どんな絵本が名作だろう? Vol.2 - 2012.12.10 Mon
やはりみなさんが教えてくれた本、どれもいまだに色あせてない名作ばかりですよね。
新しい絵本にも良いものはたくさんあるけど、やはり昔から読み継がれ、語り継がれてきたお話にはなにか特別なものがあるようです。
大勢の人が読み、年月が過ぎても色あせないものは、ただ話がおもしろいというだけではないなにかがあります。
何十年も前から売れ続けている本もあるし、昔話などはそれこそ何百年も前から語り継がれているものがたくさんありますが、そういうものには、それがなんなのかしかとはわからないが、人の心に直接ひびくなにかがあるようです。
そういった本やお話に、子供の時に触れる経験をもつことは、これもそれがなにかしかとはわからないのだけど、大切なことなのでしょうね。
僕の思い出に残っている唯一の本である『やさしいライオン』には、実は半分は複雑な思いが入っているのです。
仕事が忙しかったり、それでイライラしていることが多かったり、もともとドライな関わり方の多かった母親に対して、本当はやさしい母親の姿をあの物語の中で追い求めていたのと、主人公の子供のライオンのさみしさと自分を重ね合わせていたようなとこころがあって、それであの一冊だけが特別に印象に残っているようです。
なので、あの絵本を見るたびに懐かしいような、その頃のさみしい気持ちが蘇ってくるような、複雑な心持ちがします。
まあ、そういうことができたのも、もともとのお話や絵が良いものだったからこそなのでしょうね。
● COMMENT ●
しょくぱんまん
偶然にも先日、夫の祖母の家で同タイトルの絵本を見つけ、息子にも読んであげてます。
元々、やなせさんが書いていたあんぱんまんやしょくぱんまんは、悪者を倒すのではなく弱い者を助けてあげるためのヒーローなんですね。
アニメのアンパンマンは、ばいきんまんを倒して、めでたしめでたしという話ばかりなのであまり面白くないなぁと思うんですが、やなせさんの書いたものは表情が可愛く、話の展開もユーモラスでけっこう好きです。(中には勧善懲悪ものの話もありますが。)
参考にさせていただいております。
絵本についてですが、
最近、息子にもおとーちゃんさんのおすすめ絵本の、なーらんだと、くっついた購入し、息子に読んであげています。
初めての絵本なのですが、
絵本を読んでいる最中、触りたくて触りたくて仕方ない様子で、座っていられずすぐに立ち上がり触ろうとしたり、めくろうとしたり。
けど、ママが読んでるときはママがめくるからね、
とか、どっかいっちゃった時は待ってあげて続き読んでいーかい?ときいたりしています。
そして読みおわったあとわ、絵本触りたくて触りたくて仕方ないみたいで、
しまうと大泣きです、私がもういっかい読む?ってきいて、
息子が返事したら読みますが、やはり触りたい様子で、絵本自体に興味をもっているのでどうしていいかわかりません。
以前に童謡の音楽がなる絵本を買っておもちゃにしていたからなのか、
すごく遊びたがるんです。
私は、絵本わ、ママが聞かせてあげるものなんだよーとか、おもちゃじゃないからねとか、言ったりしていますが全然聞いてくれません。
絵本を読ませてあげたいのに、私にとっても子供にとってもストレスにならないか心配です。
絵本を読んで、触らせずにしまうと泣いて、言い聞かせしていると息子も絵本嫌いになっちゃいますかね?
