよって言えばいいんじゃない~
これは子育ての真理です。

これさえ出来てれば、なにかを教え込んだりしつけをやっきになてしたりすることってまったくないです。
子供は勝手に自分で必要なことを身に付けていくことができます。

ほんとに一日百回親が「かわいいかわいい、だいすき~ちゅー」ってしてればそれで子供はまっすぐ育つよ。

子育てはがんばらないでいいから、一緒に楽しめるのを目指していくといいよ。

ひよこママさん

それはつらいね。親としてもどうにかしたいのに自分でどうにもならないのはつらいよね。
そして多分娘さん自身もそうしてはいけない、したくはないと思っているのだけど自分でどうにもならなくてそういう姿がでてしまっているんだと思うよ。

だから娘さんの行動を責めたり悪くとったりしないであげるといいと思う。

とはいえ何が原因でそうなっているのかと言われると、文章からだけでははっきりはわかりません。


同じようなケースでよくあるのは、場所見知り・人見知りの強い子が親の都合とか意向でそういう場に入れられてしまうと、攻撃的になったり、感情を制御できないくらいになってしまったりということがあります。


また、それ以前の場で抑圧・ストレスが多くて、そこから出たところでその抑えていた感情が噴き出してしまうともあります。

他にもそういった場でのなにか嫌な経験を過去にしたことがあってそれがフラッシュバックしてきてしまったりなどなど様々なことがあります。

この年齢ですから、一般的に多いのは場所見知り・人見知りということが多いかとは考えられます。


日本ではほんとに友だちと関わるということを早いうちから重視するのだけど、社会性が出来てくるのは3歳くらいなので、2歳前半では過剰な要求ということも多いのです。
また子供の性格によっては(慎重だったり、繊細だったり)何をするかわからない同年齢の子供など脅威以外の何物でもないとおもうことも普通にあります。

ひよこママさんのところが何が原因かはちょっとわからないけれども、家庭で家族など身近な大人と普通に関われているのならば、対人障がいということはないのではないかと考えられます。
であるならば、まだ楽しめないそういった子供同士の場に積極的にいまから行かなくてもいいのかもしれません。

安定・安心した環境のなかでのんびりと過ごして、心の成長が追いついてきてからでもいいのかも。

ただちょっとこういったデリケートな問題は文章からではわからないことも多いので、3歳児検診のときに相談してもいいし、それだとまだちょっと先だから保健所で随時行なっている発達相談などで聞いてみてもいいかもしれませんよ。




おとーちゃんに感謝です。

こんばんは。
いつも勉強させていただいております。
1歳10ヶ月の息子が、ちょうど成長期(反抗期)で、毎日イライラしてそんな自分にもうんざりしてしまう日が続いていました。おとーちゃんのブログで勉強させていただいているので、頭ではわかっているんです。それでも、実際にそれが実行できるときとできないときがあって。ガマンの限界がくると、息子の主張を頭ごなしに否定してしまったり、泣き続ける息子に怒鳴ってしまったり。挙げ句の果てに、私がイライラし始めると、まだ2歳にもならない息子が作り笑いをするんです。心にグサッときました。
このままでは、お互いにマイナスにしかならない!と、もう一度おとーちゃんのブログを読み返して、直したいところや、「そーかー。○○したかったんだねー。」などの言葉を紙に書き出して、壁に貼りました。
現在夫は単身赴任中。息子と二人きりの生活。
自分を客観的にみて、冷静さをとりもどすことができればと。
結果、だいぶ心穏やか(笑)に過ごすことができました。
息子の主張をいかに否定してしまっていたかも思い知りました。(自分ではけっこう認める言葉をかけているつもりでいたのですが、気づくと、一言目が否定の言葉、ということが多いことに自分でもビックリ)

親バカと言われるかもしれませんが、息子は私に似ず、すごく物分かりがいい優しい子なんです。
そのせいもあって、ついつい私も相手がまだ1歳の子供だということを忘れて、接していることが多かった気がします。

毎日理想通りにとはいかないでしょうが、私も無理のない範囲で、おとーちゃんのアドバイスを実行していきたいです。

息子の笑顔は何よりの癒やしです。
霧の中に迷い込む度、手をさしのべてくださるおとーちゃんのブログに、心から感謝です。
ありがとうございます。

はっとしました。

おとーちゃんさん、お忙しい中
返信してくださり 本当にありがとうございます。

不安で、育児相談に行ったのですが
私とのやりとりや先生とのやりとりで
『全く問題ない』と笑われ ホッとして帰ってきました。

そして、おとーちゃんさんのコメントを見て
はっとしました。

娘は、人懐っこく物怖じもせずニコニコ
イベントやお友達と会うのを楽しんでいるので
社交性があるな~
と思っていましたが

実は逆なんだと思います。

『人見知り』 というより
『同じくらいの月齢の子が怖い 戦わなきゃ』
という感じです。

周りには恵まれているのか
同じ月齢の子が20人近くいて

赤ちゃんの時から 一緒にイベントなんかを楽しんで
いましたが、その準備の時わりと子供たちを放置して

泣いたり問題が起こったりした時だけ
関わるようにしていました。

その結果、
きっとオモチャを取られたり 叩かれたりと

本人の中で
『強くいなくては負けてしまう』
ぐらいに思ってしまったのかもしれません。


私の都合で

無理に苦手な集団の中に入れられて
楽しむというより

戦っていたのかな。。と思うようになりました。

家ではさほど欲しがらないお菓子を欲しがるのも
何かのサインだったのかな・・
つらい気持ちがあるのかな・・
とも思います。

手が出るからと
私だけそばで見張っていました。

でも、そうすることで自分だけ
悪いことをしたら叱られるので
辛かったのかもしれません。



もちろん、わがままな性格も
大きく関係していると思いますが(笑)

家では本当に落ち着いていていい子です。

優しく話すだけで
やめてほしいことをやめてくれています。

それほど頻繁に会っていない友達や
少し上の月齢で大きい子とは
うまく遊んでいるので

今は無理して同じ月齢の子と戦わせなくても
準備期間だと思って
ゆっくり心を落ち着かせてあげることを
考えたいと思います。

またきっと悩んだりしてしまうと思いますが
おとーちゃんさんのブログで子供の気持ちを学び
楽しんで育児できるようになりたいと思います。

本当にありがとうございました。

また相談させてください。

リクママさん

子供は親のことが大好きですから、親の気持ちに敏感なのですよね。

子育てはうまくいくことばかりではありません。そもそもなんでもうまくいく必要があるわけでもありません。
子供が可愛いと思えてさえいればなんとでもなるもののようです。
どうぞこれからも子育てを楽しんでいってくださいね。

少しでもお役に立てて幸いです。
これからもどうぞよろしくお願いします。

ひよこママさん

保育士にとっては当たり前なのですが、「小さい子供は子供を怖がっている」ということを一般の人はあまり知らないようです。
そして子供は怖いものに対してしばしば攻撃する姿勢をとります。

人見知りについての記事のところで書いたような気がしますが、小さいうちは親の保護の傘の下から無理にだして他者と関わらせることをさせることで、情緒的に落ち着かなくなったり、返って警戒心が強くなり物怖じしてしまうということがあります。

人と関わることなどそのときがくればなんの問題も無くできることでしかないので、その子その子のペースで見ていってあげていいと思います。

ちょっと解決の糸口が見えてきたようでよかったね。
子育ては楽しいのが一番だよ。

はじめまして

はじめまして。一歳2ヶ月になる息子がおり、私自身はとにかく過干渉に厳しくしつけられ、とてもつらい子供時代を送ったので、息子には楽しい子供時代をすごしてほしいと願っています。子供の行動範囲が広がり、自我が出始めて、これからどうやって息子に接していけばいいのか悩んでいたところ、このブログに出会いました。一筋の光を見たようで、繰り返し繰り返し読ませていただいています。

そして、ひとつ、いままで大きく勘違いをしていたことがありまして、それを気づかせてもらったことにお礼をいいたくコメントさせていただきました。

私が仕事をしており、息子はこの4月から保育園の0歳児クラスでお世話になっています。週末は家族みんなが休息を取る日にしていて、公園に散歩にいくぐらいで、あとは主人と三人で、家でべったり一緒にいます。そうしていつも週明けに、とても機嫌よく保育園にいくので、これまでは家で退屈して、早く保育園に行きたかったのかな、と思っていたんです。
けれど、このブログを読んでいてはたと気がつきました。まったく逆だったということに。息子は週末に親とべったり一緒にいて思う存分甘えて、安心できて、週明けには機嫌よく保育園にいく余裕ができていたのだと。もしかして土曜日も息子は保育園に行きたいのかなーなどとひどい勘違いをしておりました!!

