女性蔑視と子育て - 2018.04.24 Tue
世界的にもme tooの機運からセクハラに本気で取り組む時代になっていますが、この問題が前進することで結果的に子育てが多くの人にとって「いいもの」となる方向に行くことでしょう。
そして、このことはさらに男性にとっても生きやすい世の中になるであろうことも同時に感じます。
例えば、いま男性も就労の中で、ものすごい苦労を強いられていますよね。
家族と一緒に夕食をとるといったことすらままならないまま、働いている人も少なくない世の中です。
これ、本当に「当たり前」とか「しょうがない」問題なのでしょうか。
ここには無自覚に「男性だからさまざまなものを犠牲にしてまで働くのは当たり前だ」といった空気がないでしょうか。
これは、性差を強調した結果、そういった考え方が導き出されているわけです。
これと対になっているのが
「女性だから○○」
という性差によるレッテル貼りです。
女性に対する、レッテル貼りがなくなれば、男性に対するレッテル貼りも減る道理なのです。
だから、セクハラの問題、女性蔑視の問題は男性にとっても他人事ではありません。
年配の男性などは、「女性の権利が拡大することは、男性の既得権が失われること」といった狭量な理解をしている人も多いようです。
しかし、実際は違います。
女性が生きやすい社会は、男性にとっても生きやすい社会なのです。
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● COMMENT ●
息子はまだ3歳で色々と悩みもつきませんが、同じマンションに住む女の子が春から中学生になりました。以前から息子を可愛がってくれて、どこで会ってもニコニコと挨拶をしてくれてとてもしっかりした可愛い女の子です。
中学生になったのでスマホを買ったそうですが(周りの子も、みんな持っているそうです。)
さっそくLINEで嫌な気持ちになる事があった様で泣いていたみたいです。(不快になる内容のチェーンメールが来たり、クラスの子の写真が出回ったりしていたそうです。)
女の子のお母さんも、持たせてよかったんだか。。と頭を悩ませていました。
また別の知り合いの中学生の女の子ですが、
常にスマホを肌身離さず持っているそうです。何故かというと、友達がSNSをアップしたらすぐにいいね!を押さないといじめられてしまうそうです。。
今の子達はLINEやSNSがある分、私の時代よりずっと大変なんだな。。息子もいずれはスマホを持つのか。。と思うとちょっと怖くなってしまいました。
おとーちゃんの息子さんも中学生になり、周りの子がスマホを持ち始める(すでに持っている?)年頃だと思いますが、おとーちゃんの家庭ではスマホはどのような方針でいくのかな。。と気になりました。
いつかおとーちゃんのスマホに対する考えや方針を聞かせていただきたいです。
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本当にそうだと思います。夫も2週間休みなしで働いてます。子どもが幼稚園に行きだし、不安定になってるところで、私もその対応でしんどい→夫も働きづめでしんどい→頼れないし、でも頼りたい→ストレスがたまり、、負のループです。
夫は家族(妻、子ども)の生活ために働いてるのに、一緒に生活してるのか?というようなライフスタイル。子どもの寝顔しか会えない夫はなんの為に働くのかなぁとつぶやいてました。今の社会日皆がツラいですね。