普段から、おもちゃなど目移りしつて長い間一人で遊べません。
このブログを読んで、音や、光の出るおもちゃをなくしてシンプルなものにしましたが、やはり今までの刺激のあるおもちゃの影響もあるのでしょうか。
きっと中途半端な対応わだめだと思い、絵本では遊ばせていません。
どうゆうふうに、読み聞かせの後絵本を片付ければいいのでしょうか。
いいアドバイスがあればよろしくお願いします。
息子は一歳なったばっかりです。
もうすぐ三歳の息子と毎日絵本を楽しんでいます。
私自身、本が大好きで早期教育などより絵本をたくさん読んであげる方がよっぽど生きる力が身に付くと思っていて
首も座らないうちから毎日読み聞かせてきたので彼にとって絵本はすっかり生活の一部のようです。
それにしても、日頃から絵本に親しんでいる子どもの姿ってとても可愛いですよね。
ふとした日常で絵本のフレーズが口から出てきたり、散歩すれば犬や猫やお花やアリさんにまで挨拶を交わしたり…
絵本がこの子をより可愛い子に育ててくれたんだなぁと実感する場面がたくさんあります(^-^)
絵本を読むとイライラしている時でもいつの間にか優しい声になって読んでいる私の方が癒されることもたくさんあり、私の子育てには絵本は絶対欠かせない存在です。
なつかしい絵本
4歳の息子と2歳の娘がおり、2人とも0歳から保育園にお世話になっています。子育てのこと、保育園のこと、おもちゃや絵本も、いつも参考にさせていただいています。
私自身はあまり絵本がない環境で育ち、もっと読みたかった!と感じていたため、子供たちにはたくさんの絵本を与えタップリ読み聞かせているつもりです。子供のためでもあり、私が子供時代をやり直しているような、不思議な癒しでもあります。
今回の記事で小学校低学年のころ何度も繰り返し図書室で借りた本があったなぁ、と思い出しました。調べてみると廃刊になっていたのですが…当時の自分が何に惹かれたのか知りたくなり、中古品をネットで買ってしまいました。
「とうげのおおかみ(作・今西祐行、絵・鈴木義治)」という本です。
昔話によくある動物の恩返しに泥棒とおばあさんのお話が融合したもので、今読んでもドキドキしたり安心したり、やはり好きな話でした。私は歌舞伎が好きなのですが、世話物のひとつとして、舞台になりそうだなぁと妄想してしまいました。
小学校1〜2年向きだそうなので、わたくんにオススメです…って言っても廃刊なんですけど(泪)
読んであげるのはもう少し先になりそうですが、自分の好きだった本に子供たちがどんな反応をするか楽しみです。
おとーちゃんさん、思い出すきっかけをありがとうございました。
絵本♪
小2の娘ですが、絵本が好きです。
周りの子は字の多い本を読み始めていますが、絵本です♪
「もりのかくれんぼう」
「なぞなぞえほん1~3のまき」
「ちりとちりり」
今のお気に入りのようです。
2~4歳の頃は
「ノンタン」シリーズでした。
幼稚園の頃になると「11ぴきのねこ」シリーズをよく借りて来ていました。
絵本は大人も子供も一緒に楽しめていいですね♪
おとーちゃんのブログに出逢ってから日々の子育てが楽しみになってきました!
最近子ども達の自殺が多くて自分の子供がそうなったらと心配です…そこで1歳のうちから生き抜く強さを身につけていきたいと思っているのですけど…何かいい方法はないでしょうか?
ピアットさん
僕もそんな感じでピリピリした母に育てられましたが、今はむしろそれを乗り越えたかたちで我が子にも園でみる子供たちにもおおらかに、子供たち自身もくつろいでいられるように関わることができ、それが実感できるので苦しいというよりも、むしろ子供時代辛かった自分の心も癒されるような気もします。
ただ、ときに自分の親がしていたような関わりや感情が、顔をだすことがあってそういうときは自己嫌悪になることもありましたが。
とかちさん
やなせさん自身はああなってしまったのを見てどう思ったのだろう。
莫大なお金が入ってくるので気にしないのだろうか。
子供時代やなせさんの暖かい絵本を読んで育ってきたので、なんとも切ない気持ちがします。
ayuさん
そういったときは、臨機応変に一度読んだあとで「はい、どーぞ」と絵本を渡しています。
それで乱暴にあつかったり、かじっていたりするのだったら、「そういうふうにしたら困る」と伝えます。
そういったことも経験になっていくでしょう。
そして、だんだんと適切な本との付き合い方というのを身につけていけばよいのです。
遊びに関しては、まだこの年齢ではひとつひとつの遊びの持続時間は、長くないことも普通です。
特に刺激のあるものに慣れてしまった子はそうなりやすいです。
しかし遊具ひとつひとつの長さで考えずに、遊びのトータルの時間で考えればよいのです。
ひとつのものでは短くとも、また次の遊びを見つけてそれを遊べるようにしていけば、やがては成長と共にひとつのものに集中して遊べる時間もだんだんと長くなっていきます。
そのためには、遊具や遊べる環境をちょっとずつ整えていってあげるといいでしょう。
Re: タイトルなし
あんまり神経質に「自殺をしないために」とするべきではありませんが、小さいうちにできることといえば「自己肯定感」を持たせることと、親子間の「信頼関係」をしっかりと築いていくことが大切ではないかと思います。
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おとーちゃんさん、幼い頃に淋しい思いをされたんですね。そんな中、保育士になられた経緯をお聞きしたいな、なんて思いました。
私は、いつもピリピリしていた母の顔色をうかがって育ったため、子どもを育てる気持ちになかなかなれず、30代半ばでやっと息子を産みました。
子育ての中、幼い頃の苦しい気持ちが蘇って辛い思いも沢山しました。今は娘も生まれ、少しずつ図太くたくましくなれましたが、幼い頃の苦しい思いはなかなか昇華できずにいます。おとーちゃんさんは、保育士として沢山の子どもたちに接して、ご自身の気持ちが苦しくなったりはなさらないですか。
話題が絵本とずれてしまってごめんなさい。