それから、週末に近づくと帰りに自転車に乗らないなどと泣いてとても困っていたのですが、1週間続けて保育園に行くというのがそれほど1歳の子供の心には負担なのだと気づくと、私がイライラする理由がなくなりました。イライラはしなくなったのですが、息子の気持ちを思うと一緒に泣きたくなったりして、申し訳なくて。本当のところどういった対応がいいのかわからないのですが、あまり嫌がる日は自転車を置いて抱っこして帰っています。またそのうち乗るようになるだろうと思いながら。

初めての子育てで何もかも手探り状態ですが、息子には保育園に行ってもらって負担をかけている分、良いかかわりをしていけたらと思っていいます。これからも悩んで不安になっては、おとーちゃんさんのブログを何度も繰りかえし読ませていただくと思います。いつも本当にありがとうございます!!

さくさん

はじめまして、1歳2ヶ月なんてとてもかわいいさかりですね。

ほんとにそうなんです。
「モノより思い出」のキャッチコピーじゃないけれど、やたらと子供をつれまわしすぎて疲れきって保育園にきてイライラしている子が多くなっています。
特に子供が小さいうちは家族の間でのんびりと心身ともに休めるというのがどうしても必要なんですね。
さくさんのところみたく過ごせるのが子供にとっては大きな安心感を与えられていたわけです。

ただ、預ける以上はわりきってしまった方が子供も気持ち的に楽ですよ。

保育園に預けている人の中には預けている間「心配だ、心配だ」と気にしたり「可愛そう、可愛そう」と弱気になってしまう人もいるのですが、親がそういう気持ちでいると子供もそういう気持ちから抜け出せなくなってしまって、返って保育園に預けられることに強く不満を感じてしまったり、親と離れている日中も気持ちをひきずってしまって楽しく過ごせなくなってしまったりということがよくあります。

親だから心配するのは当たり前なんだけど、子供にはそういうところはあっけらかんと見せている方がよいようです。


ありがとうございます。

お忙しい中、返信をいただきありがとうございました。
いわれてみると、本当に当たり前のことでした。
預ける以上はわりきらないと、私も、特に息子がしんどくなるだけですよね。

息子には私の不安な気持ちだけが伝わり、安心して保育園で過ごせなくなりますよね。このところ特に弱気になっていて、私が息子を預けることを可愛そうだと思えば思うほど、帰りに自転車に乗らないとダダをこねていたように思います。

先日、また自転車に乗らないと泣き始めたのですが、
「一日がんばったねー、えらかったねー、自転車に乗りたくないねー」と
しばらく抱っこをしてから、
「でも自転車に乗ってくれないとママは困るから乗ってね」
と、無理やりでしたが座らせてベルトを締めると
ピタッと泣き止んで、急に普通にもどっていました、、、、
そして、帰り道は何事もなかったようにニコニコと乗っていました。
息子のほうが割り切るのが得意のようでした。

これからもブログを楽しみにしております。
本当にありがとうございました。





さくさん

そういうことがあったのですか。ひとつ前進ですね。

「自転車に乗りたくない」というのは、がんばっている自分を認めてほしいとか甘えたい、大切にされている安心感を得たいといった心持がそういう形で現れていたのかもしれませんね。

「困るから乗ってね」と伝えたことで納得できたというのはさくさんとお子さんの心がきちんとつながっているからだと思います。
それはとても素敵なことです。

もしかすると、笑顔や言葉かけで伝えたかもしれませんが、そういった気持ちや話を理解してもらったときに「ちゃんと乗ってくれてありがとうね。わかってくれて私はとてもうれしいよ」とかの言葉をかけて子供の行動を認めてあげると、さらに心のパイプは太くつながっていくし、それで子供は素直になったり、自信をもっていけたり、優しさをだすことができるようになったりとより親子が「寄り添った」状態になっていけますよ。

僕はそういうのが子供が育っていくときに大切な「自然なモチベーション」を形成していくことになると思うのです。
最初だけちょっと意図的にやるようにするだけで、あとは自然にできるようになっていけますからおすすめです。
もうすでに出来ているのかもしれません、そのときは余計なおせっかいだったということでご容赦ください。

はっ、としました。

自転車に乗ってくれた、よかった~~、という思いで、ほっとして、
「ちゃんと乗ってくれて、ありがとう」という言葉かけが出来ていませんでした、、、お恥ずかしいかぎりです。
以前のおとーちゃんさんのブログにあった、子供を尊重する、ということがいかに出来ていないのか、とはっとしました。
大人同士であれば、何かを相手にお願いしてそれに相手が同意してくれれば、自然にありがとうございます、と言うのに、息子にたいしては言わないなんて、息子にとても失礼なことをしていました。今日から意識してやっていきたいと思います。しかし、自分の子供に、「~してくれてうれしいよ」などといった自分の気持ちを伝えるのが、最初は気恥ずかしいのはなぜなんでしょう、、、民族性でしょうか。
ところで、以前、法事の席かなにかで、お坊さんが、
「子供は、親のもの、ではなく仏さまからの預かりものです。預からせていただいているのですから、それは大切に可愛がって育てなければなりません。そして、責任を持って社会へお返ししてください。」と言われていたことを思い出しました。子供を尊重して可愛がって育てる、というのはずーっと以前からあった教えだったんですね。おとーちゃんさんのブログが凝縮されたような言葉だなぁと思いました。
これから、この対応は子供を尊重しているか、自分がされたらどう思うのか、といったところから子供との接し方を考えるくせがつくように、意識していきたいです。思考のくせづけ、というのはなかなか簡単にはいきそうにありませんが、あきらめずにがんばります!!
ありがとうございました。

ありがとうございました。

お忙しい中お返事いただきありがとうございました。
先回りしたかかわり。。。ちょこちょこっと回数を多くしてもっとかかわってみます。
娘の楽しい時間に付き合って、こちらかも楽しい時間を作って楽しむということを、そして安心を与えられるように工夫していこうと思いました。ありがとうございました。

お礼を書きながら申し訳ないのですが質問があります。
今日公園で一緒に遊んできました。
時間的な問題で早く遊びを切り上げなくてはいけなくて、娘は帰りたくないとバイバイと手を振ってちょっと離れたところへ行き遊んでいました。
何だかさびしい親の私でしたが、娘は一人で楽しそうです。しばらくしてちょっと話題を変えてだましだましと言ったら変ですが何とか帰りました。

質問は「親の元から平気で離れていくこと」についてなのです。
以前も大きな広い芝生の公園にいた時に良く似たことがあり、その時は途中から全く振り返りもせず100mぐらいまで離れていきました。離れれば離れるほど楽しんで歩いていました。私は一度試しにどれぐらいまで離れていくのだろうとずっと様子を見守っていました。更に離れていき親からの死角に入って行きそうそうだったので慌てて走って行って捕まえて帰りました。
この時は2歳前(今は2歳)、ここまで親と離れても平気というのは、親子関係に問題というか信頼がないからでしょうか?自分が楽しい時にママは邪魔する存在だから今はいなくていいの!という感じで、いつもバイバイと手を振られてたり、離れて行ったりします。別にその時は追いかけて欲しくないようです。近づくとかえって怒られます。親が見えなくてもそういう時は全く平気で、親がどこにいるのか分からなくても、あ~ママいないなぁ~まっいっかって感じで気にせず遊び続けています。発達にも問題はないようなので私との関係に何かあるのかな~なんて思ったりしています。
私がよく目にする同じぐらいの子供さんは、ちょっとお母さんが離れたら遊びたくても泣きながらお母さんについて行ってる子供さんなので、わが子との違いにちょっと戸惑いを感じたりすることもあります。
親との距離って子供にとったら大きいんだな~なんて思うのですが、娘はあまりに離れる時があるので、子供との距離と親子の関係って何か大きな意味があるのでしょうか?

ご相談ですが、お願いします

こちらのブログを拝見して勉強させてもらっています。

もっと前にこちらのブログに出会いたかった・・今3歳になった娘がいますが、子育てで悩んでいます。

叱ることはせず、愛情をもって育てたつもりが、単なる過干渉・過保護な子育てだったと反省しています。

今、子供は、スルースキルがかなり高いと思います。言ったことに対してまるで何事もなかったかのようにふるまったり、全くチグハグな独り言が返ってくるだけだったりすることが多いです。

ついさっきも、コップの中の飲み物を机の上にわざとこぼして、手でべちゃべちゃして遊んでいて、私が「べちゃべちゃしないで!」と間を空けて3回言ったのですが、全くスルーでした(言い方もよくなかったですね 汗) お尻をペンとたたいてようやく収まり、「ティッシュでふきふきして」と私も一緒に拭いていても子供はティッシュを投げたり、どっかにいってしまったりと言う事を全く聞きません。

他にも食事中にジッと座っていません・トイレトレーニングもトイレに行きたがらず今だにオムツです(1日2回さらっと誘っていますが・・)・卒乳もしていません・ちょっとしたことで癇癪をおこすと金切り声で10分は叫び続けます・食べ物は今もかなりの偏食です・・・離乳食の時期もスプーン1杯も食べないのが9割以上でした。公園の遊具もあまり積極的に遊びたがりません・滑り台も最近やっとです・外出しても抱っこをせがむことが多いです・スーパーなどでは手を振りほどいて逃げて行ってしまいます(何度言い聞かせても無理で、結局カミナリを落としてしまいます)。

友達をたたいたりすることはなく、友達に物を貸したり、あいさつはできます。

自分の正しいと思っていた子育てが違っていたことで子供にも申し訳なく、自分自身も落ち込んでいます。

しつこくは言わないようにしてますが、スルースキルが高いため、ヌカに釘状態で終わることが多いです。

プラスの関わりを増やしていくしかないですよね・・。
何かアドバイスをいただければ幸いです。

よろしくお願いいたします。



むかごんさん

>「親の元から平気で離れていくこと」

これはけっこうその子その子の個性があるようです。
「ちゃんとみてるから遊んでていいよ」と言ってもべったり親から離れない子供もいれば、小さいうちからでもどんどん離れて遊びに言ってしまう自立心旺盛な子供もいます。

危険なところで「ここは危ないから一緒だよ」と伝えても振り切っていってしまうというのだと困りますが、安全な遊びのなかでであるならばそれはその子の個性の範囲だと思います。
とくに女の子は精神的な発達とか自立心が早くに育っていくことが多いようなので、そういうこともよくあることですよ。

とはいえまだ2歳ですから、遊んでいるときも「離れてもお母さんの見えるところでね」など伝えながら覚えていけばいいことだと思います。

今先回りした関わりに取り組んでいるのですから、それによって心のパイプがだんだんと太くなっていくと、くどくど言わなくともきちんと伝わるようになっていけますから、あせらず向き合っていけばいいですよ。

ととさん

10分もかなぎり声をだされてしまうと大人もなかなかつらいですよね。

コメントですとお子さんのようすがみえないので一般的なことしか言えませんが、
自閉的傾向があってそうなっているのでなければ、やはりプラスの関わりを増やしていくということでいいと思います。
過保護・過干渉になっていたとのことですので、そこからいまの状態がきているのであれば、ひとつひとつのアプローチを大切にしていくことからしていくといいでしょう。

大人と子供のペースは違うので、大人の感覚のまま子供に声がけなどするとやたらと多くなってしまいます。
するとそれだけで過干渉気味になっていってしまうので、きちんと相手の顔・目をみて1度で伝えていく、伝えたら待つということが大切になっていくかと思います。

あとメリハリも大事です。
楽しむときは大人も一緒に楽しむ、伝えるときはきっちり伝える。
子供は敏感ですから、大人の気持ちのあり方や声のトーンなどしっかりわかります。
いっつも大人が、不機嫌だったり不満足だったりすると子供はそれを直接受け止めていてはつらいので、大人とのパイプをなくしていってしまいます。
そのためこのメリハリをもって関わることがとても大事になります。

子供が思い通りにならないと思ってしまうと、大人は子供との関わりに心配や予防線が先立ってしまって楽しく関わる余裕をなくしてしまいがちになります。すると悪循環におちいってしまうので、なかなかその状態から脱することができなくなってしまいます。

そこから脱するためには「完璧を望まない」「いいところを認める」ということも必要かもしれません。
あせらないで「いまはこういった姿なんだな」と現在の子供の様子を「肯定する」ところからはじめると、少しずつかもしれませんが着実に進んでいけます。

まだ排泄が確立していないとかはあせる必要はありません。
身体的にはできているのだから、心の成長が追いつけば自然と排泄も確立していけるはずです。
いまの状態で排泄の確立にやっきになってしまうと、子供も大人もストレスが増大するばかりで、よい関わりを形成していくのが難しくなってしまうでしょう。


あんまり自分を責めることはないですよ、子供は親の気持ちに敏感ですからね。
それよりもあっけらかんとちょっとでもできることからやっていくのがいいようです。



保育士おとーちゃん様へ

ご回答ありがとうございます。

子供との関わりの中で、自分が間違った子育てをしたからこうなってしまったんだ・・・と子供を見て暗い顔をしていることが多かったと思います。子供もそれを感じ取っていたのかもしれません。

何事においてもく自立が遅かったり進まなかったりして、幼稚園生活も控えているため焦りがでてきていました。

以前から、トイレトレでは叱ることなく、でなくてもいいから一緒に行こうと言って、座ることができただけでも褒めていました。2回くらいおしっこは成功しました。ただ失敗を人一倍恐れてしまうのか、おしっこがでないと嫌なのか、ここ2か月くらい一度もトイレに座ろうとしません(朝1回と昼間1回くらい軽く誘う程度なのですが)(トイレ座ってくれたらママ嬉しいなと言ったりするのですが、イヤの一点張りでオムツにおしっこをしたことも知らせてくれません)。大げさに褒めすぎたためにかえって失敗を恐れるようになって、逆効果になってしまったのかと心配です。

自分を責めないようにと思いつつ、子供に対しても申し訳ない思いがこみ上げてきます。でもいけませんね。難しいですが前向きに関わっていけるように頑張ります。

ご回答いただいたアドバイスも踏まえて今後生かしていきたいと思います。

本当にありがとうございます。

伝えながら覚える・・・

叱るのでもなく、怒るのでもなく、伝えるのですね。
その伝えるためには、日頃の何気ない先回りしたかかわりが大切なのですね。
ありがとうございます。
どうしたら、どう言ったらいいかを教えて頂けるので、こうしたらよいんだな、こう言ったらいいんだなっていうのが分かり、どうしたらいいのと思わずに済み落ち着いて接していけそうです。
私も私なりに娘との今しかない娘の時間を出来る限り見つめていくことが出来そうです。
本当にありがとうございました。

ととさん

子供にもよるのだけど、排泄のことってたしかに繊細でほめすぎても返ってその後の失敗がプレッシャーになってしまうということもあるようです。

排泄の確立には心の発達段階もそうなのだけど、ほかにも全般的な生活経験や大人とのかかわりの経験などが基礎に必要なので排泄そのもの(いわゆるトイレットトレーニング)なんかをするよりも、そういった周りのことをいろいろやっていくことで、しかるべきときにできるようになっていくみたいです。

ただ幼稚園に入るのにできてないといけないとかだとちょっとあせってしまいますよね。
入るときには日中だけでもオムツが取れていなければならないというのならば、それはもうしょうがないですから入園の前くらいにはトイレットトレーニングをせざるをえないとしてもそれは必要なのだからかまわないと思います。
それまではいろいろな経験をしっかりとつませるといいでしょう。
そのもっとも基本はやっぱり親子で楽しい時間を持つという経験だと思います。

まあ、いろいろなことに手を出してあせってもいいことありません。
些細なことでもできることからやってけば大丈夫ですよ。

むかごんさん

>私も私なりに

↑それが一番いいんだと思います。
あせったり、出来ないことをくよくよしてもなんにもなりませんから、自分らしく自分のできることを自分のペースでやっていくのがたとえ遠回りのように見えても一番ですよ。

ありがとうございます

アドバイスをいただきありがとうございます。

つい最近、突然トイレに行くと子供から言いだし、トイレでおしっこをすることができました。といっても1回きりなので、まだまだ排泄の自立には時間がかかりそうですが…、でも偶然とはいえ数か月ぶりだったので嬉しかったです。

アドバイスをいただいたように、生活全般的な事も含めて色々な経験不足に思い当たることがあり、現在は色々な経験をさせるように心がけています(おかげさまで、プラスの関わりも多くなってきたと思います。)排泄の自立は、まず上記の事などを改善していけば結果は自然とついてくるという気持ちで余裕をもって待ちたいと思います。

以前は何事も自分でやりたがらなかった子供で(そうさせたのは私のせいだと気付いたのは最近ですが…)、ついつい私が手助けしすぎていたのですが、今は自分でやってみようという意欲を感じることができるようになりました。ごはんもほとんど興味がなかったのが、今はだいぶ食べてくれるようになりました。

こちらのブログで学んだことで子育てがよい方向へ向かっているのを感じます。(たくさんの育児書を持っていますが、こちらのブログが一番勉強になります。本当にこちらのブログにもっと早くに出会いたかったです)

これまでの育児を振り返り、子供は何も悪くないということ、そして子供を変えようとするのではなく、親が変わらなくてはいけないということを痛感しています。

また心が折れそうな時はご相談させていただくかもしれませんが、よろしくお願いします。
そして、本当にありがとうございます。
これからもブログを拝見して勉強させていただきたいのでよろしくお願いします。

ととさん

子供は大人の関わりですとか、それこそちょっとした気持ちの持ちようにすら敏感ですから、大人がアプローチを変えるだけで行動や様子が変わってくるというのはあることです。

そういうのがわかってきていい方に子供の姿を引き出すことが出来ると、子供との関わりが楽しくなりますね。
子育てはうまい下手よりもいかに子供とすごすことを楽しんでいるかどうかというのが、実はとても大きいようです。

どうぞこれからもお子さんとの生活を楽しんでいってください。
子供が親と一体化していて親に依存していたり、大変だったりするのって後から振り返ればほんのちょっとの間ですから、ほんと楽しんでおかないともったいないですよ~。

相談です

初めまして。2歳5ヶ月の娘を持つママです。育児に悩みこのように眠れない事が何度かあり、相談させて下さい。

娘は明るく活発で元気ないい子だと思います。でもたまに、ぐずりだすと、共感しても気持を変えようとしても抱っこでなだめても、所構わずひっくり返ったりしてないたり、延々と機嫌が治らない時があります。思いいれが強いのか、しつこい気質なのか…
この前も、スーパーで両手が重い荷物で塞がってる私に、泣き泣きずっと抱っこせがんだり、両手が塞がってるから今は無理なんだ、帰ったら抱っこするねと言っても、ひっくり返ったりする始末。
こんな時どうすればいいか悩んでいます。
後私は共感しても言い聞かせてもダメな時、お尻やほっぺを叩くなど手が出てしまいます。その度反省しますが、自分の感情が抑えきれなくなると手を出してしまいます。自分が情けなく虐待だとも思います。後からごめんねと娘に言いますが、最近娘がそれほど悪い事してないとき ママごめんねと言う事があります。娘は悪くないよ、ママの方がごめんねと言い そんな娘にしてしまったのかと思うと母親失格と思います。
娘には毎日大好きだよ~とか抱きしめて出来るだけ、自分が娘の事を愛してる事を伝えています。自分は母から充分愛されましたが、あまり言葉でそうされなかった気がしたので)子供には言葉でも沢山伝えてあげたいと思います。あとくすぐったりもしてますが、ダメ母なので毎回子供の欲求に付き合えずママ疲れたと放棄する時もあります。あと私が何でいけないか説明しながらダメだよと言葉を使い、娘もダメだよーとたまに使います。ダメという言葉よりしてはいけない事と教える方がいいでしょうか?

このような中で私達の親子関係は良好に築かれてるか、何か娘に心の影を作ってないか不安になります。 先生の言ってる過干渉も気になります。毎日愛を伝える事も過干渉になりますか?むしろ私はネグレクトかもしれませんが。

先生の記事を要所要所しかまだ読んでないので、この答えが前に書かれていたら該当する所を教えて下さい。
忙しい中返事を書かれて大変とおもいますが、時間のある時でいいのでお願いします。 長々とすみません

たまさん

たまさん、ずいぶんお悩みのことと思います。
まず伝えておきたいのは、けして叩いたりするのをすすめるわけではありませんが、ちょっとやそっと叩いたりしたくらいでは子供はすぐどうにかなってしまうというわけではないことです。
それ以上に親子の絆というのは強いものですから、これまで手がでたりしてしまったことでご自分をあまり責めないようにしてください。
ちょうど次の記事で「叩くこと」が止められなくなる、自分ではどうしようもなくなるということの心理的側面を書こうと思っていたところなのですが、そうしたくなくとも手がでてしまうことがあります、出来るならば無くしていきたいけれど、つい手がでてしまっても自分を責めるよりもどうしたらそうせずに済むかということに考えを持っていったほうがいいかと思います。


子供も親もひとそれぞれなのであんまり正確なことは言えません。個別的なアドバイスというよりもどちらかというと一般論です。なので参考までにどうぞ。

>心に影を作っていないか

↑つい手がでてしまっても一方で「大好きだよ」と伝えられているのならばそれほど深い傷になったりはしないようです。まだ2歳なので親を全面的に信頼している時期ですので、まだいまの段階では心が親から離れてしまうということはありませんが、だんだん心の発達が進むにつれてもなお頻繁に叩かれたりしているとやはり心理的な影響というのは今後強まってくる可能性がありますので、出来れば少しずつ改善していくといいでしょう。

たまさんはこうして現状に納得せずに悩んでいらっしゃるのだから必ずいまの状況から脱することができるはずです。
問題を全体で眺めているととても解決不能なように見えてしまうものですが、1つ1つ見ていけばちょっとずつでも良くしていく余地はたくさんあるはずです。

先ほど「心の影」はまだ大丈夫と述べましたが、いまはそのストレスや抑圧といったものを出せているから「影」にならずにすんでいられるわけです。

「出している」というのは、おそらく共感しても気分を変えても機嫌が直らないほどのぐずることもそのひとつだと思われます。

実際見ているわけではないので推測でしかありませんが、たぶん叩かれたりする反動としてそういったぐずりを出していると考えられます。
叩かれたりすることでたまる感情をそういった形でぶつけているのでしょう。

大人でももし身近な人に叩かれていて、それをその人に叩き返せない状況だとしたら、ほかの人に八つ当たりしたりお酒に溺れたりなんらかの方法でぶつけますよね。それと同じく子供もだすわけです。

出せているのはある意味いいのです。
これが出せなくなったらそれこそ心に鬱積して、あとあとまで尾を引く心の影になるでしょう。

しかし、そういった激しいぐずりをされることで親のほうにもストレスがたまってしまって、イライラしたり激しく怒ってしまったりして悪循環になってしまいますね。なのでこの悪循環をなくしていけるように考えていきましょう。

この悪循環を断ち切れる鍵は大人の側がもっているのです。
子供を変えることでこれをしようとしてもそれは無理なのです。
子供は必死に必要なものを求めているだけで、そのうまい求め方を子供は知らないので、大人をイライラさせたりする形ででてしまっています。

子供がそういった姿を出すのにはたいていなんらかの原因があります。
それはほんとにいろいろです。

生まれつき癇(かん=イライラする様子)が強い子というのもいます。
また過干渉や過保護でそういう姿がでてしまうこともあります。
注意・制止・ダメだしが多くなっている。
成長期(反抗期)であること。
親が常に不機嫌なために安心できず子ども自身情緒が安定できなくなっている。
放任・無関心も情緒の安定を欠かします。
場所見知り・人見知りが激しい。

などなどたくさんの原因となるものがあります。
もし思い当たることがあればそういったところをちょっとずつでもいいので変えていくと、結果的に子供の姿も変わってくるでしょう。


上で「親が不機嫌なため~」と言っていますが、子供は親の気持ちにとても敏感なのでそのときそのときの親の心持をも敏感に感じ取って、不安になりひいては感情を爆発させてぐずったりということがあります。

イライラしていたり不機嫌だったりはもちろんですが、「このこはまただだをこねて困らせるんじゃないかしら」なんていう親から子への気持ちも子供をそうすることがあります。

子供が泣いたらどうしようなどと考えているよりも、それ以前に子供の気持ちを安心させ安定させてしまったほうがずっと楽です。

スーパーでいつもぐずるならばスーパーへ行くまでの道で一緒に歌をうたったり、買い物中もたのしく会話したりすることでぜんぜん子供の気分は変わるかもしれませんよ。


また、もしかすると子育てを「○○させないようにしつけること」にしてしまっていないでしょうか。
この考え方で子育てをしていると、とにかく規制やダメだしが一日のなかでたくさんになってしまいます。
それは子供にとってとてもストレスフルな環境です。
そうなりますと、いろんなところでそのストレスを出さなくてはならなくなります。
ましてやいまは成長期の時期でもあるので、よりそれが激しくなります。
すると大人はイライラするし、さらにダメだしで押さえようとしてしまうのでさらに悪循環です。

>ダメだよーとたまに使います。ダメという言葉よりしてはいけない事と教える方がいいでしょうか?

「ダメ」も「してはいけない」も結局は同じです。
これらは禁止や否定であり、これが多くなってくると子供は「その行為をダメ」といわれているとはとらず「自分をダメ」と言われているととるようになってしまいます。
それは自己肯定感を低くしてしまい、そのなかで自分は肯定されているのか確かめずにはいられなくなり、ぐずりの増加を生むことがあります。

もし、ダメだしが多くなっているとしたらそれを減らす関わりをするといいです。
「ダメ」を言わずとも子供をきちんと育てることが出来ます。

この辺のことはブログのカテゴリー「心の育て方」や「叱らなくていい子育て」、「満たされた子供」「日本の子育て文化」などに詳しく書かれています。

制止や禁止、してはいけないことを教える のではなく、自分でどうすべきか考えるようにしてしまえばいいのです。子供は親の心に敏感で親の意に沿おうと常に思っているものですから、ことさら口に出したり教え込まずとも親が「それをしたら困るな」ということはしなくなります。

そのためには親と子の心が太くつながっている必要があります。

なので普段からの肯定や共感をしっかりとします。それにより親子の心のパイプは太くしっかりとするのでいちいち注意せずとも表情や「それは困るよ」と伝えるだけで従えるようになっていけます。
それを僕は「寄り添った関わり」と呼んでいます。

まずはダメだしを減らします。その一方で肯定や共感、一緒に楽しむ経験をたくさんにしていきます。
これを少しずつでもしていけば子供の姿は変わっていけると思います。

これまで「ダメ」といっていたところは「どうしたの?」と語りかけ気づかせるようにしていくといいです。
「ダメ」という言葉は「強い否定」の響きを持っているので、こどもからすると自己否定ととれるのでその言葉だけで子供の心はささくれだちやすくなってしまいます。

「どうしたの?」と語りかけ一拍おくことで、親も子も余裕を持って過ごすことが出来るかと思います。

あとはたまさん自身も自己否定しないことです。
親が自分自身を責めていたら、その雰囲気は子供に伝わり、子供の気持ちも鬱々としてしまいます。
そうなると不安になってしまうのでよけいネガティブな行動が増えてしまいます。

たまさんは毎日「大好きだよ~」と言えているのですから、きっとお子さんとの心のパイプも出来ているはずです。いい方向へ回りさえすればきっといろいろうまくいくはずですよ。
いまは2歳半で成長期ということもあって、反発したり強く自我を出したりすることもどうしても多くなってしまいます。
この辺のことは「魔の2歳児」のカテゴリに書いてありますが、それは決して親に対する反抗なのではなくて自我をだす練習期間です。また一時的なものでありある程度その自我の練習が満足いけば終わるものです。

ですから、そういう行動があってもあまり気に病まず、ああいまはこういう時期なんだな~と乗り切っていくといいかと思いますよ。




ありがとうございます。

お返事おりがとうございます。 丁寧に詳しく沢山書いてくださって本当にありがたいです。おとうちゃんの言っている、しからない育児・先回りした育児が実際よくわかりませんでした。 しからない育児・先回りをした育児を実践しても、それでもうまくいかない場合はどうすればいいのか?? それが私の頭にありました。 でもおとうちゃん先生のお返事を見て、そばにいないのに見透かされているかんじでした」(^^;) 

子供を変える事は出来ない、親が変わらないといけない。まさにその通りですね。私も子供を毎日たたいてる訳ではなく、本当に聞かない時だけですが、やっぱり感情に任せてしまったなとか必要以上にしてしまったと思う時があります。 それはしつけでも何でもなくて自我で、本当に反省するばかりです。 先回りした育児、私はそれを行動だけで見ていたみたいです。親の私も心も先回り、余裕をもった育児が必要なんですね。

娘最優先にしたいのに、やっぱり全てそう出来ず自我を優先したい時が
あります、そんな時最終的に力でそうさせるのではなく、日々の関わりあいでそうさせたいと思います。 子供と楽しめる時間をもっと増やしたり、散歩したり、ダメだよから困るに変えたり、今はまだ困るに娘は?なかん時ですが、時間をかけわかってもらおうと思います。

それと自己否定も。自己嫌悪 それはなかなか拭えないものでした。出産したらお世話でそれどころじゃなかったけど、最近 出てしまい。 子供がぐずってしまいました。 途中ですが、本当に親身になって返事を書いてくださってありがとうございます。こんなに相談に乗っていただける事は本当に助かります。 これからも色々参考にさせていただきます。
お勧めの絵本もこれからも色々教えてください。とんな絵本をえらんだらいいか分からないもので。

ちくわさん

ちくわさん=たまさん でいいのかな?

>見透かされていかんじ

というのはね、多くの人がそうだからなんですよ。
僕や僕の周りにいる人たちも同じようなところにつまずいたり悩んだりしてきたわけで、みんな同じなのよ。
ちくわさんだけじゃないからあんまり気にしないで大丈夫。

親だって人間だから疲れちゃうときとか、イライラしちゃうときもあるよね。それはそれでいいのよ。
出来ることからちょっとずつやってけばそれでなんとかなるもんだから。

絵本はたくさん紹介したいんだけど、なかなか時間がとれなくてあんまりできてないんですよ。
でも三浦太郎さんの『くっついた』はほんとにおすすめだよ。
究極の乳児絵本だと思う。
これをただ読むだけじゃなくていっしょに「くっついた~」のところで子供とほっぺをくっつけたりするとね。とっても心のつながる子になっていくよ。

よろしくお願いします

あけましておめでとうございます。以前もご相談させていただき、ありがとうございました。

今回も是非アドバイスをいただきたいことがあり、メールいたしました。

3歳2か月の娘についてですが、以前アドバイスいただいたようにプラスの関わりを大事にしていますが、なかなか生活習慣の自立がすすみません。

上着の着脱・ズボンを履く・靴下を履く・靴を履く・トイレの自立 主に以上がまだできずにいます。

叱ることなく、上記をうながしても「いや」「ママやって」と言い、手伝うから一緒にやろうと言っても嫌がります。お手本を見せながら私がやろうとしても嫌がったり、見ていなかったりです。 
自分でできたら「できたね」と褒めた途端「できてない!」と怒ります。

他の子ができている姿を見ても触発されず、上手くできなくてもいいからと言っても嫌がる一方です。(遊んでいたり何かに集中している時に誘ったりしていませんが・・)

トイレもトイレに座ることを相変わらず嫌がります。一度パンツを履かせておしっこをもらしたことがありましたが何も言ってくれず、不快を示すこともなかったです。

便座に慣れてくれるかなと、トイレに座ると褒めて、「おしっこでなくてもいいんだよ」と声掛けして、座ったことを褒めても、次に誘うとイヤの一点張りです。
トイレに誘うのも一日一回くらいです。(本当はプラスの関わりをして本人がトイレに意欲を示すのを待たないといけないのですが、幼稚園がオムツ禁止なので、少しトイレトレーニングみたいな関わりをしていますが・・・やめた方がいいでしょうか・・)

昨日便座に座ってくれましたが、1か月ぶりくらいに久しいです。お友達がトイレに行く姿を見せても無関心です。


どのように声掛け・促しをしたら本人がやろうという意欲を持ってくれるのか悩んでいます。この年齢になると過干渉・過保護に育ててしまったことを修復するのが難しいのでしょうか。

(ちなみに店内で手をつないで歩くことも難しく走りだしてしまいます。言い聞かせて止めますが・・。道路でも同様のことをしだしそうになるので困っています)

色々まとまりのない文章になってしまいましたが、アドバイスをよろしくお願いします。

ととさん

明けましておめでとうございます。

今回の相談のコメントもこれまでのコメントもなんども読み返してみました。
で、どうしても文章からではわからない部分があるの。そしてそこが大元の原因となっているのではないかと思われるのです。

それは

>叱ることなく、上記をうながしても「いや」「ママやって」と言い、手伝うから一緒にやろうと言っても嫌がります。お手本を見せながら私がやろうとしても嫌がったり、見ていなかったりです。 
自分でできたら「できたね」と褒めた途端「できてない!」と怒ります。

たとえばこの部分からもうかがわれるのだけど、ここにはなにか大きな「不満」があります。
子供自身がなにか納得していないような気持ち、が行動に現れているようです。
その原因がなんなのかコメントに書かれていることからだけでは僕からは窺い知れません。

「できたね」と認められたら、ふつはうれしいことです。そのまま考えたら「できてない」と怒る必要はありません。
しかしそうやって反発するには言葉通り受け取れなくするような「なにか」理由があるはずです。
そしてその原因は大人の関わりの中にあるはずです。

おそらくその「納得していない気持ち」「不満」のようなものの原因がわかって、そこを解決できることでいま成長が足踏みをしていることが解消されるのではないかと思います。

その原因にないかおもいあたりますか?
僕からは推察するしかないので、間違っていたり見当違いのことをいっていたら許して欲しいのだけど、これまでの知識や経験から思い当たるところを書いておきます。あくまで参考までにしてください。


いぜんのコメントでも過保護・過干渉に思い当たるところがあるとのことでしたが、その後過保護・過干渉にならないで関われるようになってきたでしょうか。

過保護・過干渉は子供の「心の成長」を阻む要因となるとともに、子供の心の中に「自分に自分のやり方でやらせてもらえない」「自分を信用してもらえない」という強い不満を持たせてしまうことがあります。(逆に不満にならないかわりに無気力を生むこともあります)
この、これまでもしくは現在も続いているのであれば、現在までの蓄積された「不満」ではないかという可能性が1つ。

もう1つは、「親が自分を全面肯定してくれないこと」に対する不満・反発ではないかという可能性があります。

例えば、着替えひとつにしても「ボタンはこうやってやるんだよ」と言われることは、「君ってボタンできないよねー。ダメじゃん。」という「否定」にとれてしまうのです。
もちろん、大人はそんなつもりがあって言っているのではありませんが、こどもによってはそうとれてしまいます。ましてや過保護・過干渉が大きかった子にとっては、そのギャップがあまりにも大きくてなかなかそれが強く感じられてしまう子がいます。

特に排泄などにおいては顕著にでます。
大人が口で座れたことを褒めたとしても、子供からは大人が本当は「自分から教えてトイレですることを望んでいるんだ」というのは見透かされています。
すると、大人の気持ちに敏感な子、頭が良くてどういうことか理解できている子ならば特に、大人が「できない(しない)自分に満足していない」ということがひしひしとわかります。
つまり自分が「肯定」されていないのだというふうにかんじられます。

他の子ができるのを見せつけるなんていうのも、「あの子はできているのに君できていないね~。ダメじゃん」と言われるのに等しいわけです。


小さな子供の心のメカニズムからいうと、「大人は自分の現状に満足してくれていないようだ。じゃあがんばって早く次の段階にすすんで褒めてもらおう」とはあまり考えないことのほうが多いようです。
むしろ、「条件つきの褒め言葉なんかいらない~。いまのままでも無条件に自分を認めてくれないならテコでも進むもんか~」ということのが多いです。

だから、子供に「○○出来るようにさせてやろう」といった大人の一方的な目論見をもったアプローチというのはあまりうまくいきません。むしろ子供の反感を買います。もしくは不満をためてしまいます。

もし、こういったものが原因となっているのであれば、「できること」を目指すのではなく、共感や一緒に純粋に楽しんだりすることで「子供の無条件な全面的な肯定」というのを積み重ねていくことで、子供は次の段階へ進もうとする心の成長を得られると思われます。

もちろん過保護・過干渉をしていてはなかなか進めませんからそれも気をつけたほうがいいです。

過保護・過干渉については詳しくはカテゴリーにある過去記事にありますが、過保護・過干渉をしないというのは「突き放す」という意味ではありません。

なんでも大人が囲ってしまうところを、できるところは見守りながら取り組ませてみることです。
またそのときうまくできるように教え込む必要はありません。それは結局余計な干渉つまり過干渉になってしまいます。できるできないは関係なく子供の行動を見守ってあげるわけです。

大人からみればうまくできていなくても自分でできたもの・やったことには達成感があります。それを認めてあげればそれがそのまま次やほかのことへのモチベーションとなっていきます。


ときにはできそうなことでも「できない~」と言うことや、やろうとしないこともあるでしょう。
そういうとき、大人が不承不承手伝ったり、小言をいいながらや不満な様子で手伝っていては、子供は満足できません。なぜならそれは大人に自分を受け止めて欲しいという一種のサインだったからです。
手伝うのならば気持ちよく手伝うというのは、とても大切なことです。

過保護・過干渉になってしまう人の中には少なからずあるのですが、大人からすると一日中ヘトヘトになるまで子供の相手をしてきたつもりなのに、大人が気持ちよく受け止めてくれていないので当の子供からするとちっとも満足できる関わりでないということがあります。



また、「素直に甘えがだせるかどうか」というのも大きなポイントです。
どうでしょうか?
子供は素直に甘えをだしていますか?また、出した時に上のように不承不承でなく、できるときは気持ちよく受け止められていますでしょうか?


これも「全面的な肯定」においてとても重要なことです。
もし、今現在素直に甘えが出せていないようであれば、「先回りした心地よい関わり」などを重ねていくことで、自分から素直に甘えの出せる子にしたほうがよいかと思います。
だせているのであれば、できるだけ気持ちよく受け止めてたくさん一緒に楽しむということをするといいでしょう。


まずなすべきことは「○○できるようにすること」ではなくて、とにかく様々な場面を通して「○○ができるあなたではなくて、あなたそのものが好きなんだよ~」「ありのままのあなたでいいんだよ~」というメッセージを伝えることではないかと思います。
だから一旦「○○を覚えさせる」というのはキレイさっぱりおいておいたほうがいいと思う。ましてやトイレットトレーニングなんてもってのほかです。


それに納得できて、満足しさえすればいまできないこと(しようとしないこと)などはたちどころに出来ることでしょう。

「肯定」を積み重なていれば、だんだんと素直な笑顔や、素直な言葉、素直な甘えがでてきます。
それを目指してみるのがいいように思います。

ただこの4月に幼稚園入園ということであれば、焦ってしまう気持ちはわかるけれども、僕としては積み重ねで子供を育てる方法しかしらないので、できるようになってほしいことを効率良く仕込む方法みたいのは教えられません。

ただ原因がこの通りであるとするならば、遠回りのようにみえても「全面肯定」を積み重ねていくことが結局は近道ではないかと思われます。


以上が、推測で僕が一番可能性があるのでないかとおもったところです。
もし、見当違いであると思われるならばスルーしてください。

ありがとうございます

早々にお返事いただき本当にありがとうございます。

提供した情報が少ない中、色々思案してご回答して頂けたことが嬉しかったです。保育士おとーちゃんの見解を拝見して、思い当たる節がありました。


>「親が自分を全面肯定してくれないこと」に対する不満・反発ではないかという可能性があります。
例えば、着替えひとつにしても「ボタンはこうやってやるんだよ」と言われることは、「君ってボタンできないよねー。ダメじゃん。」という「否定」にとれてしまうのです。


特に上記に当てはまっているかもしれません・・・。

よく以下のようなやりとりをしています。

 子どもがパジャマのボタンを留めようとしている
 子「あれ!できない!どうしたらいいの!」 と怒って泣き出す
 私「そっかー。ママと一緒にやってみようか」手を出して教えようとする
 子「いや!ママやって!私しない!」
 私「そっかーじゃあ、ママやるね」とボタンを留めてあげる(不満げでは                               なく普通に告げる)

又は、子どもが、できないと泣き出した後、
 
 私「ちょっと難しいね。ママと一緒にやろうか」手を出してボタン留めを                                  少し手伝う
 私「それじゃあ、○○ちゃんもママを手伝って、このボタンあと少し引っ   張ってくれる?」
 子「いや!ママやって!!」
 私「じゃあ、ママやるよ」全部ボタンを留める

ほとんどが上記の2通りのパターンで、子どもが一緒にやると言ってくれることはまれにしかありません。

怒りだしたらすぐに手伝ってあげると言う対応がいけなかったかなと思いました。(こういう時は、手伝ってと言われるまで何も言わずに見守ってあげた方がいいのでしょうか?)


そして、

>特に排泄などにおいては顕著にでます。 ・・・・

上記も、同年代の子どもがトイレに行く姿に刺激をうけてくれればと思っていたのですが逆効果だったのですね・・。

過保護・過干渉でなくプラスの関わりができているかもう一度見直してみます。(トイレに誘うことは止めます)


あと教えていただきたいのですが、
誘う声掛け(トイレ一緒にいこうか?・ズボン自分で履いてみる?等)をした時に、子どもが嫌がったら「そっかー」と平静な感じで、それ以上勧めずに私は引いていたのですが、この声掛けもはやり過干渉になってしまうで合っていますか?

ズボンを自分で履いてみるかを尋ねずに、私が履かせようとすることも過干渉になってしまうのではと思っていたのですが、どのように対応したらいいでしょうか?

子どもの前にズボンを置いて子どもがアクションを起こすまで待つのでしょうか?

ズボンをなかなか履きたがらないのですが(私がしようとしても、又、子どもにやってみる?と言っても)、以前はズボンを履こうかと声掛けして、イヤと言われたら、待ってるねと伝えて、ひたすら待つという風にしていましたが、どうでしょうか?
それでも何時間待っても嫌がって履かない時に「履かないと風邪ひくよ!」と無理やり履かせてしまったのですが、どう対応すればよかったのでしょうか?(待っている間にもプラスの関わりをして遊んだりしていたのですが・・もっと日常のプラスの関わりが足りなかったのかな・・。この時は、明るいトーンで履かせてあげたかったのですがついイライラしてしまいました。)


あと、褒め方なのですが、子どもが何かを自分でできた時に「すごいね~自分でできたの~ママ嬉しい!」と言ってほっぺにキスしたり、抱きしめたりすることが多いのですが、それも裏を返せば、何かできない子どもは認めていないと 子どもに受け止められる可能性があるということでしょうか? 「できてよかったね」とサラリと言う対応の方がいいのでしょうか?「えらいね」という言葉もよく使うのですが、あまり良くないでしょうか?ついついできたことが嬉しくて大げさな対応になっているのですが・・・。


>ときにはできそうなことでも「できない~」と言うことや、やろうとしないこともあるでしょう。 ・・・・

子どもが靴のベルトをはずす、スプーンですくうなど、日ごろできていることでも、やってと言われたら全てしてあげてもいいのでしょうか?
自分でできることまで、言われるがままに全てをやっていると甘やかしになり、自分の要求が通らない場面に合った時にカンシャクを起こしてしまうのではと思っていたのですが、そうではないのでしょうか?


>また、「素直に甘えがだせるかどうか」というのも大きなポイントです。

抱っこをせがんだり、甘えは出せていると思っているのですが、ただ、おっぱいの要求も多いのが大丈夫か心配です・・。日頃、十分甘えられていないから、おっぱいから離れられていないのでしょうか?


>まずなすべきことは「○○できるようにすること」ではなくて、とにかく様々な場面を通して「○○ができるあなたではなくて、あなたそのものが好きなんだよ~」「ありのままのあなたでいいんだよ~」というメッセージを伝えることではないかと思います。

日頃から(無条件で)子どもに大好きとよく言っています~これからも続けます。子どもも笑顔をよく見せてくれます。



とても長文になってしまいすみません。
今後の為に、保育士おとーちゃんさんから色々勉強をさせていただきたいので、ご多忙な中とは思いますが、再度、アドバイスを頂けると嬉しいです・・すみませんがどうぞよろしくお願いいたします。

ととさん

質問されていることがいくつかあるので上から順番にいきますね。

まず

>誘う声掛け(トイレ一緒にいこうか?・ズボン自分で履いてみる?等)をした時に、子どもが嫌がったら「そっかー」と平静な感じで、それ以上勧めずに私は引いていた

これは「過干渉」にはあたらないと思います。
こんなとき、「でもあなたさっきいってからずいぶんたってるでしょ。今のうちいっときないさい」とか「でないっていってもいつも出るんだからいったほうがいいでしょ」なんていいながら無理やりつれていっているようだと過干渉になりますね。


>ズボンを自分で履いてみるかを尋ねずに、私が履かせようとすることも過干渉になってしまうのではと思っていたのですが、どのように対応したらいいでしょうか?
子どもの前にズボンを置いて子どもがアクションを起こすまで待つのでしょうか?

子供の状況にもよるのだけど、基本はその子にとってできることはまずやらせてみることが大切だから、まずは
置いておいて見守る。できないorやらないというのであれば手伝うというのでいいと思います。

見守るというのはまあ待つということではあるのだけど、何時間も待つというのだと別の影響がでてきてしまいます。
着替えというのは生活の一部であり、日々することですので生活習慣として確立する必要があります。
なので待つといっても自ずと限度があるわけです。
それを超えて待つというのは、本当の意味で「見守られて」待ってもらっているわけではありません。
生活習慣の確立よりも、「子供のいいなり」になるということ」が確立してしまいます。

よしんばズボンをはかないでいいとわりきって、親の方もなんにも気にせずあっけらかんと過ごしているのならば、子供にプレッシャーをかけることもないかもしれませんが、多くの人は子供の言うがままにしている間、平然としているわけでなくて「もう、なんでこの子はやってくれないのかしら」などとネガティブな気持ちですごしてしまいます。
そして子供はその気持ちに気づいています。

その数時間のあいだ大人も子供も円満な気持ちではいられないわけです。子供からすればその間、肯定されてないということを感じているでしょう。

そんな気持ちに数時間もいるくらいならば、泣こうが喚こうがその着替えるべき時に着替えさせてしまって、その後気持ちよく遊びの相手をするなどして過ごしたほうがずっといいわけです。

これが、メリハリのある関わりであり、大人の毅然とした態度であるわけです。

これなくして親が「いいなり」でいてしまうと、子供は自己主張の引き際など経験的に学ぶことができず、人との様々な関わりにおいて混乱します。


>あと、褒め方なのですが、子どもが何かを自分でできた時に「すごいね~自分でできたの~ママ嬉しい!」と言ってほっぺにキスしたり、抱きしめたりすることが多いのですが、それも裏を返せば、何かできない子どもは認めていないと 子どもに受け止められる可能性があるということでしょうか? 「できてよかったね」とサラリと言う対応の方がいいのでしょうか?「えらいね」という言葉もよく使うのですが、あまり良くないでしょうか?ついついできたことが嬉しくて大げさな対応になっているのですが・・・。

褒め方は場合にもよりけりなのですが、あえて気をつけるべきところといえば、オーバー褒めるのは悪いことではないのだけど、あんまり極端すぎてもよくないこともあるようです。

例えば子供が10の達成感をもっているときに、大人がそれに見合った10の褒め方をして、子供自信1の達成感しかもっていないときにも10の褒められ方では、子供からすると「あれっ?」と思うわけです。
なので空虚な褒め方にならないように気をつけるのもときにより必要なようです。


>自分でできることまで、言われるがままに全てをやっていると甘やかしになり、自分の要求が通らない場面に合った時にカンシャクを起こしてしまうのではと思っていたのですが、そうではないのでしょうか?

↑これは確かにそうです。本当ならばなんでも手伝う必要はないわけですが、これはこの前の返信に対する疑問だと思うのですが、これまでそういった対応をおそらくしてきた上でなおかつ現状でもやろうとしないということだと思われたので、「親が自分を全面肯定してくれないことに対する不満・反発」があってそうしないのではないだろうかと推測されたので、それに対する対応として一定期間(どのぐらいかは子供の様子によりけり)やらせるとか「できないあなたを否定しない、その現状も気持ちよく受け入れる」という解決策としてあげたわけです。

ある程度これをして、これにより自己肯定感を獲得でき、いま「やらない」といっている気持ちの部分をクリアできれば、その後こういったゴネ・反発がなくなるのではないかと思われたためです。

ただ多くの部分を推論にたよっての可能性の話なので、ととさんのケースに適切でないと思われるのならば、取捨選択してください。


>日頃、十分甘えられていないから、おっぱいから離れられていないのでしょうか?

卒乳に関しては心の自立と密接な関係があります。
心の発達段階が、あるところまでいけば自然に離れることができます。

前回よりご相談のこの件がクリアできれば、そちらも同時にできるようになると思われます。



子供と接するとき、大人の気持ちのあり方というのは目に見えないですが、実はとても大きな違いをもたらします。
とても上手に子供と接することのできるベテラン保育士がいて、子供と対応するときに新人保育士がそのベテランとまったく同じ状況でまったく同じ言葉がけをしたとしても、全然子供に伝わらない・響かないということがよくあります。


なにが違うかと言えば、その新人の気持ちのありようがベテランとは全く違っていることを子供に感じ取られているからです。

ベテランが自信を持って余計なことを考えずに、伝えるべきことを伝えている時に、新人は「これを聞いてくれなかったらどうしよう」とか「前回も伝えても聞いてくれなかったわ」「いつもこうだしいっても無駄かしら」「ほかの人なら聞くのに私じゃだめなのよね」などといったこと考えてしまいます。

他にも先回りして子供の行動の予防線をはったりする気持ちがでていたり、大人がそういった気持ちでいると目の前の子供の心に響く関わりができにくくなってしまいます。

なので先に挙げた「メリハリのある関わりであり、大人の毅然とした態度」が大切になってきます。
する関わりは同じでも大人の側の気持ちの強さとでもいうものが必要なわけです。


関わりがありそうかなというところを推測であげていますので、ご自分で必要と思われることを取捨選択してアプローチしてみてください。




ありがとうございます

こんばんは、ご回答ありがとうございます。

子どもへの対応で、私自身これでいいという確信がもてない所があって、対応の仕方が悪い意味でその時々で違っていたと思います。きっと子どもも混乱していたと思います。

ご回答いただいた内容がとても心に響きました、疑問がスッキリしました。
これまで読んだ育児書では書かれていない子どもの心の部分も丁寧に教えていただいたことで、子どもに対する対応や態度を改めて見直すことができました。
自分が予防線をはっていたり、これを言ってもまたスルーされるだろうなといったマイナス感情を持って声掛けしていたことなど思い当たる所も多々ありました。
子どもが周囲よりも自立が全般的にとても遅れていることに対して自分を責めて落ち込み、イライラする日々がありましたが、今はがんばっていけそうです。

夫婦で、保育士おとーちゃんさんから勉強させてもらったことを共有して、また新たな気持ちで子どもと向き合っていきたいです。

長文の質問にお時間をさいていただいたこと、ありがたく、そして申し訳なく思っています。

本当にありがとうございます。

今後もブログを拝見させていただくのを楽しみにしています。
(最後に、以前にもいくつか育児のおすすめの本を紹介されていましたが、もし、他にも保育士さんの専門書でも構いませんので、おすすめ本がありましたら、またブログで紹介していただけると嬉しいです。)

今年も保育士おとーちゃんさんにとって良い年になりますように・・・。

ほんとに難しいですね

こんばんは。以前、おもちゃのところで相談させていただいたものです。

私も、少し前まではイライラしてばかりの子育てにはまっていました。自分でもイライラしたくない、怒りたくないと思っているのに、息子の「イヤ」が出ると、反射的にイライラしてしまうので良い関わりが出来なくなってしまうという悪循環に陥っていました。おとーちゃんのブログに書かれている「全面肯定」をしてあげたいと思っているのに、実際は全然できないし、どうやったら良いのか、全然分かりませんでした。

ただイライラするだけでなく、怒鳴るなどひどく怒ったりすることもありました。一度は子供の前で、主人とひどい喧嘩をしてしまったことがあり、そのあとくらいから、息子が私のイライラにとても過敏になってしまいました。特に怒った言葉を出さなくても、「はー」とため息をついただけで、「ごめんなさい」といってくるようになってしまいました。

その時は、本当に悲しかったです。何は無くても、満たされた子になって欲しいと思っていたのに、まるで反対の方向に行ってしまっていると思いました。それでもイライラはやめられませんでした。なるべくイライラを出さないようにと努力はするのですが、やはりその空気は感じるらしく、「ごめんなさい」と言われては、「怒ってないよ、ごめんね」といって抱きしめるの繰り返しでした。

それを少し抜け出せるようになったキッカケは、小さいときの自分と向き合うことでした。私は満たされない子供だったので、自己肯定感のとても低いタイプです。そのことは、おとーちゃんのブログを読み始めてすぐに気がついていたのですが、もう1つ「自分は生まれてこなければ良かった」と強く思っていたことを思い出しました。たぶん小学生くらいから20代前半でクリスチャンになるまで、本当に強く思っていました。クリスチャンになって初めて、私の命には意味がある。生まれてきてよかったと思えるようになり、徐々にそのことを忘れていきました。

なぜ「生まれてこなければよかった」と思うようになったか、はっきりは分かりません。母は愛情の深い人だと思いますが、4人兄妹で自営業がとても忙しかったので、そこまで手が掛けられなかったのかもしれないし、私がいわゆる「入れ物の大きいタイプ」だったのかもしれません。だから、そのことで母を恨んだことはありませんし、逆に、あれほど忙しかったのに、よくしてくれたと感謝するほどです。父は家庭をかえり見ない人だったので、大嫌いだったときもありますが、今はそのことも許せるようになりました。

しかし、そのことを思い出すと、不思議となつかしく、どうして今まで思い出さなかったのかとさえ思いました。そして同時に、子供のころの自分を愛おしく感じました。あのときの自分に帰って、自分を慰めてあげたい。寂しい気持ちを満たしてあげたいと思いました。そして子供のころも今も全て含めて、まず自分自身を全面肯定することにしました。

今までは、「イライラしてばかりで、ほんとダメな母だな」とか「息子は自分のようにはなって欲しくない」とか、そんなことばかり思っていました。でも、子供にとっては、どんな母であっても最高の母なんだと気がつきました。そして、一番大切なのは私の子育てがどうとかより、子供をとても可愛く、大切に思っていることであり、それを子供に伝えてあげることなんだと思いました。すると、自然と良い関わりが増えていき、イライラしなくなったり、なにか出来くても子供を肯定してあげられるようになりました。

自分だって、子育てがうまくいかない、出来ないと思っているのに、自分は息子の「出来ない」にイライラしている。自分も出来ないことを否定されたらすごくイヤなのに、子供に対しては否定的な態度をとっていたと気づかされました。息子には本当に悪いことをしたなと思います。

それでも、イライラが全く無くなったわけでなく、心の根深さを思わされる日々ですが、やっと笑顔が増えてきたなと感じる日々を送っています。もともと自己肯定感の低い人なので、すぐに前の自分が出てきたりと行ったりきたりですが、これからも、徐々に自分と息子を肯定していくことを増やしていきたいと思っています。

自分の事を長々と書いてしまいすみません。不適切と思ったら、削除してくださってかまいません。読んでくださってありがとうございます。返信は不要です。


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楽しく無理のない子育てを広めたいと2009年ブログ開設。多くの方の応援があって著作の出版や講演活動をするようになりました。 現在は、子育て講演や保育士セミナーの他、『たまひよ』や『AERA with Baby 』等の子育て雑誌の監修やコラム執筆。『ジョブデポ保育士』の監修や育児相談などをいたしております。

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